谷川岳(初心者登山43座目・その2)

2018.12.16(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 21
休憩時間
49
距離
6.2 km
のぼり / くだり
845 / 842 m

活動詳細

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2日目 朝6時半起き、若干の二日酔いを感じながら朝風呂を頂き、運ばれてきた朝食を食べる。量も多くガッツり系。8時半頃チェックアウト、従業員総出でお見送りして頂き感無量。また泊まりたい。 9時頃にロープウェイ駅に到着。昨日から一転、穏やかな天気。チケット売り場は長蛇の列。チケットを買ってロビーで身支度を整え出発。ロープウェイも通常運転でサクッと天神平に到着。 昨日より雪は増えていると思ったが、トレースはしっかりしていて各段に歩き易い、先行者に感謝。 ゲレンデからの急登をサクッと上がり天神尾根へ出る。天気が良く360°絶景。そこから一旦下り、長いトラバースを経て熊穴沢避難小屋に到着。ここから先、山頂まではずっと急登なので、小屋の中で行動食をつまみながら一息。 10分ほど休憩して出発。急登が続くが、登山渋滞でノロノロと登るしかなく、登山道も雪で埋まって好きな歩幅で登れて楽チン。 ちょうど熊穴沢の小屋から山頂までの半分ちょいの天狗の留まり場がタイミング良く空いたので、岩のてっぺんに腰掛けて休憩。写真撮りまくり。 そこから肩の小屋まで一気に登る。しかし、山頂に近づくにつれ風が強くなり、肩の小屋に着く頃には爆風。寒い。小屋回りの人工物に付着した雪が爆風に曝されてできた芸術品の数々に見入る。ここでランチにするが、相方様は朝いっぱい食べたからおなかは減っていないとの事。何とも燃費良いお体で羨ましい。冷たいおにぎりを一つ食べて、これ以上天気が荒れない内にトマの耳へ。 大して軽くもない私の体がよろめく程の強風に耐え何とか登頂。トマの耳では、もう目を開けていられないレベル。風に吹き固められ、巻き上げられる小さな雪の塊が顔に刺さる。マジでずっとビンタ喰らってる状態だった。 雪山の頂上というアホみたいな場所の、吹雪というアホみたいな状況で、サクッとライフイベントをこなし、他の登山者に記念写真をとって貰ってさっさ撤退。撮る方も撮られる方も「痛い!痛い!」を連呼。なかなかのおもしろ写真が撮れた。 今回はオキの耳はパス笑 下りは爆風で曖昧になったトレースを滑るように下る。シリセード楽しすぎ。 休みなく下り続け14時過ぎに天神平に帰着。体が冷え切ってしまったので、さっさと温泉に行こう!とロープウェイに乗り込み下山完了。ロープウェイ駅のインフォメーションコーナーで日帰り温泉情報を仕入れて温泉へGO! 本日の日帰り温泉は谷川温泉郷の湯テルメ谷川。駐車場から見る谷川岳が美しい(露天風呂からは見えない笑)。割と質素な大衆浴場だが、広い露天風呂の居心地が良く、考え事をしていたら長風呂をしてしまった。急いで身支度を整え2階の大広間に上がると既に相方は休憩中。少し寝るとの事で、隣でビールを飲みながら物思いに耽る。 17時頃に夕飯食べて帰ろうと、再びみなかみに戻る。しかし、日曜日の夕方に開いている店は少なく、初めてみなかみに来たときに店構えが気に入ったが、誰も居なさすぎて入らなかったお食事処「雪松」へ。流石に1年ちょっとのあいだに4度も訪れた町なので土地勘がついた。シンプルなラーメン、チャーハン、餃子で腹を満たしつつ、色々と話をして19時前には解散。私は東京へ、相方は長野へ。 帰りの電車では羅針盤のアルバム初期3枚を聴いた。感慨深い。 今回は個人的にとても思い出深い山行となった。山に登り始めて1年半、大して長くもない時間で自分の中に起きた様々な考え方の変化に驚いた。が、まぁ、何だかんだで私はチョロいのだ、そんなものだろう。 さて、谷川岳は頂上で今までに無い厳しさを見せながらも、何だかんだで今回も最高の景色を見せてくれた。このツンデレ!正に、近くてよき山。また来年、登る!

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