またもガッツリ鞍部へ下りて行く!
強風が吹き荒れ、体が持っていかれそうになり滑落の危険性を感じた場所だったが、寒さに耐え半袖シャツ一枚で歩いている。 戻る 次へ

寒さ最強脂肪筋 日向沢ノ峰/名栗湖周回の写真

2023.11.28(火) 09:29

またもガッツリ鞍部へ下りて行く! 強風が吹き荒れ、体が持っていかれそうになり滑落の危険性を感じた場所だったが、寒さに耐え半袖シャツ一枚で歩いている。

この写真を含む活動日記

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23.6 km

2058 m

寒さ最強脂肪筋 日向沢ノ峰/名栗湖周回

武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 (埼玉, 東京)

2023.11.28(火) 日帰り

『体感温度』 日を増すごとに気温が下がり、朝起きるのが苦痛となって亀になる。そんな季節が訪れようと寒さは意外と平気で、真冬でも家では殆んど薄着で大概半袖シャツ一枚きりで過ごし、暖房も使わない事が多い。その我が家、最近の高断熱や高気密性の家屋とは無縁で隙間風が入り込むボロ屋だが、陽射しがあれば暖かいとシラを決め込んでいる。もちろん家族には不評だ。育ちが極寒の北国育ちで寒さには鈍感な身体、上京して半世紀が過ぎてもその恩恵は尽きない様で、これからの季節が一番好きだとうそぶいている。 子供の頃、寝息で掛け布団の襟元が凍り付く程の寒さでも、日中は一日中外で遊びまわっていた。今とは違い防寒着にダウンなんて物が無く、ズボンの下にラクダの股引き(ももひき)履いて肌着も少し厚めのシャツ着てアノラックを羽織り、ゴム長靴が定番だった。粗末な服着て凍てつく外で一日中遊び回っていても、寒さでこごえた事など一度も無かったなと振り返る。 環境省の広報で寒さに付いて記述した内科医の文献があり、寒く感じる人と寒さを感じない人の差は体感温度にあると言う。人間の身体には体温を一定にしようとする働きがあり、気温が低いと皮膚から奪われる熱を補うように血液が全身を回り体温を保っていて、その熱を作るのが筋肉なんだとか。痩せて体脂肪が低い人ほど寒さを感じやすく、筋肉量と脂肪を蓄えた体こそ寒さには最強だと説いている。果たしてそうなのか?私は子供の頃から痩せていて、周りからは鉛筆見たいと言われたものだが寒さには鈍感だった。太っていればと言う説も疑問で、脂肪が有っても寒さに弱い人は結構多いはず。むかし、寒さに体が震え歯がカツカツと当たるほどの経験をした。顎が震えだし止まらぬ歯の音を聞きながら寒いと叫んでいたが、その声さえも凍り付く。そんな寒さも今は昔か?温暖化に震えさえも消えて落ち葉舞う癒しの山を、ただひたすらに歩いて来た。 日向沢ノ峰(ひなたざわのうら)である。 この山は東京都日原川源流域の高峰「芋ノ木ドッケ」から続く長沢背稜の端部に有り、日向沢源頭にある標高1356mの一座で、沢の先端を峰とか山と書きウラと呼ぶことが名の由来。川苔山や蕎麦粒山へ向かう通過点にあり、この山を目指す人など皆無に近い山。 計画は、埼玉県名栗村奥にある「さわらびの湯」駐車場から白谷沢コースで棒ノ折山を経て都県境尾根を辿り日向沢ノ峰を目指し、下山は有間山陵から蕨山を回って金毘羅尾根を辿って戻る名栗湖周回コース、行程23km標準コースタイム11時間を越えてアップダウンの続くハードな歩きになるが、また今回も山友さんと歩いて来るつもりだ。 朝6時、薄らと明るんできた名栗湖を見ながら白谷沢の登山口を目指し歩いている。気温4度は汗っかきには好都合なスタート条件になり、これから向かう白谷沢のゴルジェを越えて一気に棒ノ折山へと登って行く。その先何度もアップダウンが繰り返されるピークを越えて、疲れる歩きで体を虐めるような試練の先に目指した頂がある 日向沢ノ峰である。 登山詳細は、今回も画像とキャプションをご覧下さい。 ふりかえり
まだ残る秋を拾いながらの歩きになって、足元の落ち葉を踏みしめながらにずんずんと気持ち良く歩いて来たと言いたいモンだが、注意しながらでも2度もコースを見失ってしまう。落葉広葉樹の森には、また今回も試練の歩きが待っていた。