【「荒島岳」日本百名山ピークハントクエスト〜六十五座目〜】

2023.11.26(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 16
休憩時間
2 時間 53
距離
19.0 km
のぼり / くだり
1564 / 1564 m
56
15
37
8
7
31
23
1 19
23
7
1 6

活動詳細

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遠征最終日は更に北へ。 初上陸の福井で狙うは荒島岳。 伊吹山下山後運転時間3時間強。 めちゃくちゃ遠い。 帰りの事を考えるとちょっと後悔気味・・・。 荒島岳はいくつか登山口があり、大抵はピストン山行となるが、ピストン嫌いなので交通手段を調べ、道の駅「越前おおの 荒島の郷」から山行開始し勝原駅まで下ってバスで道の駅に戻る縦走コースを作成。 が、このコースが最後に地獄に導かれる事になるとはこの時は知る由もなかった。 5時スタートで真っ暗闇の中、まずは登山口まで2.2kmの道のり。 舗装路をずんずん進む。 スタートして1時間ほどで登山口に到着し、4WDじゃなきゃまず走れない荒れた林道をしばらく歩き、山道とミックスになった後、本格的な登山道へと切り替わる。 林道がザレてて地味に体力削られた。 しばらくは緩く標高を稼いでいき、1,000m手前くらいから雪が付き始める。 そのまま雪道になるかと思ったら、木の枝に付いた霧氷の塊が風で落ちてきて溜まった氷道となる。 歩いててザクザクと心地よいサウンドを奏でながら進める。 少し急登気味になりキツくなってきた頃に本日の一座目、小荒島岳に到着。 狭い山頂ながら眺望が良く、360℃のパノラマが広がっている。 白山がこの時間は完全にガスに覆われ就寝中で残念だったが、時間があればゆっくりしたい場所。 小荒島岳と名前は冠されているが、展望所感が強くピーク感があまりないので、隠れ百名山は一旦保留。 小荒島岳からはボーナスステージをしばらく歩き、シャクナゲ平からがいよいよ本番。 雪、霧氷、泥のミックスとなり更に急登や激登りの連続。 昨日一昨日の疲労も徐々に出始めて、思うように進めない。 足元に気を取られて頭を木にぶつける事もしばしばあり、中々難儀する区間。 小荒島岳よりもピーク感の薄い前荒島岳を越え、中荒島岳に到着したところでチェーンスパイク装着。 これで滑る心配大幅軽減。 中荒島岳も稜線上のこんもりピークだが、ラスボス荒島岳や徐々に眠りから覚めてきた白山などを望め、眺望は良い。 残りの標高差100mほどを登り切ると荒島岳登頂! 残念ながら山頂のみガスがかかっており、白山方面は真っ白。 かろうじて南西側の山々や大野盆地が望める程度。 とりあえずいつもの儀式でホワイトキャンパスと山頂標識でジャンプし、荒島岳をピークハント。 日本百名山は六十五座目。 今年は百名山大分登ったな。 山頂は風はあるものの、気温は3℃程で、昨日の伊吹山に比べたらそんなに寒くないので、ガスが抜ける瞬間を期待しつつ小休憩。 その願いが通じたのか、白山が薄っすらと見えてきた。 とりあえずジャンプし、またしばし待つ。 ガスがかかるのと晴れるのを繰り返し、もうそろそろいいかな〜と思い、下山仕掛けたところで一気にガスが抜け、雄大な白山が完全に眠りから覚めた。 慌ててザックを降ろし、三脚を立てて撮影準備。 山頂は数人既に登ってきていたが、周りの目を気にせず仔牛肉(ヴォー)ショット! なかなかサンジのようにしっかり足が上がらんが、粘り勝ちの良い一枚が撮れた。 幸福感に包まれながら下山開始。 激下りポイントがいくつかあるが、チェンスパがしっかり滑り止めの役割を果たしてくれたおかげで難なく進めた。 道は沢山の踏み跡と照りつける太陽のおかげで、大分泥濘みはじめている。 シャクナゲ平まで駆け降り小休止。 低山仕様の服装を切り替え、勝原駅方面へと下っていく。 こちらのコースは中々急下り続き。 根っこゾーンが多く、下るにつれ泥濘みも多くなり、正直歩きづらい。 素直に中出コースピストンが歩きやすく、安全かも。 美濃街道が見えてくると、そこからが意外と長い。 元々ゲレンデだった斜面を九十九折りに下っていくが、一向に近づいてこない。 ようやく舗装路に出たと思ったら、直滑降でもするんか!と突っ込みたくなるくらい急斜面ロード。 スピード乗っかるので転けたら真っ逆様だし、膝へのダメージが心配になるくらいの距離がある。 どうにか楽できないかと繰り出したのが、秘技後ろ歩き。 マイケルジャクソンのムーンウォークばりにスムーズにはいかないが、足への負担が全くなく楽に下れる。 たまに膝が馬鹿になりかけた時に使う技だが、舗装路だとかなり相性が良い歩行技術。 まあ、直下りで車や人が来ない事が前提だが。 そのまま駐車場を経由し、勝原駅まで歩き切りようやくゴール! ・・・のはずが、ここからが地獄の始まりだった。 予定より早く下山できたが、この後バスが来るのは約1時間後。 道の駅まで歩いても、電車を待って徒歩と組み合わせても約1時間。 結局どの選択肢でも同じくらい時間がかかるので、下山後に歩くのは億劫なのでこのまま予定通りバスを待つ事にした。 周りには何もないので、無人駅の待合室でザックの整理をしたり、隣の公民館の外壁リフォーム中の大工さんと話したりして時間潰す。 途中、ラッピング列車が走ってきたので呑気に鉄ヲタ気分で写真撮影。 そうこうしてる内にバスの時間。 外に出てバスの到着を待つ。 ・・・。 あれ?バスが来ない。 少し遅れてるのかな。 2〜3分待ってみよう。 ・・・。 え・・・まだ来ない。 もしや・・・運行停止しているのではないかと不安が頭をよぎる。 時刻表をよく見ると、11月14日までの運行の文字が。 でもそれは第2便〜第4便の区間に書いてあり、第5便にはしっかり時刻表が掲載してある。 ホームページで見たのと同じ内容。 GoogleMapでも同様の時刻にバスが来るナビになっている。 不安になり停留所に書いてある電話番号に問い合わせると、道の駅までのバスは10月14日までとの事。 (恐らく11月14日の言い間違いだと思うが。) 時刻表に書いてある事と全然違うやん・・・。 もう一度時刻表をよく見ると、下の方にも※印で11月14日で運行停止の旨を示す内容が書いてある。 ああ、第2便〜第4便は元々運行してなくて、道の駅から先の区間は運行してるって事ね。 わかりづら過ぎ! もう少しわかりやすく記載してよ大野市さん! 公共交通機関はしっかり電話で確認しなければならんな。 時刻表リンク: https://www.city.ono.fukui.jp/kurashi/douro-kotsu/bus/mitinoekisen.files/mitinoeki_time.pdf 運行してないものはしょうがないので、次なる手禁断のタクシー。 地元のタクシー会社を調べて電話するも、4,000円は貰わないと割に合わないとの事。 相場2,000円の区間で倍の値段はぼったくり過ぎだろ! タクシー会社の横柄な態度にもムカついたので、開き直って徒歩で道の駅まで移動する事にした。 まさかのエクストララウンド突入。 記録も写真ももういいやと最初は不貞腐れて歩いていたが、途中野生の猿に癒され気持ちを落ち着かせた。 途中からiPhoneで写真を撮り始め、軌跡は別アプリで記録していたログを追加。 気持ちを切り替えたおかげで、半分くらいは景色や滅多に歩く機会のないシェルターを楽しみながら進んでいた。 だが、やはり登山靴×アスファルトの相性は悪く、足首が徐々に痛み出す。 ペースダウンしながらも、1時間程歩いてようやく道の駅に到着。 余計な1時間のおかげで、気力も時間もなくなり、温泉にも立ち寄らず、横浜まで高速道路でかっ飛ばす。 (ほんとは立ち寄る予定だったがその前に間違って高速乗ってしまった。) 道中美濃加茂SAで空腹を満たし、沼津で力尽き夜明け頃まで意識不明。 朝の渋滞に巻き込まれながら、なんとか仕事前に自宅にたどり着いた。 最後のエクストララウンドが一番ダメージを負う羽目になり苦行で〆る形になってしまったが、山行自体はどれも濃い内容で想い出深い3日間となった。 近場の百名山はもうほとんどなくなってきたので、来年は計画的に登っていきたいな。 できれば八十座台を目指したい!

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