"合い川の津"に今年最後の紅葉を探す。米太平から八向楯(60-61/100)

2023.11.14(火) 日帰り

活動データ

タイム

05:53

距離

28.2km

のぼり

716m

くだり

730m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 53
休憩時間
15
距離
28.2 km
のぼり / くだり
716 / 730 m
55
3
30
19
20
1 55

活動詳細

すべて見る

今年最後の紅葉を楽しみに最上峡へ 米太平山から八向山を経て、最上川の川沿いを歩き、戸沢村古口からは舟下りで草薙温泉へ。土湯山に登って山形百名山を三座連取、電車で車に戻るという計画で山行開始 これ上手く行くとかなりいいプランだと妄想したんだけど、そうは甘くなかったですね 羽前前波駅近くの堤防に駐車してスタート 米太平山は秋田の太平山から鬼が逃げてきた山だという 同じく山形百名山である上山の三吉(さんきち)山が三吉(みよし)神社を勧請したという、あの太平山だ なぜ米太平は神ではなく鬼?と思ったら、どうも秋田には三吉(さんきち)鬼と呼ばれる鬼がいて、太平山三吉信仰の霊神と同一視されるようだ 急登を越えた途中の展望スポットからは月山、鳥海山が見えるということで冠雪した絶景を期待したが、曇り空で全く見えなかった 紅葉は最終盤。最後のチャンスと思い、天気予報がいまいちな中やって来たが、今日はちょっと期待できないかもしれない 陸羽西線升形駅辺りを過ぎ、さらに南進、八向山へと向かう ときおり青空も見えたが、すぐに雨がパラつくことの繰り返し。空は厚い雲に覆われてきた 知らなかったが、八向山は「やむきさん」と言うらしく(「はっこうさん」だと思ってた) そうか。新庄にあるというヤンキー山って興味あったけど、八向山のことでただそう聞こえてただけなのか。変な妄想しちゃってたぜ笑 新庄市本合海、八向山にあるという八向楯。 切り立った断崖と最上川の激流に囲まれた難攻不落、風光明媚な中世の山城跡で、一度行ってみたかったところだ 八向楯は南北朝時代より合海氏の居城であったものを、最上義光方の清水氏が攻め落としたという歴史がある その余勢をかって最上氏の侵攻は秋田県に及び、湯沢や横手まで勢力を拡大、また庄内の攻略を果たすなど加速。山形の小勢力が最大57万石を数える大大名となるのである 村山と庄内、さらには秋田を繋ぐ交通の要所である本合海に穿たれた重要拠点、城砦 それが八向楯だったのだ 本合海は、手前で小国川、銅山川が流入して流量を増した最上川が、八向楯の硬い岩盤にぶつかり大きく蛇行し、また新田川との合流により流れが渦のようになる天然の要害、戦略上の要地 続けて升形川、濁川と合流して勢いを増した鮭川が流れ込み、治水の行き届いていない時代にあってはまさに「海」のようであったことだろう 義経の伝記「義経記」によれば、京を脱出した義経の一行は、北陸を北上、念珠ヶ関(鼠ヶ関)から本県に入り、最上川を遡上、"合い川の津"を経て平泉に落ちのびたという。 "合い川の津"とは(会津地方と同様に)多くの川が合流する入江という意味で、現在の本合海辺りのことであったと言われている そして義経や弁慶だけではなく、松尾芭蕉も奥の細道でこの地を訪れ、本合海から舟に乗り、古口、清川を経て羽黒山へと参拝した後、義経一行同様に平泉へと向かっている 歴史好きにとってはただ山に登って終わらせるには勿体ない山域だ あぁ、今は「秋雨を集めて早し 最上川」だなぁ 八向楯は標高はないものの、起伏のある細い尾根が続き、さすが難攻不落と謳われた城砦だ 話によると城として攻めにくくするために尾根を削ったとか。その堅城ぶりは流石と言うべきか、実際に最上軍による落城も力攻めではなく、水攻めによるものであったようだ 真下の麓に最上川という大河が流れ、あまつさえそれを城の防壁の一部とさえしているのに、飲み水が枯渇して陥落。なんとも皮肉なものである 八向楯跡ではちょっとした冒険。尾根筋を下りられそうで少し試しに30mほど下ってみたが流石に途中で登り返せなくなりそうになり自重した。もし下が激流とか断崖になってたら大変だ ちょっと八向楯の城攻めの困難さを身をもって体験したくなっちゃいました笑 念願の八向楯を散策した後は麓に下り立って、本合海から古口へと向かう やはり紅葉は最盛期を過ぎてるかなぁ 紅葉情報では見頃って書いてあったのになー 相変わらず天気は思わしくなく、俄雨が降ったり、強風が吹き荒れたり… 本合海大橋を渡りながら八向楯を眺めるが、せっかくの景色を楽しめる作りにはなっておらず、歩道が八向楯が見える側にないのが勿体ない なんとも満たされぬまま歩みを進めるが、果たしてこれでいいのか 先刻八向楯で時間を食ってしまったこともあって、ここで決断の時が訪れた うーん…暫し逡巡の時 よし!腹は決まった 今日は舟下りは諦めよう 土湯山も含めて敢えて撤退、宿題にして。それでまたいい時に来たい そのために今日は撤退だ。未来の絶景のために 河川敷のほうに見える赤い鳥居まで下り、川沿いを散策。八向楯と最上川の景色をちゃんと見にいくことにする そしてそこには素晴らしい景色が待っていた 滔々と流れる最上川。対岸に急峻に聳え立つ山には、大きな岩壁の上に少し紅葉した木々が繁り、その中腹に朱塗りの社が映える 八向楯。凄く雰囲気のあるところだなぁ そして最上川。ゼロ距離で眺めるその川面はあまりにも広々と大きくて、圧倒的だった 急流で有名だが、いやなんと雄大なことか 山形市民である自分にとって川の基準は馬見ヶ崎川。一県を流れる川では日本最大最長の母なる川、最上川の流域の市町村22に含まれず、山形市民は最上川が"母なる川"である実感があまりなく育つ それがこういう景色を眺めるたびに少しずつ心に染み込んで来て。それが嬉しい あぁ、やっぱり我が故郷の"母なる川"だなと。 寄り道して良かった。この景色に出逢えて良かった そう思った 後は古口まで歩く 昨年の板敷越えでの羽黒山参拝のときにわかっていたことだが、やはり最上峡はその美しさを鑑賞するには遊歩道どころか単純に歩道、自転車用のレーンなどさえなく。 車社会の土地柄だから仕方ないとしても、車窓からじゃ景色は満足に楽しめないのにな 狭い路側帯を歩くのを、猛スピードで交わすように通り過ぎていく大型トラックに身をすくませながら足を急がせ、なんとか古口駅まで辿り着いた。 これは下手したら死ぬハイキング。トラックにとっても迷惑だったことだろう とても美しいだけにとても勿体無い観光地です、最上峡 今年はタイミング合わなかったけど、いつか必ず最高のやつ見てやるぞ また新たな野望ができました笑 後で確認したら、どうも舟下りの船は天気のせいか欠航だったようですね。狙ってた牡丹餅屋も定休日だったみたいだし、また出直します! 全ての要素が、やり直せ。また最高の景色を見に来い!と言ってますね。嬉しい宿題ができました♪ 今日は下見ということで😁 今日も無事、下山できてありがとうございました😊 ※昨年の板敷越えからの羽黒山参拝 「板敷越えから羽黒山参拝。紅葉色づく古道を歩く」2022.10.31 https://yamap.com/activities/20652769

米太平山(種活沢山) 鮭川にかかる戸沢橋の辺りに車を駐めて山行開始
最上峡を歩きながら紅葉を楽しめたら
鮭川にかかる戸沢橋の辺りに車を駐めて山行開始 最上峡を歩きながら紅葉を楽しめたら
米太平山(種活沢山) 蛇行する鮭川を再び渡り、米大平山へ
蛇行する鮭川を再び渡り、米大平山へ
米太平山(種活沢山) 上山の三吉(さんきち)山が三吉(みよし)神社を勧請した秋田の太平山。その流れを汲む…というか太平山から鬼が逃げてきた伝説があるらしい
上山の三吉(さんきち)山が三吉(みよし)神社を勧請した秋田の太平山。その流れを汲む…というか太平山から鬼が逃げてきた伝説があるらしい
米太平山(種活沢山) 堤の紅葉が綺麗だなー
堤の紅葉が綺麗だなー
米太平山(種活沢山) 奥のほうで水鳥が一斉に飛び立ち
驚かされた
奥のほうで水鳥が一斉に飛び立ち 驚かされた
米太平山(種活沢山) この急登を越えると、鳥海山が見える展望スポットに出るらしい
息を切らし、なんとか登ると
そこには鳥海山が、なんと、ついに…
この急登を越えると、鳥海山が見える展望スポットに出るらしい 息を切らし、なんとか登ると そこには鳥海山が、なんと、ついに…
米太平山(種活沢山) 見えませんでしたー笑
これからの天候回復に期待しようね♪
見えませんでしたー笑 これからの天候回復に期待しようね♪
米太平山(種活沢山) 米太平山、登頂
米太平山、登頂
米太平山(種活沢山) 下山し、八向山へと向かう
少し青空が見えてきた
下山し、八向山へと向かう 少し青空が見えてきた
米太平山(種活沢山) 光が当たって紅葉が綺麗だ
鳥海山は頭が雲に隠れていたので、もっといい写真をと思ったら、後は姿を見ることもなかった
光が当たって紅葉が綺麗だ 鳥海山は頭が雲に隠れていたので、もっといい写真をと思ったら、後は姿を見ることもなかった
米太平山(種活沢山) 天使の梯子
この後、雨足が強まってレインウェアを着込むことになる
天使の梯子 この後、雨足が強まってレインウェアを着込むことになる
米太平山(種活沢山) 八向山へ
八向山へ
米太平山(種活沢山) よろしくお願いしまーす
よろしくお願いしまーす
米太平山(種活沢山) 義経弁慶上陸の地
近くには芭蕉乗船の地もあり、なかなか興味をそそるところだ
義経弁慶上陸の地 近くには芭蕉乗船の地もあり、なかなか興味をそそるところだ
米太平山(種活沢山) 八向楯はこの断崖の上になる
八向楯はこの断崖の上になる
米太平山(種活沢山) 歴史好きなので
八向楯は前から来てみたかったんです
歴史好きなので 八向楯は前から来てみたかったんです
米太平山(種活沢山) 考えてみたら今年初の
モミジの紅葉
考えてみたら今年初の モミジの紅葉
米太平山(種活沢山) 晴れてたら神室連峰が見えるらしい
晴れてたら神室連峰が見えるらしい
米太平山(種活沢山) こんな風に、らしい(涙)
こんな風に、らしい(涙)
米太平山(種活沢山) ムキタケかな
ムキタケかな
米太平山(種活沢山) 八向山、登頂
やむきやまって読むんですねー
(知らなかった)
八向山、登頂 やむきやまって読むんですねー (知らなかった)
米太平山(種活沢山) 葉山も雲の中
葉山も雲の中
米太平山(種活沢山) 最後の紅葉を楽しみますよー
最後の紅葉を楽しみますよー
米太平山(種活沢山) ナメコだ
ナメコだ
米太平山(種活沢山) と喜んだが、なんか小さな灰色の虫がびっしり付いてて諦めた
フケたムキタケといい、他の場所のナメコといい、もう終わり加減かな
と喜んだが、なんか小さな灰色の虫がびっしり付いてて諦めた フケたムキタケといい、他の場所のナメコといい、もう終わり加減かな
米太平山(種活沢山) 八向楯本丸跡
尾根を削って廓を建て、空堀を掘った天空の城だ
八向楯本丸跡 尾根を削って廓を建て、空堀を掘った天空の城だ
米太平山(種活沢山) これも葉山かな
これも葉山かな
米太平山(種活沢山) 試しに尾根筋を最上川のほうに下りてみたら結構下まで行けそうで…
でも下が断崖とか激流だとヤバいと思い直してやっぱり戻る時間ロス
冒険心をくすぐられちゃいましたね(反省)
試しに尾根筋を最上川のほうに下りてみたら結構下まで行けそうで… でも下が断崖とか激流だとヤバいと思い直してやっぱり戻る時間ロス 冒険心をくすぐられちゃいましたね(反省)
米太平山(種活沢山) 諦めて普通に下りる
諦めて普通に下りる
米太平山(種活沢山) あの断崖の向こうだから、やっぱり諦めて正解だよな
あの断崖の向こうだから、やっぱり諦めて正解だよな
米太平山(種活沢山) アホな冒険の所為で時間が押してるぞ
青空を喜ぶが、天気は晴れたり雨が降ったりだ
時折吹く風も強い
アホな冒険の所為で時間が押してるぞ 青空を喜ぶが、天気は晴れたり雨が降ったりだ 時折吹く風も強い
米太平山(種活沢山) 本合海から古口に向かう
歩道が無かったりで反対車線からの撮影のため、いまいちいい写真が撮れないのが勿体無い
本合海から古口に向かう 歩道が無かったりで反対車線からの撮影のため、いまいちいい写真が撮れないのが勿体無い
米太平山(種活沢山) この辺りの川の感じ
ちゃんと見たいのになぁ
この辺りの川の感じ ちゃんと見たいのになぁ
米太平山(種活沢山) なので河川敷まで下りてみた
鳥居の奥の真ん中、中腹にある赤い建物が矢向神社なのかな
なので河川敷まで下りてみた 鳥居の奥の真ん中、中腹にある赤い建物が矢向神社なのかな
米太平山(種活沢山) 近くで眺める八向楯は格好いい
近くで眺める八向楯は格好いい
米太平山(種活沢山) これで今日のプランは変更必至だが、せっかくここまで来てこの景色を楽しまない手はないでしょ
これで今日のプランは変更必至だが、せっかくここまで来てこの景色を楽しまない手はないでしょ
米太平山(種活沢山) 紅葉も天気もいまいちだし、風も強いし
今日は無理せず、来年のために宿題を残すことにしよう
紅葉も天気もいまいちだし、風も強いし 今日は無理せず、来年のために宿題を残すことにしよう
米太平山(種活沢山) この雄大さ
最上川が母なる川だと感じずにはいられない
この雄大さ 最上川が母なる川だと感じずにはいられない
米太平山(種活沢山) 砂浜から。
砂浜から。
米太平山(種活沢山) 山形市民は実は最上川にはそれほど愛着なく育つ(流域じゃないから)
だからこういう景色を見て、少しずつ実感が湧いていくのがなんか嬉しい
もうすっかり大好きな川だけどね
山形市民は実は最上川にはそれほど愛着なく育つ(流域じゃないから) だからこういう景色を見て、少しずつ実感が湧いていくのがなんか嬉しい もうすっかり大好きな川だけどね
米太平山(種活沢山) ここを義経や弁慶
芭蕉や大勢の人々が行き交ったんだなぁ
ここを義経や弁慶 芭蕉や大勢の人々が行き交ったんだなぁ
米太平山(種活沢山) 急流で有名だけど
なんて悠久なんだろう
急流で有名だけど なんて悠久なんだろう
米太平山(種活沢山) 最上川が八向山の岸壁にぶつかり、大きく蛇行
新田川の流入もあり、流れが渦のようになっている
最上川が八向山の岸壁にぶつかり、大きく蛇行 新田川の流入もあり、流れが渦のようになっている
米太平山(種活沢山) 舟下りは断念したけど、こんな素晴らしい景色が見れて幸せでした
寄り道して良かったな
舟下りは断念したけど、こんな素晴らしい景色が見れて幸せでした 寄り道して良かったな
米太平山(種活沢山) 舟下りや土湯山は諦めたものの、代行バスに乗るため、下見がてら古口まで歩く
歩道はなく、猛スピードで走り抜ける大型トラックに身をすくませながらの10kmは長かった…
舟下りや土湯山は諦めたものの、代行バスに乗るため、下見がてら古口まで歩く 歩道はなく、猛スピードで走り抜ける大型トラックに身をすくませながらの10kmは長かった…
米太平山(種活沢山) 最上川舟下りの乗り場
紅葉の絶景の中、舟下りしたかったなー
嬉しい宿題がまた増えました♪
最上川舟下りの乗り場 紅葉の絶景の中、舟下りしたかったなー 嬉しい宿題がまた増えました♪
米太平山(種活沢山) 古口駅
ここから羽前前波駅に戻ります
古口駅 ここから羽前前波駅に戻ります
米太平山(種活沢山) バス待ちの待合所にて。
気になるポスターがあった
「山女」か。やまおんなでも、やまめでも気になる🙄
バス待ちの待合所にて。 気になるポスターがあった 「山女」か。やまおんなでも、やまめでも気になる🙄
米太平山(種活沢山) 新庄市街に移動して
麺武者で特製油そばをいただく。
今日も無事、下山できてありがとうございました😊
新庄市街に移動して 麺武者で特製油そばをいただく。 今日も無事、下山できてありがとうございました😊

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