【「乗鞍岳(剣ヶ峰)」日本百名山ピークハントクエスト〜六十三座目〜】

2023.11.11(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間
休憩時間
1 時間 26
距離
18.8 km
のぼり / くだり
1417 / 1417 m
16
1 36
23
2
15
1 37
14
1 25

活動詳細

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先週の槍ヶ岳で今季の北アルプスはとりあえず〆にしようと思っていたが、シーズン終えて静寂を取り戻した乗鞍岳を堪能したくて再び長野へ。 前日の仕事が片付かず、横浜出発は徹夜覚悟で車を走らせる。 諏訪湖SAで1時間ほど仮眠をとり、再び車を走らせ三本滝レストハウスに到着。 5時時点では一台も車はなく、まだ真っ暗でおまけに深い霧に包まれている。 予報では終始曇予報だったので、天気は期待していなかったが、あまりにも霧が深過ぎたのでもう少し様子見でしばし仮眠。 この仮眠がいけなかったのか、身体はすっかり睡眠モード。 外は明るんできたのに身体が言う事を聞かず、結局だらだらとしてしまい、スタートは予定より2時間半遅れの7時半。 この時点で剣ヶ峰以外のピークハントは断念。 スタートから辺りはガスに覆われ、地面も濡れており鬱蒼とした雰囲気。 この状況が続くならもういっかな〜と、モチベーション限りなく0の中、とりあえず三本滝まで進む。 樹林帯の中にひっそりと三つの滝が並んでおり、まあまあの迫力。 少しモチベーション復活し、行けるところまで進む事にした。 三本滝への分岐まで戻り、乗鞍方面へは一旦下り橋を渡ると、そこそこの急登。 寝不足と、諏訪湖SAで食べたラーメンのせいかお腹の調子が悪く、身体が思うように動かない。 おまけに、膝の調子がすこぶる悪い。 恐らくこの1週間は家に缶詰め状態で仕事をしていたので、筋力低下しているせいだと思われる。 あちこちに水溜まりができた地面も歩きにくく、足を置く場所を見極めながら進まなければならないのでペースも上がらず、とりあえず車道との合流地点まで出てその先は考える事にした。 序盤から息も絶え絶えでなんとか車道に出ると、樹林帯の鬱蒼とした雰囲気とは真逆の真っ青な爽やかな青空が広がっていた。 頭の情報処理が追いつかず一瞬コンフューズしたが、どうやら2,000mオーバーの場所は雲に覆われていないようだ。 思わぬサプライズにモチベーションメーターは100%を振り切り、いざ乗鞍岳へ! しばらくは車道と登山道を繰り返しながら進んでいくが、登山道はやはり終始泥濘んでおり、整備されていて有難いのだが木道は表面が凍っており、迂闊に足を置くと滑ってしまう。 見た目には凍っているように見えないから厄介だ。 位ヶ原山荘を過ぎるとほぼ沢登りの登山道に取り付く。 岩も凍っている箇所が多く、これまで以上に滑らないよう神経を使う。 ところが、終盤で遂に脚を滑らせ、片足ドボン。 防水仕様だからそこまで濡れなかったが、多少靴下が水を吸ってしまい冷たい。 とりあえず平気なレベルだが、完全に水濡れしてしまってたらこの時期は致命的なミスで低体温症や凍傷のリスク高まる。 冬山の怖さを再認識した瞬間。 沢登り中は、槍・奥穂・前穂の絶景が常に楽しめる。 槍は先週登っただけに感慨深い。 肩の小屋口からは雪が付き始め、更に滑りやすくなる。 慎重に歩を進め、肩の小屋まで辿り着き小休止。 ここからがようやく乗鞍岳本番となる。 序盤からアイゼンを付けよう思ったが、見ると最初は大分岩と雪のミックスのようだったので、とりあえずチェンスパで様子見し滑るようならアイゼンに履き替える作戦で進む事にした。 割と早い段階でほぼ雪道となるが、雪がそこそこ締まっているおかげでチェンスパでもしっかり爪が噛んでくれる。 結論から言うと、アイゼンとピッケルの出番はなかった。 あればより安心安全といったところだが、今回は特に問題はなかった。 さて、乗鞍岳までの登りはこれまでの様相とは打って変わってしっかりとラスボス感。 雪道急登に氷点下の気温。 更に強風から吹き飛ばされそうになるくらいの暴風に変わり、快晴の空とミスマッチな攻撃ばかりを仕掛けてくる。 なかなか激しいが、2年前浅間山で体感した凍死寸前の爆風に比べれば大した事はなく、むしろこの状況を楽しめている自分がいる。 快晴、雪山、暴風。 冬山を堪能できる最高の条件かもしれないな。 道中、標識のない蚕玉岳(「こだまだけ」と読むらしい。読めん!)をハントし、山頂小屋を経て、遂に乗鞍岳最高峰の剣ヶ峰に登頂! 山頂は貸切状態で、標識の先には御嶽山がくっきりと見えている。 常に暴風が吹き荒れているので、ジャンプ撮影をどうしようかと思ったが、山頂には乗鞍本宮が建立されており、ちょうど風が吹き付けてくる北側には壁があるため、その場所を拝借して準備させてもらった。 暴風で三脚が倒されない場所に設置し、各ピークを隠さないよう構図を意識してジャンプ。 数テイク重ね、最後に撮影した不格好なマリオジャンプが自分らしくて、お気に入りの一枚が撮れた。 これで六十三座目の日本百名山ピークハントクエストに成功。 寒さも限界だったので、顔の装備をバラクラバに変えて下山開始。 途中、ルート外の朝日岳をハントし、肩の小屋口まで一気に下る。 肩の小屋口で諏訪湖SAで買った若笹寿しでエネルギー補給し、滑る沢下りは避けたかったので車道を歩く。 ずっと槍・奥穂・前穂と見つめ合いながらゆるゆると下っていたのでニヤニヤが止まらず、あっという間に位ヶ原山荘まで到着。 位ヶ原山荘から摩利支天までは元来た道を下り、残りは車道で駐車場まで。 ラストを車道にしたのは正解で、あの泥濘みを日も暮れた樹林帯を歩くのは危険度が高い。 乗鞍エコーラインはもう営業終わっているので車道のど真ん中を闊歩。 長い道のりも、葬送のフリーレンときどき景色のおかげで、苦もなく気づけば駐車場に到着。 明日は焼岳登ろうと思っていたが天気が崩れるようなので中止。 実質今日の乗鞍岳が今シーズン最後の北アルプスとなった。 晴れ男の真骨頂をここで発揮する事ができ、ラストを飾るに相応しい、最高の〆となった。 乗鞍岳は今回予定していた他のピークもまだまだあるので、また再訪する事になるだろう。 もうあの泥濘も沢登りも歩きたくないので、次はバスで畳平まで標高稼いで「のらりくらり」楽しみたいと思う。

乗鞍岳 Take1。
悪くないが大日岳が被ってしまった。
Take1。 悪くないが大日岳が被ってしまった。
乗鞍岳 Take2。
綺麗なマリオジャンプが撮れたがまた被る。
Take2。 綺麗なマリオジャンプが撮れたがまた被る。
乗鞍岳 Take3。
大日岳被らず成功。
不格好なマリオジャンプだが自分らしくて好きな一枚。
Take3。 大日岳被らず成功。 不格好なマリオジャンプだが自分らしくて好きな一枚。
乗鞍岳 〆湯は美鈴荘の美鈴の湯で。
単純硫黄泉でほのかな硫黄の香りで身体があったまる。
良い湯でした。
〆湯は美鈴荘の美鈴の湯で。 単純硫黄泉でほのかな硫黄の香りで身体があったまる。 良い湯でした。
乗鞍岳 風呂上がり休憩していると真っ白な猫が!
名前はゆきくん。
17、8歳らしい。
風呂上がり休憩していると真っ白な猫が! 名前はゆきくん。 17、8歳らしい。
乗鞍岳 ソファに上がり、自分の隣で寛ぎ始めた。
可愛すぎる!
ソファに上がり、自分の隣で寛ぎ始めた。 可愛すぎる!
乗鞍岳 〆飯はcafe &レストランirodoriで。
乗鞍あるあるらしい夕食難民向けに20:30まで営業しているありがたいレストラン。
〆飯はcafe &レストランirodoriで。 乗鞍あるあるらしい夕食難民向けに20:30まで営業しているありがたいレストラン。
乗鞍岳 定番のハンバーグ定食に目玉焼きトッピングとご飯大盛り。
定番のハンバーグ定食に目玉焼きトッピングとご飯大盛り。
乗鞍岳 ハンバーグは肉厚があり、珍しいさっぱり系のジュレソースが絡んで美味しい。
ハンバーグは肉厚があり、珍しいさっぱり系のジュレソースが絡んで美味しい。
乗鞍岳 こちらにも猫が!
じゅげむくん、21歳。
こちらにも猫が! じゅげむくん、21歳。
乗鞍岳 手を出したら撫でられに来てくれた。
かわゆい。
手を出したら撫でられに来てくれた。 かわゆい。
乗鞍岳 irodoriは宿泊施設にもなっているのでいつか泊まりでも利用してみたい。
irodoriは宿泊施設にもなっているのでいつか泊まりでも利用してみたい。
乗鞍岳 お会計で待っている間、薪ストーブで暖をとる。
大分待たせてしまったとの事で目玉焼きとライス大盛り分をサービスしてくれた。
なんと親切で丁寧な神接客か!
お会計で待っている間、薪ストーブで暖をとる。 大分待たせてしまったとの事で目玉焼きとライス大盛り分をサービスしてくれた。 なんと親切で丁寧な神接客か!
乗鞍岳 翌日焼岳に登り取り残し案件の南峰をハントするつもりだったが、曇が雨予報に変わっていたため山行中止し乗鞍高原駐車場で車中泊。
6:00頃目を覚ますと青空が多少広がっていたが、案の定天気は段々と下り坂。
向かいの8:30から開いているエコー乗鞍で乗鞍岳バッジをゲットし帰路へ。
昨日が最高過ぎたし、乗鞍岳バッジも手に入れる事ができたのでとりあえず満足感♪
翌日焼岳に登り取り残し案件の南峰をハントするつもりだったが、曇が雨予報に変わっていたため山行中止し乗鞍高原駐車場で車中泊。 6:00頃目を覚ますと青空が多少広がっていたが、案の定天気は段々と下り坂。 向かいの8:30から開いているエコー乗鞍で乗鞍岳バッジをゲットし帰路へ。 昨日が最高過ぎたし、乗鞍岳バッジも手に入れる事ができたのでとりあえず満足感♪

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