白髪山・南小太郎山(西上州)

2023.10.11(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 5
休憩時間
45
距離
4.3 km
のぼり / くだり
300 / 299 m
8
44
1 27
10

活動詳細

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朝のうち所用あり、今日は出かけないつもりだったが、天気が良いので短時間で登れるところでと出かけることにしました。 当初、御荷鉾スーパー林道から赤久縄山を考えていたところ、うっかりその登山口を行き過ぎてしまい、また、その先の白髪山には行ったことがなく、林道からも近そうなのでそちらに変更しました。 結果的には南小太郎山まで足を伸ばしたため、予定より短時間でもなくなりましたが。 尾崎喜八さんら先人が愛した西上州の静かなる山は健在でした。それを堪能できた一日となりました。西上州バンザイ! 白髪岩登山口手前の林道がカーブするところに新しい林道が分岐している(工事中か?進入不可)前がやや小広く、1台駐車していたが、東側の登山口まで戻り、路傍の草地に停めて出発。 はじめは右下のスーパー林道に沿うようになだらかな尾根路を辿る。頻繁に「神流マウンテンラン&ウォーク」の白いテープが樹に取り付けてあるのが目につく。所々に「神流…」のプレートも見る。(トレイルラン大会か?) 少し進んだところで目の先を鹿が横切ってこちらに気づいたらしくあわてて左手に消えて行った。 路が林道から離れて左に回っていくと、突然目の前が深く掘削されて林道が横切っていた。先ほど見た新しい林道のようだ。一旦急な木段を下りて向かい側法面の木段を上りなおす。 再び山路を登るとじきに丁字路状になり、白髪山北という道標が立ち、白髪山へは左にとあった。 ひと登りで図根点石標のある白髪山山頂に着いた。標高1,521mは盟主赤久縄山とわずか1m差。遠くから赤久縄山を眺めると西の尾根続きに同じような高さの突起が見えるが、あれは白髪山だったか。 図根点の他には傍らの樹に手書きの山名札が懸けられているだけで、それがなかったら尾根の途中のような場所で、高さの割にはあまり山頂らしい感じはしない。木々に囲まれ眺めもない。なぜ「白髪」山なのかも不明。何か由来があるのやら。 さすがにちょっと物足りなく、もう少し先まで行ってみようかと思い、さらに南下して1478m峰か、許容時間内に可能なら南小太郎山まで行ってみるかと決めた。 少し下ってすぐ南に続くほぼ同じ高さのピークに上がる。白髪山同様に樹木に囲まれた場所だが、こちらのほうが周りを窪地が囲むような起伏、地形の変化があり、白髪山よりも多少山頂らしい雰囲気がある。 図根点のある白髪山のほうがわずかに高いのかもしれないが、ほぼ同じ高さと思われる。(白髪山北峰、南峰くらいが妥当かもしれないが、あくまで私的なここでの仮称として)南白髪山とでも呼びたい。 南白髪山を下り、1478m峰との鞍部が近づく辺りで、左手の樹間に立派な山が見えた。地図を案じると赤久縄山と同定できた。 その先に杖植峠分岐の道標があり、右下へ同峠への路が分かれていた。 そこで、杖植峠がいま歩いている尾根より西方にあることに改めて気づいた。この辺りは初めてだと思っていたが、実はかつて高校時代、1974年春に万場から栗木平の宿に泊まり、赤久縄山に登って杖植峠まで縦走し、下仁田側に下ったことがあった。その折、白髪山近くの主稜線を歩いていた訳だった。当時はまだ御荷鉾スーパー林道はできておらず、白髪山などの山の名も知らなかったが…。 少し登ると、小太郎尾根登山道の道標があり、左へ持倉・萱ノ平と示されている。1478m峰への路はないようなので、道標に従う。1478m峰を右上に見ながらなだらかで平坦な路を進むと、三叉路のような御僧尾根分岐に至る。 右に行くと、路は急な下りになり、鞍部に萱ノ平分岐の道標。右に萱ノ平に下る路のほうが明瞭だが、南小太郎山へは細い路をまっすぐ進む。 5分ほど登ると南小太郎山の山頂に着いた。 太い樹に手書きの山名札と、別に南小太郎山の小さい道標があり、その先に進む矢印には持倉越えとある。この山の北にあるのは1478m峰で、北小太郎山はないらしい。 こちらには立派な名前はついているが、やはり木立の中で見通しはきかない。今日は眺望にはついていないようだ。仕方ないので、早々に下山とする。 御僧分岐を過ぎて左手すぐ上に1478m峰(なぜこのピークには名前がないのだろう)を見ていたら登ってやりたくなり、路なき笹の斜面をひとしきり登り、その山頂に立った。やっぱり木立の中だった。 杖植峠分岐を過ぎ、私称 南白髪山へと登っていくと、左手に、往きには気づかなかった岩崖が見えた。やや藪っぽいがその背後には遠くの山も見えるので、もしやと思い、笹の斜面を足下に注意しながら下ってみる。 すると、案の定、断崖上に狭い露岩があって、さほど広い角度ではないが西から南西寄りにかけての眺望が開けていた。ずっと見晴らしが得られなかったので、欣喜雀躍の思いである。 視界のほぼ中央に御座山が見え、左手遠くには小川山や金峰山から奥秩父の山脈、右手の奥は八ヶ岳から蓼科山までの連なりが見える。その手前には神流川上流部、上武信国境の山々が幾重にも重なる。 ここからは人里は見えず、間もなく夕刻を迎える静寂の中に荘厳さをも感じさせる山々の景観が広がっているのを眺めていた。 (★ ただし、西上州の岩山藪山に馴れた人には普通でも、やはりルート外の、路もなく、狭く、崖側に傾斜した岩場であり、もとより転落防止設備などは無く、危険な場所であることには留意。たぶん来る人はまれで(今日も誰にも会わなかった)何かあっても助けは期待できない。安直な気持ちでは登らないこと。) とは言え、眺めに見惚れて本当に夕闇が下りてきてからでは大変なので、名残惜しいが下山しなくてはならぬ。 南白髪山に登り返して白髪山を越え、白髪山北の分岐からはまっすぐの白髪岩に続く路をとり、途中から右手に踏みあとを辿ると、新しくできた(できつつある?)林道の分岐点に出た。そこからはスーパー林道を歩いて駐車場所に戻った。 そこから赤久縄山の北を回り、みかぼ森林公園エリアを抜けて、藤岡市上日野に下る舗装道路に合流するまでの間に、何度も鹿に遭遇した。帰途は塩沢峠から道の広い万場側に下った。 ★【追記】 この記録を投稿後、白髪山・南小太郎山の情報を見ていたら、南小太郎山は熊棚が多く見られる(=熊が多い)という記事を見つけました。(勉強になりました。感謝) よく見たら山と高原地図「西上州」にもありました! 当日私は熊鈴も出さずに一人で歩き、周りは見ても頭上は気にしていませんでした。(葉が落ちる前はわかりにくいかも?) これからこの山に登ってみようと思われる篤志の方はご留意ください。

浅間隠山・駒髪山・丸岩 スーパー林道からの東登山口
スーパー林道からの東登山口
浅間隠山・駒髪山・丸岩 この先を鹿が横切った
この先を鹿が横切った
浅間隠山・駒髪山・丸岩 新しい林道の横断個所
新しい林道の横断個所
浅間隠山・駒髪山・丸岩 白髪山北 分岐
白髪山北 分岐
浅間隠山・駒髪山・丸岩 白髪山 山頂
白髪山 山頂
浅間隠山・駒髪山・丸岩 図根点
図根点
浅間隠山・駒髪山・丸岩 (私称)南白髪山の山頂
(私称)南白髪山の山頂
浅間隠山・駒髪山・丸岩 山頂東側の窪地地形
山頂東側の窪地地形
浅間隠山・駒髪山・丸岩 山頂の先には二重山稜的な地形も
山頂の先には二重山稜的な地形も
浅間隠山・駒髪山・丸岩 赤久縄山(左)と御荷鉾山?
赤久縄山(左)と御荷鉾山?
浅間隠山・駒髪山・丸岩 杖植峠分岐
杖植峠分岐
浅間隠山・駒髪山・丸岩 小太郎尾根分岐。尾根を直進すると1478m峰
小太郎尾根分岐。尾根を直進すると1478m峰
浅間隠山・駒髪山・丸岩 御僧尾根分岐(南小太郎山には右へ)
御僧尾根分岐(南小太郎山には右へ)
浅間隠山・駒髪山・丸岩 萱ノ平分岐
萱ノ平分岐
浅間隠山・駒髪山・丸岩 南小太郎山の山頂
南小太郎山の山頂
浅間隠山・駒髪山・丸岩 北に帰る
北に帰る
浅間隠山・駒髪山・丸岩 再び御僧尾根分岐
再び御僧尾根分岐
浅間隠山・駒髪山・丸岩 左上に1478m峰を見て進む
左上に1478m峰を見て進む
浅間隠山・駒髪山・丸岩 1478m峰の山頂
1478m峰の山頂
浅間隠山・駒髪山・丸岩 小太郎尾根分岐への下りから1448m峰山頂を振り返る
小太郎尾根分岐への下りから1448m峰山頂を振り返る
浅間隠山・駒髪山・丸岩 赤久縄山からの主稜線の1481m峰(右)か?
赤久縄山からの主稜線の1481m峰(右)か?
浅間隠山・駒髪山・丸岩 南白髪山に登る路から左に見えた岩崖
南白髪山に登る路から左に見えた岩崖
浅間隠山・駒髪山・丸岩 岩崖上に登ると
岩崖上に登ると
浅間隠山・駒髪山・丸岩 南西方向の展望が開ける
南西方向の展望が開ける
浅間隠山・駒髪山・丸岩 崖側に傾斜した岩の上なので登る場合は重々注意して(自己責任)
崖側に傾斜した岩の上なので登る場合は重々注意して(自己責任)
浅間隠山・駒髪山・丸岩 遠くは奥秩父雁坂嶺、甲武信ヶ岳か?(手前左の三角は宗四郎山?)
遠くは奥秩父雁坂嶺、甲武信ヶ岳か?(手前左の三角は宗四郎山?)
浅間隠山・駒髪山・丸岩 遠景(左から)国師岳~朝日岳~金峰山、右に少し離れて小川山
遠景(左から)国師岳~朝日岳~金峰山、右に少し離れて小川山
浅間隠山・駒髪山・丸岩 三国山から御座山に続く山稜か?
三国山から御座山に続く山稜か?
浅間隠山・駒髪山・丸岩 中央奥は御座山。手前下の突起は笠丸山辺りか?
中央奥は御座山。手前下の突起は笠丸山辺りか?
浅間隠山・駒髪山・丸岩 御座山の右奥に八ヶ岳
御座山の右奥に八ヶ岳
浅間隠山・駒髪山・丸岩 奧は北八ヶ岳~蓼科山。その手前は四方原山~茂来山辺り
奧は北八ヶ岳~蓼科山。その手前は四方原山~茂来山辺り
浅間隠山・駒髪山・丸岩 再び南白髪山(私称)へ
再び南白髪山(私称)へ
浅間隠山・駒髪山・丸岩 白髪山山頂へ
白髪山山頂へ
浅間隠山・駒髪山・丸岩 白髪山山頂 再び
白髪山山頂 再び
浅間隠山・駒髪山・丸岩 白髪山北分岐へ下る
白髪山北分岐へ下る
浅間隠山・駒髪山・丸岩 北分岐を直進して、回り込んだ辺りから下ると
北分岐を直進して、回り込んだ辺りから下ると
浅間隠山・駒髪山・丸岩 新しい林道の分岐(奧は御荷鉾スーパー林道)に出た。
新しい林道の分岐(奧は御荷鉾スーパー林道)に出た。
浅間隠山・駒髪山・丸岩 遠景中央に高く赤久縄山と尾根続き右端にほぼ同じ高さの白髪山
遠景中央に高く赤久縄山と尾根続き右端にほぼ同じ高さの白髪山

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