【医王山】冬将軍がやって来る前に

2018.11.18(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 7
休憩時間
1 時間 41
距離
12.1 km
のぼり / くだり
951 / 946 m
55
50
11
6
18
1 7

活動詳細

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≪アプローチ≫ 車:35分(8:00金沢-8:35医王山ビジターセンター) ≪登山コース≫ 8:49医王山ビジターセンター-9:22大沼-9:49/10:02トンビ岩-10:57/12:04白兀山(食事)-12:31夕霧峠-12:55/13:01奥医王山-13:17夕霧峠-13:47白兀山-14:30大沼-14:58医王山ビジターセンター ≪歩行時間≫ 登り=2時間46分(医王山ビジターセンター-奥医王山)、下り=1時間57分(奥医王山-医王山ビジターセンター) 最低気温が10℃を下回り、冬将軍の足音が聞こえてきた。雪が降る前に医王山に登っておこうと、前日に山仲間を誘い、医王山ビジターセンターへと向かう。午前8時49分、同センターを出発。大沼まではなだらかな登山道が続く。もう紅葉は終わり、落ち葉の絨毯の上を歩く。 大沼と書いて「おおいけ」と読む。大沼のある辺りは大池平と呼ばれ、なぜかこちらは「沼」ではなく「池」と表記する。大沼には浮き芝が張り出し、その遥か上空にトンビ岩が突き出ている。 9時30分、トンビ岩直下の背中坂に取りつく。ここは大好きな岩場。ただ今日は岩が濡れていて、滑らないよう気をつけなければならない。急登に次ぐ急登。鎖場の連続。息を切らしながら、100mを超える高さを一気に登る。 トンビ岩の下は切り立った崖。岩の上に立つと、下界との大きな落差に足が震える。大池平、大沼、箱屋谷山などを眺めながら、しばし休憩する。息を整え、白兀山へ。登山道はぬかるんだ場所もあり、サクサクとドロドロの繰り返し。いつのまにかスパッツが泥だらけになっている。 見晴らしのいい小兀を通り過ぎ、10時57分、白兀山頂上(標高896m)に到達。展望台に上がると、南に白山、東に剱岳や立山がはっきり見えた。お腹が空いたので、ここでランチタイム。一杯目はソーセージ、エビ、玉ねぎ、アスパラガスの入ったホワイトシチュー、二杯目はシチューうどん。 燃料注入を終え、夕霧峠から奥医王山に向かう。ハアハアと喘ぎながら、浄土坂という名の地獄の階段を上がる。288段を登りきると、見返りの大杉が出迎えてくれた。さらに龍神池を通り、午後0時55分、奥医王山頂上(同939m)にたどり着く。 山頂の様子をカメラに収めると、踵を返して下山する。夕霧峠からしばらく林道を下り、白兀山直下からブナ林に入り急斜面を登り返す。ここが今日の核心。わずか10数分だったが、息が上がってつらかった。 白兀山を通り、トンビ岩方面との分岐を左へ折れる。大沼までの下り坂は勾配が急な上に、粘土質の道がぬかるんで滑りやすい。実際、2回も滑って転倒した。情けない。午後2時58分、医王山ビジターセンターに帰還。雪の季節を前に、山仲間のおかげで楽しい山行ができた。

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