琵琶湖を見守る山002:太神山(湖南アルプス)

2018.09.24(月) 日帰り

活動詳細

すべて見る

経路は記録できなくても過去の足跡は残せるとのことなので、ちょっと備忘録程度に…。 滋賀県大津市南東部に田上(たなかみ)という土地があり、ここに連なる山々は湖南アルプスと呼ばれている。 何十年も昔、この山あいの麓あたりまで父親に連れて来られたことがある。水晶💎を採りに!今は、ほぼ採れなくなったようだが、当時は実際、自分の手で本当に水晶が採れた。父親は水晶山とも呼んでいた。そんなこんなの記憶を辿り、まさに何十年ぶりにその麓までやってきた。ここから上は初めて足を踏み入れる。 地名は田上、山の名前は太神(たなかみ)という字が使われている。下を流れるのは天神川。「神」という字があてられる所以は、土地にあるのだと思われる。 天神川を横目にアスファルトの舗装路を30分ほど登ると「迎不動」。この不動越を越えるとゲートがあり、何台かが駐車。ここまで車で来れるようだ。 不動橋を渡ると道幅の狭い少し急峻な登山道が待っていた。粘土質の層が続き、山あいを進むと次は、「泣不動」が鎮座。ここまでだいたい1時間弱。 二尊門をくぐって20分程度登ったところで不動寺に辿り着いた。山頂(標高599m)には、奥の院があった。 ご本尊は不動明王。奇しくも、この日は年に一度のご開帳。そのまま、山伏らの護摩法要に立ち会い、厳かなひと時を堪能することができた。 生まれ年によれば自分の守護神は不動明王。お不動さんとの巡り合わせを嬉しく感じられた。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。