琵琶湖を見守る山001:龍王山(金勝アルプス)

2018.09.16(日) 日帰り

活動詳細

すべて見る

経路は記録できなくても過去の足跡は残せるとのことなので、ちょっと備忘録程度に…。 競走馬のトレセンがあることでも知られる「栗東」は隣り街で馴染み深く、もともと金勝寺(こんしょうじ)にはよくお参りに来ていた。この奥に連なる一帯の山々を地元では金勝山(こんぜやま)と呼んでいる。 道の駅「こんぜの里りっとう」から金勝寺までは車で。こちらにお寺の駐車場があり、登山しに行きたいと伝えると「ここに置いて行ってきなさい、気をつけて」とお寺の方に見送られた。 林道を30分ほど登ると馬頭観音堂、北側には三上山が望めた。龍王山(標高604m)まではすぐ。 そこから進んで着いた白石峰を基点に、西へ北へ南へと足を伸ばし、起伏のある道や数々の大きな奇石群と遭遇。とにかく大人向けの自然のアスレチックそのもの、とても強烈に「登山、楽し過ぎる…」とハマった。 天狗岩に耳岩、国見岩からの眺望もすがすがしく、はるか琵琶湖を望み、湖畔に立つ大津プリンスホテルすら視認できた。とても満足。 金勝寺は733年に良弁が建立した由緒あるお寺で、個人的には虚空蔵菩薩像のお顔の優しさに逢うのがいつも楽しみ。軍荼利明王立像は高さ3m60cmという大きなもので、間違いなく圧倒される。ほか、いずれの木造仏像も平安時代のもので、金勝寺を拝観するだけでも価値があると思う。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。