立山黒部アルペンルート►黒部ダム~立山駅

2023.09.25(月) 日帰り

遠征最終日はJRの「立山黒部アルペンきっぷ」を使って、日本列島のほぼ真ん中を横断する山岳観光ルートを堪能した。 予定どおり立山駅に到着したものの、立山ケーブルカーの時間指定券を事前にゲットしていなかったので20分遅れのスタートとなってしまった。 まず、折り返し地点の黒部ダムでは放水が水煙を上げ、太陽の光で虹がダブルで出ていたりと、とにかくスケールが半端ない迫力満点のダムでした。ダム展望台までの200段以上ある階段は登山翌日にはキツかったが、ダムの全景に加え立山連峰まで望むことができ頑張った甲斐があった。 黒部平から大観峰へのロープウェイでは後立山連峰の雄大な景色を見上げながら進むことになり、紅葉が見頃であれば眼下に赤や黄色のグラデーションを堪能できるはずであったがちょっと早すぎたようである。 断崖絶壁の大観峰の雲上テラスからはエメナルドグリーンの黒部湖を見下ろすことができるほか、ここからも綿のじゅうたんを敷き詰めたような見事な紅葉を眺められるようである。知らんけど・・・ ここから室堂までは立山の主峰雄山の直下を激走する日本で唯一のトロリーバスに乗車して、アルペンルート最高所の駅室堂ターミナルに向かうことになる。 室堂に降り立つのは前日と往路・復路の3度目となるが、何回来ても最高のロケーションである。お天気次第ですが・・・ 美女平と立山山麓は乗り継ぎの時間がなかったので残念ながら通過するだけとなった。 余談なんですが、このルートは繁忙期にはバスの台数を増やすことによって次から次へと客を捌くことになるが、ケーブルカーとロープウェイはフル回転しても1回当たりのキャパが限られボトルネックとなっているので、団体のツアー客とバッティングすると予定が大きく狂うことになるので要注意。 最後の富山行きの電車は定刻どおり粛々と出発するので美女平からのケーブルカーの臨時便に乗れても立山駅で1時間程度待つ可能性がある。 したがって、当日JR富山駅から大阪・東京方面に帰る場合には、相当程度余裕を持って行動しないと最後の最後に大どんでん返しを食らうはめになるかもです。 北陸新幹線は来年3月16日に金沢・福井県敦賀間が開業し東京から福井までが最短2時間51分で結ばれる由。