活動データ
タイム
06:44
距離
1.5km
のぼり
347m
くだり
312m
活動詳細
すべて見る愛媛県の沢登りでも人気?の西種子川にある魔戸の滝(まどのたき) ゴルジュクラブのタスク氏、山猫氏とご一緒にさせてもらいました。 沢ヤと一緒ということは滝をまったり眺めようってんじゃなくもちろん登りに。 結論から言うと お二人は見事に魔戸の滝を完登(おそらく初登) わたくしはビビりちらかして逃亡しましたぁ〜 ひーん。 “勇気ある撤退”とか“的確な判断”とか登山では言いますがそんなもんじゃありません。 脚色無しに“ションベンちびって逃亡”です・・・ 未踏の魔戸の滝を初登する事を目標の一つに掲げているタスク氏から声が掛かって、まぁそもそも自分のレベルに見合ってないのは当然自覚はしておりました。 ただ、やはり調子に乗っていたんでしょうね。ここのところ幸運なことに沢ヤガチ勢になんとなく紛れ込ませてもらい自分の実力以上の経験をたくさんさせてもらえたんですが、そろそろまともに戦力にならなければという焦りというか意気込みも多少あったりなかったりラジバンダリ。 つまりリードで登ろうとしたわけですね。 魔戸の滝はパッと見3ピッチ。 1ピッチ目は水流右側の凹角からスタートしてバンドまで 2ピッチ目はどん被りのエイドからスタートして右上するバンドをテラスまで 3ピッチ目は落ち口直下までバンドを左上してラストに爆水の落ち口を跨ぐ(跨げる保証はない) 私がワンチャン登れるとしたら1ピッチ目のみ。他はムリよりのムリ。 前夜に山猫さんと私でリードできるとして も1ピッチ目ぐらいですよねなんて話してました。 ということで1ピッチ目リードでスタート。 まぁ細かいこと書いたらダラダラと長くなるので端折るのですが2度ほどエイドのプロテクションが飛んで滑り落ちる。 中間のプロテクションも全部吹っ飛んでドボン。 三度目の正直をやるほどの根性は無くタスク氏とリード交代。 そこまでメンタル的にダメージ無いと思ってたがタスク氏の登りを見て“あ・・これおれじゃ無理やん”ってなる、“寒い”、“この寒さで数時間耐えれるか?”、“セカンドでも2ピッチ目いける?無理くない?”、“自分がフォローでやらかしたら迷惑かける”、“今なら引き返せる。登らない選択肢もある”、“登らなかったら寒いおもいせんですむぞ?”と、どんどんとネガティブ思考が加速しメンタルブレイク。 山猫さんに「ワタシムリデス、アトハヨロシクオネガイシマス」とギブアップ宣言。 ということで逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだとはならずあっさり逃亡してしまいました。 現時点では自分への失望感がTSUNAMIのように押し寄せて 滝に戸惑う弱気な僕 ですが失望感冷めやらぬうちに振り返って書き残しておこうと筆をとった次第で早漏。 いつの日か 見つめ合うと素直にお登り出来る そんな日が来るのでしょうか
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