活動データ
タイム
09:30
距離
17.0km
のぼり
1825m
くだり
1824m
活動詳細
すべて見る11月第2週の週末はどこに行くか、結構前から決めていました。 2016年のyo4さんのレポ:https://yamap.co.jp/activity/575027 それに2017年のなっちさんのレポ:https://yamap.co.jp/activity/1342258 上のレポを見て私も!ぜひ畑薙湖周辺の黄葉を眺めたいと思っていました。で、e-MTB(電動アシスト自転車)を買ったときから東俣林道(畑薙第一ダムから二軒小屋まで大井川を北上する林道)をいちど走ってみたいと思っていたので、自分はe-MTBで黄葉の東俣林道を二軒小屋まで走破しようと自転車を車に積み、一路沼平に向かったのでした。 前回、自転車の前輪がパンクしていて乗れなかったので、今回は予備のチューブも持参、もちろんパンク修理キットや空気入れも持ってくるという万全の体制…のはずが…。 ああそれなのに!自転車を組もうと思ったらスルーアクスルというパーツがないんです(泣)。要するに車軸でこれがないと車輪を自転車に取り付けられません。昔のMTBにはこんなパーツはなかったので、なくすとタイヘンだという認識すらありませんでした…。1時間以上探しましたが見つからず。 とりあえず自転車は諦めるしかありません。じゃあ歩いてどこに行こうかと考えたのですが、もう7時だし大無間山とかムリ、茶臼岳に登るルートは崩壊しているし、仕方ない、今までに3回登っている山ですが無岳山に登ることにしました。 YAMAPにレポを書くようになってから4回目の東俣林道ですが、初めての徒歩です。前にここを歩いたのは中ノ宿吊橋から笊ヶ岳を目指した…えーと、いつだっけ?2002年くらいかな?その時以来です。いつもは自転車で水溜りを避けるのに必死で(笑)周りの景色なんぞ見ちゃいないのですが、今回は畑薙湖の向こうの山並みに朝日が当たるのをゆっくりと眺めながら歩くことができました。とは言うものの、想定外の山に登ることになり、しかも自転車を積んできたにもかかわらず林道を歩くハメになり、もう気持ちは真っ黒(笑)。 [登山道] 登山口(973m)から池ノ平(1700m)まではエライ急登。途中ザレ場を3回トラバースするところがあり、どうも歩くたびに崩壊が進んでいるような…。でも危険箇所にはロープが張られているなど整備されている方がいらっしゃるのはありがたい限り。池ノ平から無岳山北の稜線まではバリエーションルート、少なくとも1795mピークまでの間は踏み跡もなく、ルートはいつも適当です。登りはともかく下りは目標物がないので道迷いには注意。1795mピークからはガレ場になっている稜線が見えるので、そこからはガレに沿って歩きます。ガレ場が終わる標高1935m地点あたりにはテントが張れそうな平坦地があり、眺望もあるので休憩によいところです。ここを過ぎると無岳山北の稜線(約2065m)までは再び踏み跡もない急登、とにかく高い方へと登ります。稜線にたどり着けば無岳山までは一投足、右(=南)方向に向かって尾根を登れば壁に「ヤッタゼ」の文字がある小屋があり、間もなく無岳山の頂上(2105m)に到着です。 [眺望] まずは個人的に「テント平」と呼んでいる1935m平坦地からは南~西の山々が見えます。大無間山や大根沢山、信濃俣、イザルガ岳で光岳は見えませんがその北の仁田岳・茶臼岳くらいまでを眺めることができます。次は「テント平」から無岳山北の稜線(2065m)に乗ったあたり、それと無岳山頂上、この2ヶ所は東側にガレがあり、東河内を挟んだ向こう側、青笹山・青枯山・三ノ沢山・水無峠山・小河内山というイマイチマイナーな山々と青笹山の奥に少しだけ富士山を見ることができます。上河内岳・聖岳・赤石岳・荒川岳は残念ながら樹林越しにしか見ることはできません。池ノ平から赤崩まで少し足を伸ばせば赤石や荒川・悪沢岳を望むことができますが、今回は時間がなくて寄ることはできませんでした。 [温度・服装] Garminの温度センサによると青薙山登山口が最低気温6℃、池ノ平で11℃、無岳山頂上で14℃と、標高が高くなるほど気温が上昇しました。下りは「テント平」で最高気温17℃、その後は13~14℃、ゴール時12℃でした。服装はミレーのアミアミアンダーウェアにバートンのポーラテックT、マムートの長袖シャツ、下はCW-Xにマムートの秋用3/4カーゴパンツ、これで適温でした。持っていったペットボトルはお茶とポカリスエットの2本でしたが、これで十分でした。 [今回の山行まとめ] 前回は自転車の前輪がパンクして走れず、今回は万全の対策を期したはずがまさかのパーツ紛失で2回連続自転車がただの荷物となってしまいました。それでも無岳山は4回目にしてベストの眺め、下りの西向き斜面では美しい黄葉を楽しむこともでき、すっかり楽しい気持ちになって日没ギリギリに沼平に戻ってきました。まぁ今回は車もパンクしなかったし、6月以来の白樺荘にも入れたし、不運続きの山登りではあるけど最悪の谷底は脱したのかな?という印象です。 [ご参考] 去年10月はカメラを探しに無岳山へ。これが2回め:https://yamap.co.jp/activity/1245264 今年6月は無岳山→青薙山。これが3回め:https://yamap.co.jp/activity/2007409
活動の装備
- マムート(MAMMUT)Performance Dry Zip longsleeve men
- モンベル(mont-bell)ラップランドブーツ Men's
- ガーミン(Garmin)fēnix 5 Plus Sapphire
- マムート(MAMMUT)トランスポーター カーゴ 3/4
- バートン(BURTON)Burton AK Power Grid Crew Shirt True Black
- ニコン(Nikon)望遠ズームレンズAF-SDXNIKKOR55-200mmf/4-5.6GEDVRIIニコンDXフォーマット用AFSDXVR55-200G2
- ニコン(Nikon)標準ズームレンズAF-SDXNIKKOR18-55mmf/3.5-5.6GVRIIニコンDXフォーマット専用
- ニコン(Nikon)デジタル一眼レフカメラD7000ボディー
- ミレー(MILLET)ドライナミック メッシュ ショートスリーブ
- ワコール(Wacoal)CW-X レボリューション
- その他(Other)MAKAVELIC SIERRA SUPERIORITY BIND UP BACKPACK
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。