気分爽快貫山登山

2016.03.08(火) 日帰り

活動データ

タイム

04:42

距離

8.9km

のぼり

525m

くだり

523m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 42
休憩時間
1 時間 11
距離
8.9 km
のぼり / くだり
525 / 523 m
12
56
22
57
38
30

活動詳細

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福岡県北九州市小倉南区:貫山(712m) 参加者4+1(田中、田上、鈴本、woodpecker)+鈴木 日:2016年3月8日(火) 天気:曇天  今回の山歩きは北九州市の貫山である、今回は田上さんが目標としている九州百名山制覇の一つとしての計画である。  何時もの月に一回の登山では隊長(鈴木)が計画を練り、皆を連れて行ってくれる、が隊長の計画はハードな山(またはハードなルート)が多く、山歩き程度の山は高齢になっていく予定であるとのこと。がその言葉に満足しない田上さんは自ら計画を作り、定年退職している我々を誘って山歩きをすることになった。  この山は標高も低く楽な山のような気がする。 福岡を8時に出発するが、博多駅近くで通勤渋滞に巻き込まれ、都市高速に乗るのが遅れた。そのため今回の登山口である茶ケ床園地登山口に着いたのは10時30分ごろである。  ここは、駐車場が完備しトイレも設置してあるので、女性でも気持ちのGOODな登山口である。犬が岳、英彦山でもこのような整備された登山口であった。今後多くの登山口でこのような整備が進むと、多くの若い女性登山者が増えるかも。  登山の準備をして、大平山の方を見ると、山の斜面が黒と白でおおわれている、これらの石灰岩(ピナクル)は高校の地学で学んだ典型的なカルスト地形であることを思い出す。  九州自然歩道の看板のある方に進み(左の方向)、しばらく歩き、振り返ると山頂が大きく削られた山が見える、たぶんこれが香春岳であろうと思う。悲しくなる、日本の経済的発展を支えた山の一です。  九州自然歩道をしばらく歩くと広谷湿原と貫山、キス岩への分岐にくる、まずキス岩を見に行くことにする。帰りに広谷湿原を見ることする。  メンバー4人は暑くもなく寒くもない気候で、歩きやすい道に心弾み笑顔で歩く。「根性の木」と「キス岩」を探すがなかなか見つけられない、が根性で探し当て見学する。  先週の野焼で山肌は黒くなり一段とピナクルの白さが目立つ。四方台(618.7m)を目指して急な小路を登る、何時ものように胸が苦しくなるが、しばらく休憩して登る。ここからは四方の視界が開ける。登って来た小路がよく見え。遠くの山は霞んで見えないのが残念である。今は地表が黒いが、5月ごろは一面緑に覆われ、すがすがしい山肌を見ることができるだろう。  貫山の山頂が見え、直下の急登には驚いた。今まで多くの山で急登を登り降りしてきたが、こんなに大きく開けたのを見たのは初めてである。頂上近くまで轍があるのが気になる。登山道をオフロードバイクで登る不心得者がいるらしく、大きな轍が数本ある。  頂上は開けて、草原で数組の登山グループが食事をしていた。私たちも昼食をする。昼食の時隊長から電話がありこちらの様子を気にしているようで、快適な登山であると伝えた。  登山道のそばは背丈ほどある草(?)が生え、野焼されていないときはこのような状態だったのかと思わせられる。山頂での記念撮影のあと下山する。すぐに急登をおっかなびっくりで降りることになる。  急登を降り切って、広谷湿原を見に行くために、鉄塔の方に降りることにする。こちらの方は(南斜面?)は野焼がされてなく、登って来た風景とは全く違った景色を見せる。 鉄塔のメンテナンス用の舗装道路に出ると、何やら面白い注意看板に出くわす。“車馬乗り入れ禁止“馬で登山する人がいるのかな?  今回の山歩きで初めて緑を見つけた。ふきのとうの花である。真っ黒い地面に咲いていた、葉が少し焼けている。初めてフキノトウの花を見た。孫ができたら“ふきの”と命名しよう。  広谷湿原はカヤか、アシカわからないが背の高い草でおおわれている。緑のころは山肌の白い岩と緑の木々と一緒になり、また春になると多くの花が見られるだろう。  キス岩への分岐まで来ると、田上さんが大平山に行こうと言い出し登ることになる。この時隊長に電話すると、今、貫山山頂でこれから大平山に行くとのことである。仕事のはずであるが???  我々の山歩きに嫉妬したらしく仕事を抜け出し、山を走りに来たらしい、貫山頂上まで走って登り大平山まで下山するとのこと。  大平山に登る途中で、隊長と遭遇する、今から仕事をしに帰るそうである。駐車場から貫山頂―大平山―駐車場まで28分であったとのこと。  我々は大平山に登り、ゆっくり安全に下山した。 今回の山歩きは登山道に小石が無く、よく整備され非常に歩きやすく、気持ちがいい山でした。また、天気も暑くなく、寒くなく壮快に歩くことができた。 この山はまた行ってみたい山の一つである。  

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