知床・登山川

2023.09.03(日) 日帰り

先週に引き続き知床の沢 ─── 「山と谷」で初級沢として紹介されている今年日帰りで歩いてみたいと思っていた沢・登山川。お天気の良い週末で先輩も便乗することになり今年初沢というたけのこ🍄さんも遠路車中泊で合流となりました。「そういうことは一人の時にやって。。。」と言われても仕方ない毎度の滝周辺の調査散策に先輩を巻き込んでしまい、気楽に歩ける初級沢だからと誘ったたけのこ🍄さんにも、、私が思っていたような気楽に皆で歩ける沢にはならず、ご両人大変申し訳ありませんでした。大怪我やヘッドランプ下山にならなかったことだけが救いです、そして翌日通常出勤日のお二人・・・大丈夫だったろうか。 今のところ、この沢は初心者が避暑しに毎年再来できる初級沢とは思えず、水が冷たくなる前の今夏中に「初心者として歩く」ことを確認する機会に恵まれるかどうか分かりませんが ─── 面白い。この2年で私が歩いた数少ない沢との比較でしかありませんが、この沢はなかなか面白い。 ユニークな点二つ: ① ぬめる!もう限りなくつるつるぬめります。平でないところに不用意に足を置けば必ず滑ります。終始フェルトサンダル着用しましたがぬめりに抵抗できる斜度を足がおぼえるまで2回ほど気がついたら腹這いに転がっていました。沢の上流にあたる泊場は登山道の水場マークがついていますが飲用水には適さないと各本に書かれているこの沢(崖から落ちてくる清水を飲んでとのこと)、下流入渓地の透明なせせらぎからも鉱泉の微臭ありで、「微生物繁殖できないから上に行けば行くほどぬめらなくなるはずなんだけど。。。」だったかな、先輩も首をかしげていましたが、中盤のぬめりは更に要注意で終盤などは微生物ならぬ不思議な「研ぎ汁現象」で前を歩く先輩が岩を踏む度にフェルトサンダルを研ぐが如く黄土色の汁が岩から噴出するその様はアラジンと魔法の煙(ぬめる噴煙)のようでした。 ② 赤茶の岩にエメラルドグリーンのコントラストが美しい淀み。沢中盤から流れは白濁し始め終盤はエメラルドの淀みに落ちる小滝の白いしぶきと赤茶の岩盤が度々現れ最後は桃色の岩に深緑の苔そして毎歩湧き上がる黄土色の濁り・・・と初めて見る色彩に目を見張ります。 この夏、知床の沢を4本歩いてみての比較: イワウベツ川と登山川は入渓直後から早い段階で川幅狭くなり急流や小滝などで飽きることなく歩けるのに対し、横断道路の向こう側・フンベ川と知西別川は下流域の広い川幅の区間がたっぷりあり歩行が遅い私などは日帰りが難しい。。腰上まで浸かる通過も多いので今までになく荷物の防水には気を使った方が安心。。。カメラいじりはどの沢でも面倒でした ───

羅臼町の朝焼け・・・知床峠より

羅臼町の朝焼け・・・知床峠より

羅臼町の朝焼け・・・知床峠より

知床大橋の谷側・羅臼町側から沢におりました。羅臼湖から流れ出る知西別川の水温に比べるとうんと冷たい朝。

知床大橋の谷側・羅臼町側から沢におりました。羅臼湖から流れ出る知西別川の水温に比べるとうんと冷たい朝。

知床大橋の谷側・羅臼町側から沢におりました。羅臼湖から流れ出る知西別川の水温に比べるとうんと冷たい朝。

一時間も立たぬ内に小滝続く狭い沢になります。

一時間も立たぬ内に小滝続く狭い沢になります。

一時間も立たぬ内に小滝続く狭い沢になります。

350m、15mの大滝。本にはこの小滝手前から左岸の枯れ沢を使って高巻くと書かれていましたが、今日は大滝左岸草付き斜面に先へ行った先輩がロープを垂らしてくれたのでそこから越えます。

350m、15mの大滝。本にはこの小滝手前から左岸の枯れ沢を使って高巻くと書かれていましたが、今日は大滝左岸草付き斜面に先へ行った先輩がロープを垂らしてくれたのでそこから越えます。

350m、15mの大滝。本にはこの小滝手前から左岸の枯れ沢を使って高巻くと書かれていましたが、今日は大滝左岸草付き斜面に先へ行った先輩がロープを垂らしてくれたのでそこから越えます。

15m滝のすぐ上の小滝。左右際の岩は急だし滑りそうだし・・・ちょっと手前から左岸で巻きました。

15m滝のすぐ上の小滝。左右際の岩は急だし滑りそうだし・・・ちょっと手前から左岸で巻きました。

15m滝のすぐ上の小滝。左右際の岩は急だし滑りそうだし・・・ちょっと手前から左岸で巻きました。

今朝はしょっぱなからぬめり転倒で濡れていたので日溜り休憩が有難い踊り沢。

今朝はしょっぱなからぬめり転倒で濡れていたので日溜り休憩が有難い踊り沢。

今朝はしょっぱなからぬめり転倒で濡れていたので日溜り休憩が有難い踊り沢。

500mの滑滝到着。滝の落ち口が山のまこちゃんさんの下降画像から急なスライダー状になっていることを知っていたので迷わず高巻きます。左岸より。

500mの滑滝到着。滝の落ち口が山のまこちゃんさんの下降画像から急なスライダー状になっていることを知っていたので迷わず高巻きます。左岸より。

500mの滑滝到着。滝の落ち口が山のまこちゃんさんの下降画像から急なスライダー状になっていることを知っていたので迷わず高巻きます。左岸より。

沢水、白濁してきました。

沢水、白濁してきました。

沢水、白濁してきました。

中盤の滑床はじまります。

中盤の滑床はじまります。

中盤の滑床はじまります。

これくらいの傾斜だとフェルトサンダルでパタパタ楽しく歩けるはずなのですが、ぬめり沢の今日は全然ダメ。。。

これくらいの傾斜だとフェルトサンダルでパタパタ楽しく歩けるはずなのですが、ぬめり沢の今日は全然ダメ。。。

これくらいの傾斜だとフェルトサンダルでパタパタ楽しく歩けるはずなのですが、ぬめり沢の今日は全然ダメ。。。

こんなに平な岩盤でも「ぬめり」を忘れているとつるっといってしまいます。

こんなに平な岩盤でも「ぬめり」を忘れているとつるっといってしまいます。

こんなに平な岩盤でも「ぬめり」を忘れているとつるっといってしまいます。

もう9月。晩夏の深緑苔が美しい。このような清水がちょくちょくあるので行動水全部を背負う必要もなかったかもしれません。

もう9月。晩夏の深緑苔が美しい。このような清水がちょくちょくあるので行動水全部を背負う必要もなかったかもしれません。

もう9月。晩夏の深緑苔が美しい。このような清水がちょくちょくあるので行動水全部を背負う必要もなかったかもしれません。

エメラルドの淀み、度々現れるようになってきました。

エメラルドの淀み、度々現れるようになってきました。

エメラルドの淀み、度々現れるようになってきました。

syu2018さんから譲り受けたGarmin時計を初使用。高度計は始終見ていたのですが、不覚にも最後の滝を超えるまで時刻を確認することがありませんで。。。この快適滑床帯通過が11時過ぎ、本来ならこの辺りで折り返すか先へ進むか検討すべきだったのですが。。。しかしこのぬめり具合、おそらく誰も下降しましょうとは言わなかったはず。

syu2018さんから譲り受けたGarmin時計を初使用。高度計は始終見ていたのですが、不覚にも最後の滝を超えるまで時刻を確認することがありませんで。。。この快適滑床帯通過が11時過ぎ、本来ならこの辺りで折り返すか先へ進むか検討すべきだったのですが。。。しかしこのぬめり具合、おそらく誰も下降しましょうとは言わなかったはず。

syu2018さんから譲り受けたGarmin時計を初使用。高度計は始終見ていたのですが、不覚にも最後の滝を超えるまで時刻を確認することがありませんで。。。この快適滑床帯通過が11時過ぎ、本来ならこの辺りで折り返すか先へ進むか検討すべきだったのですが。。。しかしこのぬめり具合、おそらく誰も下降しましょうとは言わなかったはず。

人を引きずり込む魔性のエメラルド。

人を引きずり込む魔性のエメラルド。

人を引きずり込む魔性のエメラルド。

さて、600m。最後15m2段の滝が見えてきました。

さて、600m。最後15m2段の滝が見えてきました。

さて、600m。最後15m2段の滝が見えてきました。

はなから右岸を巻くつもりだった先輩。本には左岸から越えると書いてあるので、「岩づたいが登山道のようではないか?」だの「せめて草付きの終点くらいまでは行かせてもらえないか?」などという私の希望に仕方なく先輩がルート確認で先行することになりました。「動かずに待ってて」ということでたけのこ🍄さんは確保のロープを握りしめ、私はそばでずっと見守りますが、岩場トラバース中の先輩の足運びを見る限り非常にもろそう。「あたしは無理だろう」と思い始めても今声掛けたら気が散るだろう、とオロオロしている内に、先輩お見事、ロープ道セット完了です。(無理かも~と思った時点で即言ってほしかった、、と後から聞かされました)

はなから右岸を巻くつもりだった先輩。本には左岸から越えると書いてあるので、「岩づたいが登山道のようではないか?」だの「せめて草付きの終点くらいまでは行かせてもらえないか?」などという私の希望に仕方なく先輩がルート確認で先行することになりました。「動かずに待ってて」ということでたけのこ🍄さんは確保のロープを握りしめ、私はそばでずっと見守りますが、岩場トラバース中の先輩の足運びを見る限り非常にもろそう。「あたしは無理だろう」と思い始めても今声掛けたら気が散るだろう、とオロオロしている内に、先輩お見事、ロープ道セット完了です。(無理かも~と思った時点で即言ってほしかった、、と後から聞かされました)

はなから右岸を巻くつもりだった先輩。本には左岸から越えると書いてあるので、「岩づたいが登山道のようではないか?」だの「せめて草付きの終点くらいまでは行かせてもらえないか?」などという私の希望に仕方なく先輩がルート確認で先行することになりました。「動かずに待ってて」ということでたけのこ🍄さんは確保のロープを握りしめ、私はそばでずっと見守りますが、岩場トラバース中の先輩の足運びを見る限り非常にもろそう。「あたしは無理だろう」と思い始めても今声掛けたら気が散るだろう、とオロオロしている内に、先輩お見事、ロープ道セット完了です。(無理かも~と思った時点で即言ってほしかった、、と後から聞かされました)

二つの滝の中間地点にて、最後のたけのこ🍄さんが上がって来るのを待っているところ。

二つの滝の中間地点にて、最後のたけのこ🍄さんが上がって来るのを待っているところ。

二つの滝の中間地点にて、最後のたけのこ🍄さんが上がって来るのを待っているところ。

使える残置ロープがあったので引き返すことも可能とのことでしたが、2つ目の滝は最初の5mくらいの急な砂まぶしの岩場を超えれば何とかなりそう、ということでたけのこ🍄さんの肩を借りて再度先輩、先に行きます。灌木にビレー細工しているところ。

使える残置ロープがあったので引き返すことも可能とのことでしたが、2つ目の滝は最初の5mくらいの急な砂まぶしの岩場を超えれば何とかなりそう、ということでたけのこ🍄さんの肩を借りて再度先輩、先に行きます。灌木にビレー細工しているところ。

使える残置ロープがあったので引き返すことも可能とのことでしたが、2つ目の滝は最初の5mくらいの急な砂まぶしの岩場を超えれば何とかなりそう、ということでたけのこ🍄さんの肩を借りて再度先輩、先に行きます。灌木にビレー細工しているところ。

私もたけのこ🍄さんの肩をたくさん踏ませてもらい、おまけに足とか押し上げてもらい、なんとかビレーポイントの一時安全帯まで辿り着いたものの、懸垂下降の予習しかしていなかった私は、後でおしえてもらった「ランニングビレー」のカラビナの掛け替えを知りません。身振りや口のパクパクの指示が読み取れず動揺した私が自分の安全環カラビナを外したのを見た時はさすがに「バカヤロー」って叫びそうになったぞ!と先輩。叫んでもらっても情けない、それすら聞こえない沢際で頭の中は真っ白でした。

たけのこ🍄さんは誰かの肩を借りることなく御立派です。ビレー小道具回収してゴールに迫ってくるところ。

私もたけのこ🍄さんの肩をたくさん踏ませてもらい、おまけに足とか押し上げてもらい、なんとかビレーポイントの一時安全帯まで辿り着いたものの、懸垂下降の予習しかしていなかった私は、後でおしえてもらった「ランニングビレー」のカラビナの掛け替えを知りません。身振りや口のパクパクの指示が読み取れず動揺した私が自分の安全環カラビナを外したのを見た時はさすがに「バカヤロー」って叫びそうになったぞ!と先輩。叫んでもらっても情けない、それすら聞こえない沢際で頭の中は真っ白でした。 たけのこ🍄さんは誰かの肩を借りることなく御立派です。ビレー小道具回収してゴールに迫ってくるところ。

私もたけのこ🍄さんの肩をたくさん踏ませてもらい、おまけに足とか押し上げてもらい、なんとかビレーポイントの一時安全帯まで辿り着いたものの、懸垂下降の予習しかしていなかった私は、後でおしえてもらった「ランニングビレー」のカラビナの掛け替えを知りません。身振りや口のパクパクの指示が読み取れず動揺した私が自分の安全環カラビナを外したのを見た時はさすがに「バカヤロー」って叫びそうになったぞ!と先輩。叫んでもらっても情けない、それすら聞こえない沢際で頭の中は真っ白でした。 たけのこ🍄さんは誰かの肩を借りることなく御立派です。ビレー小道具回収してゴールに迫ってくるところ。

落ち口に近寄ると「これっ!」と先輩に叱られますが、通過直後に腰かけていた岩から撮っておきました。なんだかただの斜め滝のように見えるのですが・・・

落ち口に近寄ると「これっ!」と先輩に叱られますが、通過直後に腰かけていた岩から撮っておきました。なんだかただの斜め滝のように見えるのですが・・・

落ち口に近寄ると「これっ!」と先輩に叱られますが、通過直後に腰かけていた岩から撮っておきました。なんだかただの斜め滝のように見えるのですが・・・

2段の滝の後は穏やかな流れを辿り・・

2段の滝の後は穏やかな流れを辿り・・

2段の滝の後は穏やかな流れを辿り・・

登山道に合流です。下から登山道を登ってくるとようやく涼める癒しの小川。この先、右に曲がった少し先が泊場ですが、既に3時近くなっており、この辺りを終着地としました。

登山道に合流です。下から登山道を登ってくるとようやく涼める癒しの小川。この先、右に曲がった少し先が泊場ですが、既に3時近くなっており、この辺りを終着地としました。

登山道に合流です。下から登山道を登ってくるとようやく涼める癒しの小川。この先、右に曲がった少し先が泊場ですが、既に3時近くなっており、この辺りを終着地としました。

晩夏の青空と笹・カンバの緑が美しい夕方でした。私が記憶していたよりずっと登山道の整備が進んでおり、羅臼町の山の会の皆様に感謝であります。ダケカンバの明るい林にナラが混生し始めハイマツや笹が入り乱れる不思議森林に夕方の光しが射しこみ ─── そして焼肉の匂いの立ち込める(?)キャンプ場へと戻って来たのでした。予想外の一日にお付き合い下さったお二人に感謝・拝。

晩夏の青空と笹・カンバの緑が美しい夕方でした。私が記憶していたよりずっと登山道の整備が進んでおり、羅臼町の山の会の皆様に感謝であります。ダケカンバの明るい林にナラが混生し始めハイマツや笹が入り乱れる不思議森林に夕方の光しが射しこみ ─── そして焼肉の匂いの立ち込める(?)キャンプ場へと戻って来たのでした。予想外の一日にお付き合い下さったお二人に感謝・拝。

晩夏の青空と笹・カンバの緑が美しい夕方でした。私が記憶していたよりずっと登山道の整備が進んでおり、羅臼町の山の会の皆様に感謝であります。ダケカンバの明るい林にナラが混生し始めハイマツや笹が入り乱れる不思議森林に夕方の光しが射しこみ ─── そして焼肉の匂いの立ち込める(?)キャンプ場へと戻って来たのでした。予想外の一日にお付き合い下さったお二人に感謝・拝。

羅臼町の朝焼け・・・知床峠より

知床大橋の谷側・羅臼町側から沢におりました。羅臼湖から流れ出る知西別川の水温に比べるとうんと冷たい朝。

一時間も立たぬ内に小滝続く狭い沢になります。

350m、15mの大滝。本にはこの小滝手前から左岸の枯れ沢を使って高巻くと書かれていましたが、今日は大滝左岸草付き斜面に先へ行った先輩がロープを垂らしてくれたのでそこから越えます。

15m滝のすぐ上の小滝。左右際の岩は急だし滑りそうだし・・・ちょっと手前から左岸で巻きました。

今朝はしょっぱなからぬめり転倒で濡れていたので日溜り休憩が有難い踊り沢。

500mの滑滝到着。滝の落ち口が山のまこちゃんさんの下降画像から急なスライダー状になっていることを知っていたので迷わず高巻きます。左岸より。

沢水、白濁してきました。

中盤の滑床はじまります。

これくらいの傾斜だとフェルトサンダルでパタパタ楽しく歩けるはずなのですが、ぬめり沢の今日は全然ダメ。。。

こんなに平な岩盤でも「ぬめり」を忘れているとつるっといってしまいます。

もう9月。晩夏の深緑苔が美しい。このような清水がちょくちょくあるので行動水全部を背負う必要もなかったかもしれません。

エメラルドの淀み、度々現れるようになってきました。

syu2018さんから譲り受けたGarmin時計を初使用。高度計は始終見ていたのですが、不覚にも最後の滝を超えるまで時刻を確認することがありませんで。。。この快適滑床帯通過が11時過ぎ、本来ならこの辺りで折り返すか先へ進むか検討すべきだったのですが。。。しかしこのぬめり具合、おそらく誰も下降しましょうとは言わなかったはず。

人を引きずり込む魔性のエメラルド。

さて、600m。最後15m2段の滝が見えてきました。

はなから右岸を巻くつもりだった先輩。本には左岸から越えると書いてあるので、「岩づたいが登山道のようではないか?」だの「せめて草付きの終点くらいまでは行かせてもらえないか?」などという私の希望に仕方なく先輩がルート確認で先行することになりました。「動かずに待ってて」ということでたけのこ🍄さんは確保のロープを握りしめ、私はそばでずっと見守りますが、岩場トラバース中の先輩の足運びを見る限り非常にもろそう。「あたしは無理だろう」と思い始めても今声掛けたら気が散るだろう、とオロオロしている内に、先輩お見事、ロープ道セット完了です。(無理かも~と思った時点で即言ってほしかった、、と後から聞かされました)

二つの滝の中間地点にて、最後のたけのこ🍄さんが上がって来るのを待っているところ。

使える残置ロープがあったので引き返すことも可能とのことでしたが、2つ目の滝は最初の5mくらいの急な砂まぶしの岩場を超えれば何とかなりそう、ということでたけのこ🍄さんの肩を借りて再度先輩、先に行きます。灌木にビレー細工しているところ。

私もたけのこ🍄さんの肩をたくさん踏ませてもらい、おまけに足とか押し上げてもらい、なんとかビレーポイントの一時安全帯まで辿り着いたものの、懸垂下降の予習しかしていなかった私は、後でおしえてもらった「ランニングビレー」のカラビナの掛け替えを知りません。身振りや口のパクパクの指示が読み取れず動揺した私が自分の安全環カラビナを外したのを見た時はさすがに「バカヤロー」って叫びそうになったぞ!と先輩。叫んでもらっても情けない、それすら聞こえない沢際で頭の中は真っ白でした。 たけのこ🍄さんは誰かの肩を借りることなく御立派です。ビレー小道具回収してゴールに迫ってくるところ。

落ち口に近寄ると「これっ!」と先輩に叱られますが、通過直後に腰かけていた岩から撮っておきました。なんだかただの斜め滝のように見えるのですが・・・

2段の滝の後は穏やかな流れを辿り・・

登山道に合流です。下から登山道を登ってくるとようやく涼める癒しの小川。この先、右に曲がった少し先が泊場ですが、既に3時近くなっており、この辺りを終着地としました。

晩夏の青空と笹・カンバの緑が美しい夕方でした。私が記憶していたよりずっと登山道の整備が進んでおり、羅臼町の山の会の皆様に感謝であります。ダケカンバの明るい林にナラが混生し始めハイマツや笹が入り乱れる不思議森林に夕方の光しが射しこみ ─── そして焼肉の匂いの立ち込める(?)キャンプ場へと戻って来たのでした。予想外の一日にお付き合い下さったお二人に感謝・拝。