活動データ
タイム
11:59
距離
9.4km
のぼり
736m
くだり
736m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る先週に引き続き知床の沢 ─── 「山と谷」で初級沢として紹介されている今年日帰りで歩いてみたいと思っていた沢・登山川。お天気の良い週末で先輩も便乗することになり今年初沢というたけのこ🍄さんも遠路車中泊で合流となりました。「そういうことは一人の時にやって。。。」と言われても仕方ない毎度の滝周辺の調査散策に先輩を巻き込んでしまい、気楽に歩ける初級沢だからと誘ったたけのこ🍄さんにも、、私が思っていたような気楽に皆で歩ける沢にはならず、ご両人大変申し訳ありませんでした。大怪我やヘッドランプ下山にならなかったことだけが救いです、そして翌日通常出勤日のお二人・・・大丈夫だったろうか。 今のところ、この沢は初心者が避暑しに毎年再来できる初級沢とは思えず、水が冷たくなる前の今夏中に「初心者として歩く」ことを確認する機会に恵まれるかどうか分かりませんが ─── 面白い。この2年で私が歩いた数少ない沢との比較でしかありませんが、この沢はなかなか面白い。 ユニークな点二つ: ① ぬめる!もう限りなくつるつるぬめります。平でないところに不用意に足を置けば必ず滑ります。終始フェルトサンダル着用しましたがぬめりに抵抗できる斜度を足がおぼえるまで2回ほど気がついたら腹這いに転がっていました。沢の上流にあたる泊場は登山道の水場マークがついていますが飲用水には適さないと各本に書かれているこの沢(崖から落ちてくる清水を飲んでとのこと)、下流入渓地の透明なせせらぎからも鉱泉の微臭ありで、「微生物繁殖できないから上に行けば行くほどぬめらなくなるはずなんだけど。。。」だったかな、先輩も首をかしげていましたが、中盤のぬめりは更に要注意で終盤などは微生物ならぬ不思議な「研ぎ汁現象」で前を歩く先輩が岩を踏む度にフェルトサンダルを研ぐが如く黄土色の汁が岩から噴出するその様はアラジンと魔法の煙(ぬめる噴煙)のようでした。 ② 赤茶の岩にエメラルドグリーンのコントラストが美しい淀み。沢中盤から流れは白濁し始め終盤はエメラルドの淀みに落ちる小滝の白いしぶきと赤茶の岩盤が度々現れ最後は桃色の岩に深緑の苔そして毎歩湧き上がる黄土色の濁り・・・と初めて見る色彩に目を見張ります。 この夏、知床の沢を4本歩いてみての比較: イワウベツ川と登山川は入渓直後から早い段階で川幅狭くなり急流や小滝などで飽きることなく歩けるのに対し、横断道路の向こう側・フンベ川と知西別川は下流域の広い川幅の区間がたっぷりあり歩行が遅い私などは日帰りが難しい。。腰上まで浸かる通過も多いので今までになく荷物の防水には気を使った方が安心。。。カメラいじりはどの沢でも面倒でした ───
メンバー
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