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近畿自然歩道(熊野脇道・錦(南島棚島~姫越山~錦~紀伊長島))の写真

2018.11.03(土) 23:50

途中で三角点を越えていきます。

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28.3 km

1654 m

近畿自然歩道(熊野脇道・錦(南島棚島~姫越山~錦~紀伊長島))

姫越山 (三重)

2018.11.02(金) 日帰り

※概要※ 今回は熊野古道の中辺路を通る近畿自然歩道の以下のルートを巡りました 「絶壁からながめる海と錦漁港をたずねるみち(日の出公園~黒島展望台~塩浜山村展望台~日の出公園)」 ルート自体はたったの8キロ弱しかないので当然このためだけに 来たわけではなくどちらかというと昨年から続けている熊野脇道の 攻略を重点に置いております。南島棚島から姫越山頂上直下の熊野脇道 を通過し、錦と大名倉を越えて紀伊長島で熊野古道伊勢路と合流する 熊野脇道で一番険しいクライマックスでもあります。 京都から日帰りで来た場合、南島棚島スタートがどう頑張っても11:30 ということで時間的制約が極めて厳しくそのうえ近畿自然歩道という 寄り道すらあるので超タイムアタックを要求される今回でしたが限りある 時間と体力のリソースを上手に割り当て姫越山、近畿自然歩道。そして 大名倉はかなりやばかったですが無事乗り越え紀伊長島に到着することが できました。 これで田丸で別れた熊野古道伊勢路と再び合流しましたので次回からは 伊勢路一本道の攻略となります。 スタート地点となる南島棚橋バス停ですがかつては道の駅があり トイレや自販機がありましたが今は廃されてありません。ですので 道方に行く伊勢市駅でトイレや補給を必ずしておきましょう 錦まで来てしまったら南島棚橋には戻れないのでそのまま紀伊長島に 行くしかなくなります。国道260号を通過するので往来の車にはご注意ください。 また大名倉二色トンネル上の熊野脇道は錦側の本来のルートが社有地で立ち入り禁止 地帯になっておりさらに道完全消失でそのままなぞることができません。 一旦大名倉二色トンネルを抜けてNTT無線中継所の道を上り名倉峠頂上付近の熊野脇道と 合流してください。さらにそこを下っていくと途中で造成とシダ地獄により道が消失し ていますが構わず進み造成地の東端にある道を下に降りて進んでください。 途中で北東からくる道と合流したあたりでJRの名倉川橋梁が見えたら正解です。 あとは紀伊長島の伊勢路合流地点までまっすぐ進むだけなので迷うことはないでしょう ※見所※ 棚島竈、新桑竈、熊野脇道二体地蔵、狼煙場跡、姫越山山頂 姫塚、爺塚、(ここから近畿自然歩道)金蔵寺、錦神社、黒島展望台 塩浜山村展望台、錦漁港、日の出公園(近畿自然歩道終り)、長島港 ※ルート案内(熊野脇道攻略の関係上近畿自然歩道の起点を新奥川橋南東詰としました)※ 南島棚橋バス停スタート -> 新桑竈 -> 二体地蔵 -> 狼煙場跡  -> 姫越山頂上 -> 狼煙場跡 -> 熊野脇道合流地点 -> 姫塚  -> 爺塚 -> ジロハゲ避難所 -> さかえ公園 -> 新奥川橋南東詰(近畿自然歩道起点)  -> 金蔵寺 -> 錦神社 -> 浅間山避難所・登山口 -> 錦中学校分岐  -> 芦浜分岐 -> 黒島展望台 -> 塩浜山村展望台 -> 錦漁港  -> 新奥川橋南東詰(近畿自然歩道終点) -> 神武台分岐 -> 大名倉二色トンネル  -> 紀伊長島駅ゴール ※感想※ 私事でいろいろあった夏ですが本来の大日程通りこの時期に熊野脇道の 大トリの攻略に挑みました。春先に熊野脇道を進んだ際に道が消失し 道なき道を進む羽目になったことと事前調査でやはり苦労された方が 居たことでロングトレイル級の完全装備で挑んでいます(ライト使いませんでしたが) とにかく時間的制約があまりにもきつすぎて終始ハラハラドキドキの展開と なってしまいました。とくに名倉峠を越える大名倉越えの古道が造成で完全消失したうえ 巻き道もシダ地獄に阻まれ、どんどん暗くなっていく周りの景色に かなり焦ってしまいました。しかしそこは今までの経験と野性的直観で古道を 見いだし無事に紀伊長島までたどり着くことができました。 ここから先は前途の通り熊野古道伊勢路と完全に合流して熊野本宮に 向かって一本道を進むこととなります。整備も行き届いていることで しょうから今回みたいな苦戦は多分無くなるかな~ていうか無くなってください!