活動データ
タイム
13:21
距離
12.2km
のぼり
839m
くだり
204m
活動詳細
すべて見る稜線歩きで私が好んで寄り道したい所 ─── 高層湿原、池、沼 ─── 途中でわざわざ下がるイメージです。去年から沢を歩くようになり、これらの場所をゴールに沢から登るのもありなんだなあ、と地図を見るようになりました。今回の知西別川は大きな湖から流出する沢。猛暑日続きで湖の温度は盛夏の屋外プールの温度となっており沢の水も先日の北大雪とは比べ物にならない程にぬるく、努めて濡れる選択をする一日となりました。 最近すっかり読み込んでいる「山と谷」では知西別川=初級+と書かれているので、一人遡行だと今年はまだダメかな。。と思っていたのですが、沢先輩が知床最後に歩いておきたい沢だったようで、下山後の足提供ということで同行できることになり、深夜起床で出掛けます。 大抵のところは初心者なりに考えて巻けば時間はかかっても安全に進めるということが分かって来た最近ですが、逆に安易に深入りしてしまいビギナーには一番危険な時期なんだろうなぁ。普段は帰りの下降も可能なところしか歩かないのですが、今日は先輩も一緒ということで暑いこともあって好んで水しぶきがあがる岩のあるところあるところを少々乱暴に歩いたように思います。通常より水が少なかったようで先輩は期待していた「函のへつり」が無かったと残念そう。私にはあれでも充分な函へつりだったのですが。一番新鮮だったのは泳いだことでしょうか。「荷物抱えて泳ぐ」と言われ連想したのが壺を頭に乗せて歩くエジプト人女性。。。濡れた荷物や服って溺れさせるものだと思い込んでいたのですが、荷物は浮き輪になるのです・・・これ初体験でした。初体験と言えばもう一つ、羅臼湖のウォーターウォーキング。腰より上まで水に浸かっていると荷物が浮くので背中が軽くなるんです。。。そして湖の底をつんつん足で蹴り進みます。重力少ない月面歩行をしている感じ? 沢の温度が高かったことでバテてペース落ちた~と先輩。一番体力消耗させた延々続く巨岩帯などは経験値の低い私にとっては次々に展開する岩と水しぶきが「やめられないかっぱえびせん」のようで自分の疲労を感じる余裕すらなく無我夢中に手足を進め・・・時折「水飲むぞー」などと先輩が足を止めてくれなかったら真剣熱中症になっていただろう。。喉の渇きに鈍感になるという高齢者にどこか私、似ています ・・・?予定していたより2時間はのんびり遡行になってしまいましたが、幸い夕方の天気の回復が初めて見る羅臼湖に最高のボーナス演出を。 「あっち歩きたい」「ここで撮影したい」と度々お願いする私に随分寛容な対応で、先輩、恐縮です。しばらく自習遡行が続いていたので久しぶりに同行できてまた少し「頑張り欲」が湧きました。この沢はまた必ず復習に戻ってきたい沢。しかし、、、今日は天気も水量も穏やかで楽に歩けましたが、次に一人で来ることがあっても「こんな」だとは思わず臨めよ・・・(体験できなかった函へつりが心配 ─── 先輩背負って来てくれたロープはどこで使う予定だったのだろう。。)
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