活動データ
タイム
10:03
距離
15.5km
のぼり
1699m
くだり
1760m
活動詳細
すべて見る(※おことわり スマホが一時ダウンした為、軌跡データが茂倉新道矢場ノ頭から登山口付近まで抜け落ちてますと共に、写真撮影も出来ませんでした事をご了承ください) ついについに登山を趣味に志向して以来長年の夢だった本格山デビュー果たしましたー!\(^o^)/ え、今まで経験した低山や富士山じゃ山デビューした事になってないって? いや、まぁ、自分の定義する本格的な登山とは、“森林限界を超えた稜線歩きを伴うもの”とでも言えばお分かりいただけますでしょうか? かねてよりそのターゲットを谷川岳に狙いを定めてましたが、なかなか行くタイミングが見計らえず、山開き直後は残雪があり、夏は暑くて虫が居て、秋に行こうとしてたらあれよあれよと季節深まって雪が積もり始めて行けずじまい…なんて事を昨年経験したものですから、今回ギリギリの決断で行動を起こしました。 今回の計画は土合駅にマイカーを止めて、西黒尾根より登り、谷川岳~一ノ倉岳~茂倉岳を縦走して土樽駅に下り、電車に乗って土合駅に戻ると言うコース。 本格登山初心者ならロープウェイを使う手もありますが、乗り物に頼ったら達成感得られそうにないのと、日本三大急登と呼ばれる西黒尾根がどんなものかこの目で確かめたかったのと、登山に限らず趣味のドライブでも来た道戻るピストンは面白みに欠けるので土樽側に抜けるコースに決めました。 前日はマイカーで現地に向かい、上越新幹線上毛高原駅や上越線水上駅立ち寄りながら土合駅に到着。 そして名物の下り線地下ホームを見物して、その日の夜は車中泊。 朝目覚めると昨晩までガラガラだった駐車場もズラリと車が止まり、到着時には暗くて見えなかった鮮やかな紅葉が朝日に照らされ感動のひと時。 そして準備を整え、駅に設置のポストに登山届けを提出していよいよ登山開始。 しばらくは交通規制前の昔に一ノ倉沢までドライブで走った事もある国道291号線を歩き、ほどなくして西黒尾根登山口。 初っ端から急な上り坂が始まり、しばらく樹林帯を歩く道。 そしてついに森林限界を超え岩場の道へと変化。 これまで経験した事のない本当に両手を使わないと登れない鎖場が現れ、その後邪魔なトレッキングポールを仕舞い込み、さながらボルダリングのような岩登りの連続。 両側が崖のスリリングな尾根道をマーカーを頼りに進んだりと全てが未体験の領域。 そしてついに正午ちょうどに谷川岳トマの耳に登頂! ここはロープウェイから来れる事もあり大勢のハイカーで賑わい、富士山のような観光地の様相。(笑) 本音を言えば西黒尾根登ってる最中、あまりの疲労でトマの耳登ったら天神平に下ってロープウェイで下山したい気持ちだったけど、ここまでせっかく来たのだからせめてオキの耳まで…。 そしてオキの耳まで来ると今度はあともう一息一ノ倉岳まで…。 一ノ倉岳にたどり着いた時には、これまでの険しい上り下り引き返して天神平まで行く気になれず、あとは茂倉岳クリアすれば下りの道だろうから予定通りこのまま突き進んじゃえ~!…とドツボにハマって行くのでした。(-_-;) あ、ここでお礼ですが、相変わらずいつもの悪い癖で軽量化を目的に飲み水を十分持参せず、肌寒いながらも想定以上に消費して残量が怪しかったので、一ノ倉岳山頂でご一緒した登山者の方に談笑ついでに水場についてお尋ねした所、後はロープウェイで下山するだけでまだ十分残ってるからと快く飲み水分けてくださり、本当の本当に助かりました。 その時は言葉でお礼言うのが精一杯でしたけど、後から考えたら山じゃ水は貴重品で、500ml500円くらいの価値ある物をいただいたも同然なのですから心苦しい限りです。 同じ赤のDABADAトレッキングポールのお兄さん、この場を借りて心よりお礼申し上げます。m(__)m さて茂倉岳を登り終え、ここから楽な下りが待ち構えてると思ったら大間違い。 石が滑る、泥が滑る、大きな段差を下る、矢場ノ頭の登りが残ってる…。(ノД`) 樹林帯に入り込んでからも倒木を越え、木の幹を回り込み、急斜面をロープを伝って下り、道の判別がつきづらく、道しるべは皆無で、極めつけはスマホが発熱して熱暴走起こして画面が点灯せず現在地が見られない~! この日紙地図とコンパス持って来なかったけど、仮に持ってたとしても見通し効かないとこじゃ目標物見渡せないんだからどっちみち役に立たないよねぇ…。(-_-;) 日の暮れ掛かる薄暗い登山道を一人黙々下り続け、辛うじて3人組の登山者追い越して道迷いしてない事を確信する。 関越道の走行音が響くばかりで一向に登山口に到達せず、何度も滑って足をすくわれては尻もちせずに手で着地の連続。 そして日没時間ちょうどの17時前にようやく登山道から脱出! あまりの喜びにやった!やった!\(^o^)/と大声で独り言。(笑) このペースなら何とか18時過ぎの終電にも間に合いそうで、やっと気力を取り戻しました。(^^)v 土樽駅までの道すがら、高台を通る走り慣れた関越道を眺めながら、まさか自分がこんなとこを自分の足でテクテク歩く日が来るとはねぇ…などと感慨にふけりました。(笑) そして土樽駅で待つ事45分、無事この日の最終列車に乗り込んで土合駅に帰還。 駅の登山ポストに下山届け提出して全ての行程を完遂しました! 今回は絶好の紅葉シーズンに当たり、天候にも恵まれ、一日中崖っぷちの絶景の道を歩き通して大自然を満喫! ひとつ新たな経験積んでステップアップ出来たような気がします。(^^)v 最後に気になった事あれこれ 装備の内容は過不足なく今後も今回同様でいいと思う。 飲み水は肌寒くても調理分含めず2Lは持つべき。 オキの耳から一ノ倉岳の間だったか1.5mほどの段差があって、足の置き場が見当たらず勢いで飛び降りたものの、他の人はあそこをどうやって上り下りしてるのか謎。 今の自分の実力じゃトレラン日帰り馬蹄形縦走なんて絶対無理だし、テント泊の重量物担いで1泊2日ですら厳しいと思う。 今回のコースを逆方向に行く場合、土合駅の始発が8時台と遅くスタート時間も遅れる為、下山が日暮れに間に合わない可能性高く、ロープウェイの営業時間にも間に合わない恐れあり。 本格登山に18Lトレランリュックはさすがに小さく、いい加減30Lクラスの雨蓋式リュックが欲し~い!(笑)
活動の装備
- ミズノ(MIZUNO)miz-a2jg4a01レインスーツBTEXベルグテックEXストームセイバーVレインスーツA2JG4A01M45:イエロー
- ドイター(deuter)アドベンチャーライト18
- その他(Other)SG承認品軽量アルミ製トレッキングポール2本セットAmazon限定キット付アンチショック機能付【軽量200gコンパクト最少56cm】(アルミレッド)
- その他(Other)ガス(EPIgas)230レギュラーカートリッジG-7001
- その他(Other)EPIgas BPSAストーブ
- その他(Other)cue【明るさ80ルーメン/実用点灯8時間】
- その他(Other)井関食品熱中飴タブレット70g×5袋
- オスプレイ(OSPREY)レザヴォア2L
- キャラバン(caravan)キャラバン C2_02
- その他(Other)The DAISO アームカバー
- その他(Other)百均リンリンキーホルダー
- その他(Other)百均携帯用おしり洗浄具
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