活動データ
タイム
01:19
距離
4.7km
のぼり
208m
くだり
208m
活動詳細
すべて見る(所感) 米田富士(愛宕山)が両側に裾野を拡げる姿は秀麗で、富士を名に負うにふさわしい。その山影が飛騨川のダム湖に写り込むのもまたに良い。それを見るため、川沿いのロードと山行を組み合わせることにした。足回りはロード用。舗装道では至極快適だが、帰路の下りで失速。 夏季休暇。山の神を敬ってお盆期間中の入山を控えているが、休みといえど、ごろごろしている訳にはいかない。日の出とともに動き出すのがベストだけど、まぁ午前中なら何とかなる。 川辺ダムの事務所から出発。山頂で味わおうと目論んでいたクーリッシュが、この時点で限りなく液体だったことに落胆しつつ、まずは飛騨川の右岸を遡上。両岸がフラットなコースになっていて、流すにはちょうどいい。ベストポジションから川越しの山影を撮影して、旧山川橋を渡る。 登山口は国道から徒歩0分でアクセス至便。北登山道を登る(旧難コース)。地元のみなさんのおかげで整備が進み、また地質(砂岩)のおかげで岩石の少ない、足にやさしいコースになった。山頂北東の鞍部の四辻から送電線巡視路を通って、まずは東側の鉄塔尾根に向かう。南方向の眺望。鉄塔の袂には打ち捨てられた祠が一宇、寂しげに建つ。鉄塔越しに見上げた空は、何となく秋色。 四辻に戻って一足。形が良く残った北の空堀の遺構を越えると、山頂は米田城の本丸跡と愛宕神社。城主の肥田氏は本能寺の変後、美濃金山城の森長可(蘭丸の兄)に滅ぼされ、廃城になったという。 しばし古きを偲んだ後、下山。山頂付近(四辻の鞍部から加茂神社あたりまで)はチャート山で、鋭利な基岩の露出が多い。また、北斜面と比べて傾斜が急で慎重に下る。 南麓の加茂神社は城主肥田氏の館跡。阿吽の狛犬と結界石から続く石段がつくる雰囲気に歴史を感じる。説明には京都の加茂(賀茂)神社との由縁が説明されており、山名ももともとは加茂山。ただ山名の方は廃れ、逆にこのあたりの郡名(=加茂郡)に拡大していったということになる。 復路は川辺ダムの堤体で飛騨川を渡る。水利ダムの堤体が道路になっているのはよくあるが、ここは水力発電ダム。むき出しの機械と低い欄干の間の簡易鉄板の通路を通る。ダムマニアは堪らないだろうね。ダム湖越しに望む米田富士や鬼飛山の眺望も良好。でも、両側はすぐに川なので非常に高度感がある。鉄板は簡単に持ち上がるが、下がどうなっているかなんてことはゆめゆめ気にしてはいけない。 (登山記録) ■アクセス・登山道 ダム見学の体でダムの駐車場に駐車。そのほか南麓の米田城跡登城口(YAMAP上の名称、かっこいいなぁ)に新設された。携帯可。トイレは東光寺公園にある。登山道の整備は進んでいるので逸脱しない限り危険はない。 (メモ) 植物:アカマツ、ヒノキ(植栽)、スギ(植栽)、ネズミサシ、アラカシ、シラカシ、コナラ、アベマキ、クリ、サカキ、ヒサカキ、ネジキ、ウラジロ、コシダ 鳥:ケリ、カルガモ 地質:砂岩、チャート、一部安山岩 水分:携行1.2L→消費1.2L
活動の装備
- ナイキ(nike)Air Zoom Pegasus 39
- ワコール(Wacoal)CW-X エキスパートモデル COOL HXO769
- パーゴワークス(PaaGo WORKS)ラッシュヒップ
- カリマー(karrimor)TC ヒップベルトポーチ
- その他(Other)iPhone 13 mini
- ソニー(SONY)DSC-RX100M3
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