初冠雪の立山 大走り周回

2018.10.21(日) 日帰り

活動データ

タイム

04:30

距離

7.8km

のぼり

867m

くだり

878m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 30
休憩時間
46
距離
7.8 km
のぼり / くだり
867 / 878 m

活動詳細

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天気が良いのはわかってるのに、寒くて布団からなかなか出られず、うだうだ迷ってるうちに昼近くなってしまったので、困ったときの文明の力(アルペンルート)!!! 立山室堂→立山→大走り→みくりが池温泉で日帰り入浴♨︎プランにしました。 この日、立山は初冠雪の発表がありました。秋晴れの下、室堂に降り立つと、うっすら雪化粧した立山がお出迎え。拝みたくなるような神々しい美しさです。🙏 登山道は軽い積雪あり。軽アイゼンは持参してましたが、真昼間で凍ってなかったので、終始使いませんでした。一の越手前の斜度のある遊歩道が一番の難所だったんじゃないかな。下りのみなさんは慎重に歩かれていました。 一の越から雄山に登ります。雄山山頂の峰本社の開山期間は9月末までなので、神主さんはすでに下山されてました。雄山から大汝方面へ。ここから先は人が少なくなり、雪が気持ち多くなりましたが、乾いたサラサラの雪なので歩きやすかったです。大汝山頂から黒部湖周辺を見下ろすと、終わりかけの渋い色合いの紅葉が、湖面の深いグリーンに映えてとても素敵でした。先日登った槍も、爺も、鹿島槍も見えました。富士の折立への登りは岩歩きが楽しい。富士の折立の頂きからは、同じ標高(2999m)の剱岳のギザギザ頭がよく見えました。大走り分岐方面へすすみます。 小学校の学校登山以来何度登ったかわからない立山ですが、実はこれまで一の越から富士の折立までのピストンしかしたことがなく、ここから先を歩くのは初めてなのでした。富士の折立からグッと下って真砂岳のなだらかな白い稜線へ。右手には内蔵助カール。この雪渓の下には氷河があるんですね。内蔵助平への道も歩いてみたい。 別山との分岐を大走り方面へ。ハイマツ帯の尾根をまっすぐ下ります。眼下には地獄谷の煙がもくもく。地獄へ向かう巨大滑り台のようで、とてもゾクゾク、ワクワクしました。地獄谷の右手には大日連山もどっしり構えていて、かっこいい。 大走りを下りきると河原へ出ました。草木は赤茶色に枯れ、どこかこの世のものではないような雰囲気が漂っていました。あとで地図を見たら、「賽の河原」と名付けられていました。ぴったりのネーミング。私は立山曼荼羅の中に居る!!! 浄土沢の夏用の橋は撤去されており、より水面に近い位置に橋が架けてありました。橋を渡って雷鳥沢キャンプ場へ。キャンプ場からは遊歩道。いつ来ても地味にしんどい登りですが、ボサっとしてると温泉でぬくぬくする時間が短くなってしまうので(日帰り入浴は16時まで!)、がんばって登ります。そしてみくりが池温泉到着!日本一高所にある温泉へどぼん!!ごくらくごくらく。シャンプーも備え付けてありますので、髪も洗ってサッパリ。 室堂へ戻り、アルペンルートで帰路に着きました。今日は雲海がすばらしく、バスの中では歓声が上がっていました。 立山の良さを改めて感じた山行でした。

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