秩父三十四箇所巡礼(第2回・9番~19番)

2018.10.21(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 49
休憩時間
1 時間 33
距離
15.0 km
のぼり / くだり
182 / 220 m
5 49

活動詳細

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秩父三十四箇所の巡礼ウォーキングの第2回です。 絶好の山日和と言うこともあって、早朝の西武秩父線の電車は大半が登山客でした。 さて今回は、西武秩父線の横瀬駅から前回最後に巡った札所9番へと向かい、そこからスタート。 主に市街地を中心に巡るルートのため、比較的のんびり歩ける感じですが、反面車の交通量も多いし、何より札所巡り以外の誘惑も多い(笑)。 そんな誘惑の一つが「昼食」です。市街地のそばの有名店にでも入って、「秩父の味を満喫しよう」と考えてしまいました。ところがネットで検索してみつけた2軒の(たぶん)有名店は、時間帯がまずかったのか、その日がたまたまだったのか、どちらも店の外まで長い行列ができていたので、あっさりとあきらめることに。 そんなわけで秩父鉄道の秩父駅周辺をしばらくウロウロしていましたが(それが軌跡にも現れています)、偶然見つけた雰囲気よさげな蕎麦屋を狙って入ることにしました。・・・が、これが蕎麦好きな僕としてはかなりガッカリなレベル。味もそうですが、量も少なく、おまけに値段も高いしと、正直誉めるところがない!(あくまでも個人の見解です)。 その後のルート上で何軒も蕎麦屋をみつけましたが、それらの店の方が安くて好みの蕎麦が選べそうに思えたので、余計にガッカリしてしまいました。もっときちんと下調べして置けばよかったなぁ・・・と反省。 今回のルートでは、札所10番から11番は「ちちぶおもてなしマップ 江戸巡礼古道編(秩父市観光課)」のお奨めにしたがって尾根道を歩きましたが、それ以外は市街地の幹線道路、生活道路が中心。でも古い秩父の街をところどころで感じられて、結構楽しめました。 ちなみに市街地はやたらと道が多いので意外と迷いやすいものですが、適度に道標が整備されているので迷うことはありません。そもそもちょっとくらいモデルコースから外れても、方角だけ間違えていなければ次の札所へたどり着けます。 郊外から市街中心部を周り、再び郊外へという今回のルート。 市街地の札所は比較的近接していることもあって、巡った札所の数こそ前回よりも1つ多かったのですが、札所19番まで巡ったところで時刻は、予定よりも1時間ほど早い時刻でした。 もう少し先に進めておくか、ここで本日は打ち止めとするか、ほんの少しだけ悩みましたが、先を急がなければならないわけでもなく、また次回は駅からもっとも近い札所19番から再開することとなるので何かと良いかも?と考え、ここで打ち止めとしました。札所19番から秩父鉄道の大野原駅は、歩いて10分~15分くらいです。 今回は距離にして約15km。前回よりも距離は短いですし、標高差もあまり感じませんでしたが、それなりに足に来ました。普段の運動不足を痛感・・・・。 今回で、巡った札所の数では半分を過ぎましたが、距離換算ではまだまだ三分の一にも達していません。健脚の方でも5日間くらいはかかるというのも頷けます。僕のペースだと、7日間から8日間くらいかな?まだまだ先は長いです。

 横瀬駅から、前回最後の札所だった9番明智寺へ向かう途中。今日も良い天気です。
横瀬駅から、前回最後の札所だった9番明智寺へ向かう途中。今日も良い天気です。
 と言うわけで、9番明智寺。観音様へ再開をお伝えして出発。
と言うわけで、9番明智寺。観音様へ再開をお伝えして出発。
 10番大慈寺。山門が石段を登ったところにありますが、それほど長い石段ではなく、むしろ変化があって楽しかったりも・・・・まあ本日まだ歩き始めたばかりですから、そう感じるのも当然かも。
10番大慈寺。山門が石段を登ったところにありますが、それほど長い石段ではなく、むしろ変化があって楽しかったりも・・・・まあ本日まだ歩き始めたばかりですから、そう感じるのも当然かも。
 大慈寺のすぐ裏手からも尾根道に登れたようでしたが、案内を見つけられず、結局すぐそばの摩利支天の裏手の踏み跡が少しだけ残っているようなところから尾根道に出ました。
大慈寺のすぐ裏手からも尾根道に登れたようでしたが、案内を見つけられず、結局すぐそばの摩利支天の裏手の踏み跡が少しだけ残っているようなところから尾根道に出ました。
 ほとんど展望もなく、変化もなく、正直おススメされるほど楽しい道ではありませんでしたが(誰も歩いていないし)、たまにこうした開けた場所に出るとちょっぴり嬉しくなってしまいます。
ほとんど展望もなく、変化もなく、正直おススメされるほど楽しい道ではありませんでしたが(誰も歩いていないし)、たまにこうした開けた場所に出るとちょっぴり嬉しくなってしまいます。
 尾根道を歩いてたどり着いたのが、11番常楽寺。ちょうど到着した時に札所巡りのバスツアー御一行様と遭遇してしまい、のんびりと構えていたらお参りして御朱印をいただくまでに30分ほど掛かってしまいました。まあ一人だと、つい先を急いでしまいがちなのでこういうのも良いかも。
尾根道を歩いてたどり着いたのが、11番常楽寺。ちょうど到着した時に札所巡りのバスツアー御一行様と遭遇してしまい、のんびりと構えていたらお参りして御朱印をいただくまでに30分ほど掛かってしまいました。まあ一人だと、つい先を急いでしまいがちなのでこういうのも良いかも。
 幹線道路を横断し、細い生活道路を抜けて、西武秩父線の下を抜けて、たどり着いたのが、12番野坂寺。山門も立派ですが、境内も立派で、常楽寺でくつろいだばかりだというのに、ここでもくつろいでしまいました。
幹線道路を横断し、細い生活道路を抜けて、西武秩父線の下を抜けて、たどり着いたのが、12番野坂寺。山門も立派ですが、境内も立派で、常楽寺でくつろいだばかりだというのに、ここでもくつろいでしまいました。
 その立派な境内がこちら。
その立派な境内がこちら。
 こちらも。珍しく「本堂の中を見学していってください」と言っていただき、靴を脱いで中も拝観させていただきました。なんだか奈良・京都、鎌倉などの寺院を訪れたような気分。
こちらも。珍しく「本堂の中を見学していってください」と言っていただき、靴を脱いで中も拝観させていただきました。なんだか奈良・京都、鎌倉などの寺院を訪れたような気分。
 再び市街地へと戻り、西武池袋線と秩父鉄道の線路が並行する踏切を渡ります。今日も良い天気だぁ~。
再び市街地へと戻り、西武池袋線と秩父鉄道の線路が並行する踏切を渡ります。今日も良い天気だぁ~。
 秩父鉄道御花畑駅(西武戦の西部秩父駅からの乗換駅なのですが、駅名も違うし、駅舎もほんの少し離れています)近くの、13番慈眼寺。この辺りから秩父神社にかけての一帯が、今も昔も秩父の中心街なんでしょうね。
秩父鉄道御花畑駅(西武戦の西部秩父駅からの乗換駅なのですが、駅名も違うし、駅舎もほんの少し離れています)近くの、13番慈眼寺。この辺りから秩父神社にかけての一帯が、今も昔も秩父の中心街なんでしょうね。
 14番今宮坊。実は蕎麦屋を探してウロウロしている内に、先に15番少林寺のそばを2回も通ってしまったのですが、ここはグッとこらえてこちらを先にお参りです。でも御朱印頂く際に世間話をしていたら「34番以外は順番なんか気にしなくていいんですよ」と言われてしまいました。まあ同じことを1番でも6番でも言われましたので、承知はしていましたが、やっぱりできるだけ札所順に廻りたいじゃないですか・・・。
14番今宮坊。実は蕎麦屋を探してウロウロしている内に、先に15番少林寺のそばを2回も通ってしまったのですが、ここはグッとこらえてこちらを先にお参りです。でも御朱印頂く際に世間話をしていたら「34番以外は順番なんか気にしなくていいんですよ」と言われてしまいました。まあ同じことを1番でも6番でも言われましたので、承知はしていましたが、やっぱりできるだけ札所順に廻りたいじゃないですか・・・。
 と言うわけで、ようやく15番少林寺。踏切を渡って石段を上がると、比較的新しく立て直しされた本堂が真正面に見えてきます。実はうっかりして、本堂の写真を撮り忘れてしまったのでした・・・。
と言うわけで、ようやく15番少林寺。踏切を渡って石段を上がると、比較的新しく立て直しされた本堂が真正面に見えてきます。実はうっかりして、本堂の写真を撮り忘れてしまったのでした・・・。
 16番西光寺。秩父の札所は、曹洞宗や臨済宗等のお寺さんが多く、真言宗のお寺さんは少ないのですが、こちらは真言宗のお寺さん。私の先祖が四国徳島の出身のため、我が家の宗派も一応真言宗ということになっています。それだけでなんとなく嬉しい感じ。ここは四国八十八箇寺の御本尊様が置かれた回廊があり、ここを一周すると、四国四国八十八箇所を巡ったのと同じご利益?があるのだとか。
16番西光寺。秩父の札所は、曹洞宗や臨済宗等のお寺さんが多く、真言宗のお寺さんは少ないのですが、こちらは真言宗のお寺さん。私の先祖が四国徳島の出身のため、我が家の宗派も一応真言宗ということになっています。それだけでなんとなく嬉しい感じ。ここは四国八十八箇寺の御本尊様が置かれた回廊があり、ここを一周すると、四国四国八十八箇所を巡ったのと同じご利益?があるのだとか。
 17番へ向かう途中の巡礼古道を歩いていたら、箒木(ホウキギ)の紅葉。綺麗だなぁと思い、思わず立ち止まって写真撮影。秩父の紅葉は、都心部よりは多少早いのでしょうが、それでもこの時期はまだまだ。そんな中で見つけた最初の紅葉かも?
17番へ向かう途中の巡礼古道を歩いていたら、箒木(ホウキギ)の紅葉。綺麗だなぁと思い、思わず立ち止まって写真撮影。秩父の紅葉は、都心部よりは多少早いのでしょうが、それでもこの時期はまだまだ。そんな中で見つけた最初の紅葉かも?
 17番定林寺。古いお寺ですが、なんだか田舎に帰ったようなそんな気持ちを感じるお寺でした。
17番定林寺。古いお寺ですが、なんだか田舎に帰ったようなそんな気持ちを感じるお寺でした。
 18番神門寺。「しんもんじ」ではなく「ごうどじ」と読みます。こちらも雰囲気よく、ついのんびりしたくなるお寺でした。
18番神門寺。「しんもんじ」ではなく「ごうどじ」と読みます。こちらも雰囲気よく、ついのんびりしたくなるお寺でした。
 今回打ち止めの19番龍石寺。岩盤の上に建てられた本堂が印象的でした。
今回打ち止めの19番龍石寺。岩盤の上に建てられた本堂が印象的でした。

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