ナイトハイク縦走 陣馬山(855m) ~ 高尾山(599m) 一ノ尾根から!

2023.07.22(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 45
休憩時間
5
距離
16.5 km
のぼり / くだり
997 / 1104 m
1 15
2 10
15
32
5
10
7
6
22

活動詳細

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前々回 = 「日本一」名前の長い山 前回 = 「日本一」高い山 今回  = 「世界一」登山者が多い山 という、一番シリーズが続いております(笑)。 6日前の富士山・御殿場ルート日帰りですが、富士山よりもキツい山行はこれまでたくさんしてきているので、皆さんが脅すほどのキツさは無かったのが正直なところです。が、それでも当然、疲労はまだ残っています。ただ、筋肉は甘やかしたくないので、キツい山行後ほど、ある程度の距離を歩いておきたいと思っていました。 でも、この暑さで低山はちょっと遠慮したい。。。 午前は家族の病院の送迎があるので、未明出発は出来ないし。。。 じゃあ、ナイトハイクしか無いか。。。 となると、もうこのコースが一番かな、という事で、陣馬山~高尾山の定番コースをナイトハイクする事にしました。 いつもは高尾駅から陣馬高原下バス停で登っているのですが、今回は少し趣向を変えて、藤野駅からバスで陣馬登山口にアプローチすることにしました。 藤野駅から一ノ尾根ルートで陣馬山に登る道は、さして急登も無く、今回の趣旨にピッタリだと思ったのですが。。。 何と、中央本線の小渕沢行きが30分近く遅れており、仕方なく19分遅れで大月行に乗ったのですが、藤野駅発和田行のバスはもう出てしまった後。。。 バスは1時間半に1本ほどなので、仕方なく炎天下の中、徒歩で登山口に行くことになりました。 公共機関はコレがあるからキライ。。。 --------------------------------------------------------------------------- さて、藤野駅から陣馬登山口までのアクセスについてです(画像もご参照下さい)。 ・JR中央本線 藤野駅から、和田行きバスで陣馬登山口で下車 ・バスで5分程度ですが、とにかく本数が少ないです。  私の場合、歩いても15分程度でしたので、徒歩でのアプローチも記載しておきます。   藤野駅を降りて左、線路沿いを歩き、左手の踏切を渡ります。   するとトンネルがあるので、その中を歩いていき、あとは県道を真っすぐ歩きます。   右手「陣馬登山口バス停」を過ぎたあと、左手に黄色い「秘境 陣馬の湯」という看板が見えます。   その右手に「陣馬山登山口」という立派な石碑がありますので、そこを右折。   すぐ先に「一ノ尾根コース」と「栃谷コース」「奈良子コース」の分岐があります。   一ノ尾根コースは直進です。   あとは真っすぐですが、アスファルトの道を進んで下さい。途中二手に分かれるところもありますが、土の道は私道なので、間違わないようにして下さい。 --------------------------------------------------------------------------- ナイトハイクの場合、車なら駐車場所を起点として戻るコースなら問題ありませんが、公共機関を使った縦走等の場合、間違っても終電を逃すようなことがあってはなりません。 ですので、無理ない計画を立てておきます。 私はこのコースは何度も歩いており、体調が芳しくなく、ゆっくり歩いたとしても7時間を超えることは無いので、高尾山口に23:00頃までに着けば問題ありません。 しかし、今回のような公共機関の遅れがあったりするので、ギリギリの計画は禁物です。 なので、登り始めが15時台なら、安全と言えます。 また、このコースの良いところはエスケープルートが豊富なので、途中下山して帰宅することも可能です。 例えば、高尾山口まで歩けないのであれば、小仏バス停や、相模湖駅に降りてしまえば良いです。 機会があったら、それらのルートも今後、歩いて記事にしてみようかと思います。 で。 【ウェアについて】 陣馬高原は涼しくて快適でしたが、縦走路は風が無いと暑かったです。 という事は、日中はとんでもなかったでしょうね(ここ数日では気温はマシな日のはずですが)。。。 特に、高尾山の下山時はかなり暑かったです。 今回はずっと半袖で行動しました。 【コースについて】 陣馬山まで、すれ違いは2名のみでした。トレランの方が「これからですか?」と心配して下さり、お声がけ頂きましたが、恒例のナイトハイクなのでご安心を、と返答しました。お気遣いありがとうございました。 山頂は貸し切りで、気持ち良かった~! 縦走中、小仏城山までは誰とも会いませんでした。 もみじ台への登り階段をどうしても登りたくなくて、山頂をエスケープしようと思ったのですが、疲れていたので、逆に山頂まで登ってしまえば1号路下山の方が時短になるな、と思い、1号路で帰りました。 高尾山近くなると、トレランの方が多かったです。 また、1号路は虫網を持った人がかなり居ました。クワガタ狙いらしいです。 木を蹴ったりしている人も居ました。本当は、山のものは落葉1枚すら持ち帰ってはいけないんですけどね。。。 【ライトについて】 勿論、ヘッドライトは持っていきましたが、今回はポール1本で歩いたので、頭に装備しつつも点灯せず、左手でハンドライトを持って歩きました。GENTOS の400ルーメンです。 テクニカルコースでは手を塞ぐわけにはいきませんが、ハイクであればハンドライトの方が逆に安全だったりします。 【トイレについて】 今日は6時間ほどのハイクになる予定なので、藤野駅と陣馬山頂と高尾山口で済ますよう予定しました。 ちなみに、コース上にはトイレはたくさんありますが、森の中の真っ暗なトイレはかなり怖いですよ(笑)。私はそういうのは平気ですが、なるべく明るい時間帯に、計画的に済ました方が無難です。 【ゴミについて】 一ノ尾根はゴミ一つ無く、とても良い道でした。 日没後は視界も狭く、あまり良く見えないので、なかなかゴミを拾う機会はありませんでしたが。。。 高尾山が近くなってから、ハングルの真っ赤なお菓子袋が道の真ん中に落ちていました。 わざと捨てるとは思いたくありませんが、それよりも、こんなに目立つ色のゴミが落ちていながら、誰も拾わない、という事実の方が残念です。緑と土の自然の中を歩くという行為を楽しみに来ているのに、このようなものが落ちていて、違和感と言うか、除外したい気持ちって起きてこないものでしょうかね。 あ~、今日も「ゴミありませんでした!」という報告が出来ませんでした。。。 --------------------------------------------------------------------------- 富士山のブランド力は凄いです。日本一ですし、世界文化遺産ですし。 富士登山者は、山が好き、というよりは、富士山が好き、という人が多いんじゃないかな。 富士山って、他のどんな山にも似てないオンリーワンですから。 でも私、今日のような、何の変哲もない、普通の山道が好きだな~。 緑があって、鳥や虫が鳴いていて、それら全てが見事に共生していて、無駄なものなんて何一つない。 そういう所に、ほんの一瞬でも触れさせて頂いている時間が、とても気持ち良いんです。 富士山は、「自然の厳しさ」がそこここで表現されていました。 動植物の共生どころか、生の営みすら受け付けない、厳しい環境です。 日本一の山に登ったぞ~、という感慨よりは、自然って本当に厳しいんだ、という、気を引き締められた気がしました。 良くも悪くも唯一無二の山ですね。 でも私はやっぱり、ブランド力なんか無くても、土と草の香りがする、ありふれた森の道を歩く方が好きだな~。 ※関係ないけど、帰りの京王線、デジタルサイネージでグレゴリーのCMが流れてた(笑)。  実は私、グレゴリーって好きだったりします。旧ロゴの製品、いろいろ持ってます。  頑張れ~! 【本日の装備】 ・ドライレイヤー = ファイントラック ドライレイヤー クール ・ベースレイヤー = パタゴニア キャプリーン半袖 ・WB = パタゴニア フーディニ ・パンツ = 山と道 Light 5ポケットパンツ ・タイツ = C3Fit ・靴下 = TABI ・シューズ = スポルティバ ボルダーX MID ・ソール = シダス ・ハット = リッジマウンテンギア イナフハット ・キャップ = サロモン ・ザック = Paago Works Buddy16 Yamap Ver.(16L) ・トレッキングポール = モンベルULフォールディング(使用は1本) ・ヘッドライト = スノーピーク ・ハンドライト = GENTOS 400ルーメンのやつ ・おにやんま君 【携行品】ザック込の総重量 = 3.4kg ・レインウェア = Teton Bros. フェザーレインジャケット ・レインパンツ = 山と道 オールウェザーパンツ ・手ぬぐい = BePalのオマケ(マムート)、八ヶ岳オリジナル ・SOL エマージェンシーシート ・ココヘリ会員証 ・その他レスキューセット等の小物 【行動食】 ・森永 in PROTEIN ベイクドビター 2本 (0本食べた) ・Oilio MCT CHARGEゼリー 3本 (2本食べた) ・塩飴 12個 (8個食べた) ・チャージinゼリー (2本飲んだ) ・チャージinビタミン (1本飲んだ) ・水 1,000ml (800ml飲んだ)

生藤山 JR中央本線の藤野駅、到着~。
JR中央本線の藤野駅、到着~。
生藤山 駅からの景色でアゲアゲに。
駅からの景色でアゲアゲに。
生藤山 改札を出ると、もう誘導されます(笑)。
改札を出ると、もう誘導されます(笑)。
生藤山 意外としつこいほど、誘導されます。
意外としつこいほど、誘導されます。
生藤山 誘導されるまま、線路沿い(登り方面)を歩くと、山梨信用金庫さんの先に踏切がありますので、左に横断します。
誘導されるまま、線路沿い(登り方面)を歩くと、山梨信用金庫さんの先に踏切がありますので、左に横断します。
生藤山 するとトンネルが見えますので、あそこの中を入っていきます。
するとトンネルが見えますので、あそこの中を入っていきます。
生藤山 鷹取山の登山口もあるんですね。
鷹取山の登山口もあるんですね。
生藤山 あとは真っすぐ歩いていきます。
途中、封筒に入ったような、シャレオツな看板が。
あとは真っすぐ歩いていきます。 途中、封筒に入ったような、シャレオツな看板が。
生藤山 15~20分ほど、県道を歩いていきます。
15~20分ほど、県道を歩いていきます。
生藤山 陣馬登山口バス停を過ぎると、左に「秘境 陣馬の湯」という黄色い看板が見えます。その向かい側に、、、。
陣馬登山口バス停を過ぎると、左に「秘境 陣馬の湯」という黄色い看板が見えます。その向かい側に、、、。
生藤山 立派な石碑の案内があります。ココを右に入っていきます。
立派な石碑の案内があります。ココを右に入っていきます。
生藤山 すぐ先に、Yの字に分かれる分岐が見えますね。
すぐ先に、Yの字に分かれる分岐が見えますね。
生藤山 一ノ尾根コースは、直進(左)です。
あとは舗装路を登っていきます。
一ノ尾根コースは、直進(左)です。 あとは舗装路を登っていきます。
生藤山 道なり、、、っていうのは、舗装路だったら舗装路をそのまま進む事を言いますよね。
この舗装路は右に曲がっていますが、真っすぐな道の方は非舗装なので、道なりではありません。こういう所はご注意を。
道なり、、、っていうのは、舗装路だったら舗装路をそのまま進む事を言いますよね。 この舗装路は右に曲がっていますが、真っすぐな道の方は非舗装なので、道なりではありません。こういう所はご注意を。
生藤山 さあ、ここから山道です。
YAMAP、スタート。
さあ、ここから山道です。 YAMAP、スタート。
生藤山 陣馬高原下からのルートは意外と急登ですが、一ノ尾根ルートは緩やかで、登りやすいです。
陣馬高原下からのルートは意外と急登ですが、一ノ尾根ルートは緩やかで、登りやすいです。
生藤山 緩急があって、フラットなところも多く、気持ちよく歩けます。
緩急があって、フラットなところも多く、気持ちよく歩けます。
生藤山 基本的なこと。狭い登山道で休憩したり、撮影したりしていると、他の方がコース外に踏み出して、植生にダメージを与えてしまうので、マナーは守りましょう!
基本的なこと。狭い登山道で休憩したり、撮影したりしていると、他の方がコース外に踏み出して、植生にダメージを与えてしまうので、マナーは守りましょう!
生藤山 木段が出てきたら、山頂は近いです。
木段が出てきたら、山頂は近いです。
生藤山 お、見慣れた清水茶屋さんが見えてきた。
お、見慣れた清水茶屋さんが見えてきた。
生藤山 雲が多く、富士山は見えないですね~。
雲が多く、富士山は見えないですね~。
生藤山 もう閉まってる。
もう閉まってる。
生藤山 大岳山が見えますね~。
大岳山が見えますね~。
生藤山 白馬ちゃんまであと少し。
白馬ちゃんまであと少し。
生藤山 雲が多いですね。かろうじて檜洞丸が見えました。
雲が多いですね。かろうじて檜洞丸が見えました。
生藤山 日没まで、まだ時間があります。
日没まで、まだ時間があります。
生藤山 誰も居ない山頂。貸し切り~。
誰も居ない山頂。貸し切り~。
生藤山 トイレ、済ませます。
トイレ、済ませます。
生藤山 さ、景信山方面におりていきます。
さ、景信山方面におりていきます。
生藤山 18時過ぎているのに、まだこんなに明るい。
18時過ぎているのに、まだこんなに明るい。
生藤山 奈良子峠。
奈良子峠。
生藤山 振り返ると、そろそろサンセットっぽい。
振り返ると、そろそろサンセットっぽい。
生藤山 これこれ、これですよ。根っこの道を歩くと、山に来た~、って気がします。
これこれ、これですよ。根っこの道を歩くと、山に来た~、って気がします。
生藤山 明王峠。
明王峠。
生藤山 そろそろ18:30になるのに、まだこんなに明るい。
そろそろ18:30になるのに、まだこんなに明るい。
生藤山 ここから相模湖方面に降りられます。
ここから相模湖方面に降りられます。
生藤山 底沢峠。
底沢峠。
生藤山 18:30過ぎたのに、明るい~。
18:30過ぎたのに、明るい~。
生藤山 見慣れた道も、暗くなると別の道になっちゃいます。
見慣れた道も、暗くなると別の道になっちゃいます。
生藤山 今日は歩くことが目的なので、巻けるところは巻いてしまいましょう。
今日は歩くことが目的なので、巻けるところは巻いてしまいましょう。
生藤山 うわ、、、踏むところだった。どいてケロ。
(靴と比べると、デカいのが分かります)
うわ、、、踏むところだった。どいてケロ。 (靴と比べると、デカいのが分かります)
生藤山 すっかり暗くなりました。
すっかり暗くなりました。
生藤山 スマホ撮影だと限界ですが、メチャ綺麗なんですよ~、実際は。
スマホ撮影だと限界ですが、メチャ綺麗なんですよ~、実際は。
生藤山 登山道が甘い香りで溢れています。
まるで「かまって」と言っているように、道に向かって咲いています。
登山道が甘い香りで溢れています。 まるで「かまって」と言っているように、道に向かって咲いています。
生藤山 この漆黒闇の中、トイレに行く度胸ありますか?
この漆黒闇の中、トイレに行く度胸ありますか?
生藤山 こんな目立つゴミ、何で誰も拾わないの~???
こんな目立つゴミ、何で誰も拾わないの~???
生藤山 山頂(笑)。ブレブレ。
山頂(笑)。ブレブレ。
生藤山 アジサイも、道に飛び出して咲いていました。
アジサイも、道に飛び出して咲いていました。
生藤山 ライトアップするとシュール。。。
ライトアップするとシュール。。。
生藤山 タコ杉さん。
タコ杉さん。
生藤山 本当はメチャ綺麗なんですけどね~。
本当はメチャ綺麗なんですけどね~。
生藤山 これが限界かな~。
これが限界かな~。
生藤山 さ、下山しました~。おつかれ山~。
さ、下山しました~。おつかれ山~。
生藤山 今日は寄っているゆとりはありません。
今日は寄っているゆとりはありません。
生藤山 靴も洗ったし、それでは電車に乗りますか~。
靴も洗ったし、それでは電車に乗りますか~。

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