活動データ
タイム
05:45
距離
16.5km
のぼり
997m
くだり
1104m
活動詳細
すべて見る前々回 = 「日本一」名前の長い山 前回 = 「日本一」高い山 今回 = 「世界一」登山者が多い山 という、一番シリーズが続いております(笑)。 6日前の富士山・御殿場ルート日帰りですが、富士山よりもキツい山行はこれまでたくさんしてきているので、皆さんが脅すほどのキツさは無かったのが正直なところです。が、それでも当然、疲労はまだ残っています。ただ、筋肉は甘やかしたくないので、キツい山行後ほど、ある程度の距離を歩いておきたいと思っていました。 でも、この暑さで低山はちょっと遠慮したい。。。 午前は家族の病院の送迎があるので、未明出発は出来ないし。。。 じゃあ、ナイトハイクしか無いか。。。 となると、もうこのコースが一番かな、という事で、陣馬山~高尾山の定番コースをナイトハイクする事にしました。 いつもは高尾駅から陣馬高原下バス停で登っているのですが、今回は少し趣向を変えて、藤野駅からバスで陣馬登山口にアプローチすることにしました。 藤野駅から一ノ尾根ルートで陣馬山に登る道は、さして急登も無く、今回の趣旨にピッタリだと思ったのですが。。。 何と、中央本線の小渕沢行きが30分近く遅れており、仕方なく19分遅れで大月行に乗ったのですが、藤野駅発和田行のバスはもう出てしまった後。。。 バスは1時間半に1本ほどなので、仕方なく炎天下の中、徒歩で登山口に行くことになりました。 公共機関はコレがあるからキライ。。。 --------------------------------------------------------------------------- さて、藤野駅から陣馬登山口までのアクセスについてです(画像もご参照下さい)。 ・JR中央本線 藤野駅から、和田行きバスで陣馬登山口で下車 ・バスで5分程度ですが、とにかく本数が少ないです。 私の場合、歩いても15分程度でしたので、徒歩でのアプローチも記載しておきます。 藤野駅を降りて左、線路沿いを歩き、左手の踏切を渡ります。 するとトンネルがあるので、その中を歩いていき、あとは県道を真っすぐ歩きます。 右手「陣馬登山口バス停」を過ぎたあと、左手に黄色い「秘境 陣馬の湯」という看板が見えます。 その右手に「陣馬山登山口」という立派な石碑がありますので、そこを右折。 すぐ先に「一ノ尾根コース」と「栃谷コース」「奈良子コース」の分岐があります。 一ノ尾根コースは直進です。 あとは真っすぐですが、アスファルトの道を進んで下さい。途中二手に分かれるところもありますが、土の道は私道なので、間違わないようにして下さい。 --------------------------------------------------------------------------- ナイトハイクの場合、車なら駐車場所を起点として戻るコースなら問題ありませんが、公共機関を使った縦走等の場合、間違っても終電を逃すようなことがあってはなりません。 ですので、無理ない計画を立てておきます。 私はこのコースは何度も歩いており、体調が芳しくなく、ゆっくり歩いたとしても7時間を超えることは無いので、高尾山口に23:00頃までに着けば問題ありません。 しかし、今回のような公共機関の遅れがあったりするので、ギリギリの計画は禁物です。 なので、登り始めが15時台なら、安全と言えます。 また、このコースの良いところはエスケープルートが豊富なので、途中下山して帰宅することも可能です。 例えば、高尾山口まで歩けないのであれば、小仏バス停や、相模湖駅に降りてしまえば良いです。 機会があったら、それらのルートも今後、歩いて記事にしてみようかと思います。 で。 【ウェアについて】 陣馬高原は涼しくて快適でしたが、縦走路は風が無いと暑かったです。 という事は、日中はとんでもなかったでしょうね(ここ数日では気温はマシな日のはずですが)。。。 特に、高尾山の下山時はかなり暑かったです。 今回はずっと半袖で行動しました。 【コースについて】 陣馬山まで、すれ違いは2名のみでした。トレランの方が「これからですか?」と心配して下さり、お声がけ頂きましたが、恒例のナイトハイクなのでご安心を、と返答しました。お気遣いありがとうございました。 山頂は貸し切りで、気持ち良かった~! 縦走中、小仏城山までは誰とも会いませんでした。 もみじ台への登り階段をどうしても登りたくなくて、山頂をエスケープしようと思ったのですが、疲れていたので、逆に山頂まで登ってしまえば1号路下山の方が時短になるな、と思い、1号路で帰りました。 高尾山近くなると、トレランの方が多かったです。 また、1号路は虫網を持った人がかなり居ました。クワガタ狙いらしいです。 木を蹴ったりしている人も居ました。本当は、山のものは落葉1枚すら持ち帰ってはいけないんですけどね。。。 【ライトについて】 勿論、ヘッドライトは持っていきましたが、今回はポール1本で歩いたので、頭に装備しつつも点灯せず、左手でハンドライトを持って歩きました。GENTOS の400ルーメンです。 テクニカルコースでは手を塞ぐわけにはいきませんが、ハイクであればハンドライトの方が逆に安全だったりします。 【トイレについて】 今日は6時間ほどのハイクになる予定なので、藤野駅と陣馬山頂と高尾山口で済ますよう予定しました。 ちなみに、コース上にはトイレはたくさんありますが、森の中の真っ暗なトイレはかなり怖いですよ(笑)。私はそういうのは平気ですが、なるべく明るい時間帯に、計画的に済ました方が無難です。 【ゴミについて】 一ノ尾根はゴミ一つ無く、とても良い道でした。 日没後は視界も狭く、あまり良く見えないので、なかなかゴミを拾う機会はありませんでしたが。。。 高尾山が近くなってから、ハングルの真っ赤なお菓子袋が道の真ん中に落ちていました。 わざと捨てるとは思いたくありませんが、それよりも、こんなに目立つ色のゴミが落ちていながら、誰も拾わない、という事実の方が残念です。緑と土の自然の中を歩くという行為を楽しみに来ているのに、このようなものが落ちていて、違和感と言うか、除外したい気持ちって起きてこないものでしょうかね。 あ~、今日も「ゴミありませんでした!」という報告が出来ませんでした。。。 --------------------------------------------------------------------------- 富士山のブランド力は凄いです。日本一ですし、世界文化遺産ですし。 富士登山者は、山が好き、というよりは、富士山が好き、という人が多いんじゃないかな。 富士山って、他のどんな山にも似てないオンリーワンですから。 でも私、今日のような、何の変哲もない、普通の山道が好きだな~。 緑があって、鳥や虫が鳴いていて、それら全てが見事に共生していて、無駄なものなんて何一つない。 そういう所に、ほんの一瞬でも触れさせて頂いている時間が、とても気持ち良いんです。 富士山は、「自然の厳しさ」がそこここで表現されていました。 動植物の共生どころか、生の営みすら受け付けない、厳しい環境です。 日本一の山に登ったぞ~、という感慨よりは、自然って本当に厳しいんだ、という、気を引き締められた気がしました。 良くも悪くも唯一無二の山ですね。 でも私はやっぱり、ブランド力なんか無くても、土と草の香りがする、ありふれた森の道を歩く方が好きだな~。 ※関係ないけど、帰りの京王線、デジタルサイネージでグレゴリーのCMが流れてた(笑)。 実は私、グレゴリーって好きだったりします。旧ロゴの製品、いろいろ持ってます。 頑張れ~! 【本日の装備】 ・ドライレイヤー = ファイントラック ドライレイヤー クール ・ベースレイヤー = パタゴニア キャプリーン半袖 ・WB = パタゴニア フーディニ ・パンツ = 山と道 Light 5ポケットパンツ ・タイツ = C3Fit ・靴下 = TABI ・シューズ = スポルティバ ボルダーX MID ・ソール = シダス ・ハット = リッジマウンテンギア イナフハット ・キャップ = サロモン ・ザック = Paago Works Buddy16 Yamap Ver.(16L) ・トレッキングポール = モンベルULフォールディング(使用は1本) ・ヘッドライト = スノーピーク ・ハンドライト = GENTOS 400ルーメンのやつ ・おにやんま君 【携行品】ザック込の総重量 = 3.4kg ・レインウェア = Teton Bros. フェザーレインジャケット ・レインパンツ = 山と道 オールウェザーパンツ ・手ぬぐい = BePalのオマケ(マムート)、八ヶ岳オリジナル ・SOL エマージェンシーシート ・ココヘリ会員証 ・その他レスキューセット等の小物 【行動食】 ・森永 in PROTEIN ベイクドビター 2本 (0本食べた) ・Oilio MCT CHARGEゼリー 3本 (2本食べた) ・塩飴 12個 (8個食べた) ・チャージinゼリー (2本飲んだ) ・チャージinビタミン (1本飲んだ) ・水 1,000ml (800ml飲んだ)
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