あまのじゃく夫婦の平治岳

３年まえからくじゅうに通いはじめて、今回初・平治。 森のキレイな男池の登山口から登る。　紅葉始まりかけているので多いかなと思っていたが、駐車場はガラガラだった。 かくし水を過ぎ、ソババッケに至る道すがらは紅葉度１０％くらい。 そもそもスローペースだが、写真を撮るのにいそがしくなかなか歩は進まない。 ソババッケからの登りは岩ゴロでたいへん歩きにくい。　四苦八苦して大戸越にとうちゃく。 ここからがまた、きつかった！　密生したミヤマキリシマの頑固な枝張りが急な登山道をおおい、二倍疲れる。 花の季節はその美しさにそんな苦労もぜんぜん気にならないんだろうが、この季節のミヤマキリシマは迷惑なだけだ。 やっとのことで山頂だ！...と思ったら、そこは南峰。　まだ先に本峰が見えた。　ショック。　とほほほ... あきらめずさらに進んで平治岳を征服した！！ 結局この日行き合ったのは、山ガール二人連れ（平治ではなく大戸越から大船に登ったらしい）と男性ソロ２人のみ。 このルートはこんなものか。 ミヤマキリシマの最盛期に立中山から平治岳を眺め、まったくの季節外れに平治に登るという何ともあまのじゃくな夫婦の物語りでした。