表銀座入口、北アルプスの女王 燕(つばくろ)岳日帰りにチャレンジ。今回は4人のパーティ。前泊の有明(ありあけ)荘からトラックイン。登山口まで約15分。久々の☔️予報無の3連休中日、登山口は人また人。さすが北アルプス三大急登、常にステップを登る調子でどんどん高度が上がる。第1ベンチでは唯一の水場があり給水。一見沢だが、湧き水が流れ出てるようで、水質は悪くない。その後、第2、第3、富士見と続き、合戦小屋に到着。荷物専用ケーブルはここに物資を供給するために引かれている。燕山(えんざん)荘への道は、わずかに斜度は下がるものの、依然急登が続く。道には高山植物が咲き乱れている。ただ、雨こそはないものの、あいにくの雲の中で、三角点の合戦沢の頭でも廻りの景色は見えない。ただ、燕山荘前では西側に雲が切れており、裏銀座の絶景と燕岳がお出迎え。予期せぬ恵みに登頂者からの歓声がこだまする。燕山荘は山小屋とは思えぬ立派なたたずまい。稜線沿いには様々な形状の花崗岩の岩群があり、その間を縫うように燕岳に向かう。燕岳頂上に着く頃には雲が立ち込め視界は悪くなって来たので、一休みし退散。帰りは雲の中ひたすら急登を下る。電池切れ寸前の登山口でトラックアウト。17時前に有明荘に戻り、日帰り♨️にも間に合う。 ここは急坂の上り下りで、足場も悪く、足腰への負担が強いコースです。バゲッジコントロールは慎重に。 下り第1ベンチ手前で藪を駆け降りる音がし、その方向に目をやるとなんと熊❗️❗️❗️(最後の写真参照) 後ろを歩いている方の鈴りんに反応したかのような動きでした。熊除けの音の必要性を実感しました。
登山口
第1ベンチ脇の水場
急登
荷物用ケーブルカー
合戦小屋
リンドウ
紅葉が始まってます
クロウスゴは山のブルーベリーです。
トリカブト
オオヒョウタンは食べれないそうです。
燕山荘
イルカ岩
メガネ岩
燕岳山頂
熊の後ろ姿
この活動日記で通ったコース
合戦尾根往復コース|燕岳(中房温泉)
- 08:10
- 9.3 km
- 1426 m
- コース定数 32
標高1450mの中房・燕岳登山口から登る。登山口付近の駐車場はシーズンになると大変混雑する。穂高駐車場を利用しバスで登山口に向かうのもよい。電車の場合は大糸線穂高駅からバスに乗る。最初は樹林帯続き、途中途中のベンチの休憩ポイントを抜けて行く。その後合戦小屋を通り過ぎ、燕山荘が見えてくる。宿泊の手続きを済ませてから、山頂へ。イルカ岩などの花崗岩の奇岩を楽しみ、またコマクサも多く咲く。植生保護のため指定コースから離れないようにしよう。小屋の前からは朝日がよく見える。復路は往路下山。危険箇所なども特にない。