活動データ
タイム
04:08
距離
9.0km
のぼり
906m
くだり
871m
活動詳細
すべて見る百名山の一座目は岩手山って決めてて、この夏やっと実現したから、もう縛りは無し。好きな所行くがよろし。 ずっと行きたかったのは、自宅からさほど遠くない月山。100キロ以内で標高1,200mの姥沢登山口まで行ける。 月山は、山岳信仰の聖地として知られる東北でも有数の霊山。羽黒山と湯殿山と合わせて出羽三山と呼ばれているうちの一つ。羽黒山が現世、月山が死後の世界、湯殿山が来世を表すとされていて、三つの山を巡れば生きながらにして生まれ変わりが出来ると言われている。って以前テレビでやってた。 死後の世界だって😱・・・少し尻込みする。いつもは大自然に飛び込む前の尻込みが多いけど、何やら趣が違う。白装束の修験者達が大勢歩いている姿をテレビで見たことがあるけど、そんなとこ遊びでフラフラ行ったらみんなに「半端モンがぁ!けぇれっ!💢」って追い返されたりしない?お邪魔させていただいたとして、果たしてあの頂上の月山神社には立ち入れるの?身を清めてもらってからっていうじゃない。お初穂とか用意するの?・・・ ま、登れなかったらぶらぶらして池とかダム見て、お弁当食べて、道の駅の温泉入って帰って来よう🙋 道中遠くに見える月山は優しい山容。あそこの頂に立てるかな?立ちたいな。快晴じゃないけど天気も悪くない。近いのにあまり来たことが無かった山形。道が真っ直ぐで見通しもいいから、気分もすごくいい。県境付近にはかわいい里山がポコポコ鎮座🗻🗻🗻。そのうちフルコンプリートしてみたい衝動に駆られる。こういうのって収集癖と似てる。 収集癖と言えば最近、とある方の日記を見ていて気になっていたものがあります。それは、旅先やSAで見かけるキーホルダーの類い。今までほぼ無関心でしたが、登った記念にバッチをGETってすごく趣味いい(個人の感想です)。メジャーな山なら設定有りそう。で、月山。あるよね多分。 新たなお楽しみも増えて、迎えた姥沢口。詰所で「月山環境美化協力金」なるものを手慣れたベテラン風情で(内心:「え?お金掛かるの?」)スマートに支払い(200円です。喜んで協力します)、リフトは乗らないつもりでいたけど詰所でもらったパンフの地図見ながら歩いていたらリフト乗り場まで進んでしまい、戻ろうかとも思ったけど、来る途中コンビニやらダム(噴水スゴイ)やら沼やらをフラフラしてたらもう11時。方針変更。時短させていただいて(約40~50分の時短)片道だけリフト乗りました。ちなみに施設の中の張り紙に「バッチあります」だって。下山後の御褒美みっけ😃✌ リフトの係員の男性に、「下山する最後まで気を付けて!」と、「キッ!」ってグラサン越し👓に真剣な眼差しで目を見て言われました。心配な奴に見えちゃったかな?時間帯も遅かったしね。思い返すと今回、唯一の御忠告。しかも温かいやつ。向かう前までの心配事(「けぇれ!💢」的な・・・)は終始ありませんでした。 リフトを降りてからは、一面の草紅葉の中、緩やかな整備された木道や石畳を牛首というポイントまで、足元に気をつけて、ペースを抑えて、多少ゼイゼイする程度で、歩みを止めないようにして、振り返るのを楽しみに我慢して40~50分ほど進みます。 (/ω・\)チラッと我慢出来ず振り返ると・・・紅葉は過ぎ、天気もイマイチながら、下界では絶対味わえない風景。そうそうこう言うのを味わいたくて来たんだよね。でも頂上方面を見てみると随分とガスをまとっているご様子。 ゴロゴロの岩だらけの急坂をしばらく登ると、テーブルトップ状の頂上付近に到着。山小屋🏠はやってない。ひと気も無い霧の中、石造りの核心部に歩みを進める。お祓いして貰う建物も閉鎖中。最後の鳥居を帽子と手袋を取って会釈して通過。すんなりお邪魔できた・・・そして、お参りを済ませて月山神社本宮(頂上)を後にしました。 ◎⌒ヾ(- o -。) 頂上付近のガスは濃いまま。眺望無し。風強し。さっきまでおなかぐうぐうだったからランチ場所探したけど、気に入った所が見つけられなかった。お湯沸かす準備してしてきたんだけどね。仕方無いので、最近お気に入りの名代厚焼煎餅をポリポリ食べながら下山。牛首まで戻った付近でパラパラ☔と・・・。お弁当は諦めた。上だけレインウェアを着て、リフトは乗らずそのまま、まっすぐ下山。途中の水場の水、水自体がとてもおいしい。谷側は沢の音が響き渡っている。下るに従い、だんだん木の背丈も高くなり、紅葉もきれいになってきた。あとは、「アレ」を楽しみにゴールを目指します。そして姥沢小屋跡の所に出て、今回の、のんびりトレッキングは終了。リフト乗り場へ少し上り返して、無事バッチGETだぜ! それにしても、平日なのに普段の里山と違って人が多い!こんなにご挨拶の回数が多かった登山は初めて。流石信仰の山。ハイシーズンは更に賑やかなんでしょうね。 色々な人が関わって上手に維持されている、何だか優しい山だと感じました。もっと知りたいからまた来ますね。 さぁ、次は何処登ろうかな?
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