活動詳細

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 矢筈山から出合川の谷をはさんだ西向いに南北に連なる山並がある。 その北端の木谷山へと登った。 登り口は木谷山キャンプ場、下山は市原峠。 帰りに車道を歩く気にはなれないので、あらかじめ峠にブロンプトンを置いておいた。  木谷山キャンプ場はテントサイトが8区画のこじんまりとしたものだった。 3連休の最終日のせいか、何組かのキャンパーが来ていた。 最初にまちがえて入ったのは、キャンプ場の遊歩道だったみたいで、 円を描いた後、振り出しにもどってしまった。  気を取り直して、左手の林道へと獣除けフェンスを開けて入る。 林道は傷みもなく、なだらかに終点まで伸びている。 ここにトイレと石の祠があって、ここから山道となるものの歩きやすい。 すぐに宗教施設のある広場に行き当たる。 右手には建物、中央には大日如来の石像、左端には「四国八十八ヶ所霊場砂踏所」と刻まれた石柱が立っている。 建物の裏は小さな滝になっていて、不動明王の石像がある。 すだれ状に谷水を落とす小滝は修行場のようである。 ここまで道が良かったのは、この霊場のあるせいだったのだろう。    この先の谷をつめる踏み跡は、すぐにシダやイバラにおおわれてひどかった。 ジャンパーに軍手、ハサミ(時として鎌)という薮漕ぎセットに身を固めてここを突破したが、とても勧められたものではない。 林道終点に左手に入る尾根道が、地形図に記されているので、あるいはその方が仕出原への峠道だったのかも知れない。 私には、こういう所の迷走が里山歩きの一つの楽しみでもある。  木谷山のすぐ南の尾根に出た。 いずれ近々に歩いて見たいと思っている主尾根のほうには、踏跡の痕跡もなかったから、薮漕ぎ覚悟となるかも? 反対に関電の巡視路は明瞭だ。それをとっていくと、あやうく頂上を通り過ぎてしまうところだった。巡視路は木谷山の西山腹を巻いていて、頂上へは、わずかながら登りかえさなければならない。  木谷山の山頂は、小さく丸く切り払われた平坦地。 そこに三角点の標石と白い標柱が立つのみで山頂標識も愛想もないという、私好みの頂だった。ここでゆっくりと遅い昼食をとった。  下山にかかってすぐに市原峠への分岐だが、これを見落として主脈のほうをしばらく行ってしまった。下り一方のはずなのに、登りが出てきて気がついた。 すぐに引き返し、分岐へもどったが、注意していれば十分に分かる。うっかりミスをやっちまった。 下山道は、先の台風のせいか倒木が多く、小枝が散乱していた。 市原峠が近くなるにつれ、小シダが茂って道は不明瞭になってくる。 峠上の標高差40~50㍍辺りから左手に入る踏み跡を探りながら行くとよい。 地形図の破線通りに下りたら、最後の薮漕ぎで有終の美を飾ることになる。 ※「砂踏所」の意味が分からなかったが、四国八十八カ所のお寺境内の砂をいただ いてきて、それを踏むことで八十八ヶ所を回ったのと同じ功徳を積めるとのことだそうだ。 よく、街の裏山などで、ミニチュアの八十八ヶ所巡りを見かけることがあるが、それのもっと簡易版といったものなのだろうか。

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