登り収めはやっぱりホームへ...

今シーズンは前半は順調に山々を駆け巡る事が出来ましたが、乗鞍岳で肋骨を骨折してから治癒するまで登る事が出来ず目標としていた槍ヶ岳や富士山にも上る事が叶いませんでした。 何だか中途半端なシーズンとなりましたが、登り収めはやっぱりホームへと唐松岳へ登り収め登山へ行って来ました。 天候が不安定だった今年の秋でしたがこの日はわずかに雲があるものの気持ちの良い秋晴れとなり絶好の山日和となりました。 黒菱駐車場から２本のリフトを乗り継ぎ登山口の八方池山荘へ.... 好天という事もあって溢れんばかりの登山者と観光客でごった返していました.... 巻込まれてはと準備も早々に登行開始しました。 良い天気でぽかぽかな陽気となり歩き始めるとやや汗ばむくらいに.... 何時もは通過する八方池もあまりにキレイだったので少し立ち寄って逆さ三山を写真に収める事にしました。 しばしの休憩の後再び登り出しましたがやはり混み混みで登山道はやや渋滞状態に.... 声掛けをしながら抜かさせて頂き足を進めました。 下の樺はもう落葉していて今までに味わった事が無いスッキリ間で冬がもうすぐそこにまで近づいている事を感じる事が出来ました。 扇の雪渓も殆どの雪が消え次の雪を待ちわびている様でした。 丸山で小休止を....甘いものを摂ってエネルギー補給しました。 丸山の上部は痩せた尾根道となり上り下りが声を掛けながらの登りとなりました。 今年中に登山道が復旧する事が出来なかったようで早く登りやすい本道が復旧出来る事を願うばかりです。 無事、唐松岳頂上山荘上部へ到着し劔岳、立山の絶景がいつも通り目に飛び込んできて感動する事が出来ました。 一度鞍部へ降りた後、唐松岳頂上へのアタックとなります。 ここも混んでいたのでゆっくりと登る事が出来、息が上がる事無く無事唐松岳へ登頂する事が出来ました。 もちろん頂上も足の踏み場も無いくらいな状態でやっとの事で隙間を見つけ男飯にありつく事が出来ました。 今年最後の男飯は鶏めしのおむすびと超豪華版、やっぱり頂上の空気の中で頂く男飯は最高の美味しさでした。 暫くの間写真を撮ったり他の登山者とお話をしたりして楽しい時間を過ごす事が出来ました。 また来年という事になるので何時もより長めに楽しんだ後、名残を惜しみながら下山する事に... 下りも大混雑で上り下りが詰まって動きが止まる事も度々あり予定よりやや遅れ気味で無事下山する事が出来ました。 今年の高い山はこれで終わりかと思うと少し寂しい感じがしますが、また来年も楽しく登れるよう体調を整えて何時でも登れる身体づくりをしなくちゃなと次の目標を考えながら今シーズンの登山を終了する事にしました。 といってもまだ低い里山には登る事が出来るので雪が降るまでに機会があればチャレンジしたいと思います。