活動データ
タイム
14:23
距離
30.9km
のぼり
2462m
くだり
2462m
活動詳細
すべて見る去年はガスと雨に阻まれ北ノ俣岳迄で撤退 今年も黒部五郎岳迄のチャレンジを1番の目標としておりました 30km弱の行程で帰りの登り返しも体力必要 オマケに今回は残雪もあり夏道が隠れてしまっている さあーてチャレンジ精神は十分 行けるとこ迄行ってみるぞー! 火曜日の昼過ぎには折立の駐車場へ 下道でトコトコ走って5時間 優雅に現地入り 早めの晩酌を開始して19時には就寝 途中小雨が降る中心地よい風にしっかり寝る事が出来た😴 0時過ぎに目が覚め二度寝せずそのまま身支度 朝食をかき入れトイレで洗面 この折立キャプテン場は携帯の電波も飛ぶし何かと退屈もしない🙆 朝方までは不安定天気 昨日の雨もあるしグッショリするだろう カッパフル装備にてイザイザ!🚶熊も起きてるだろうと鈴もしっかり鳴らしながら入山 暗い樹林帯をエッチラオッチラ登ると直ぐに蒸し暑い🥵上着を脱いで軽量化 暗闇の中を登っていく こんな時間に登るのは私くらい 薬師岳ピストンなら有峰亀谷ゲート開いてからでも十分可能 旧アラレちゃんポイントを過ぎるととたんにガスが発生 しかも視界5mもないくらいに濃い これは厚い雲の中に入ったんだなぁと思いながら休憩ポイント そして木道を通過 そろそろ長ーい石畳に入って行くんだなと記憶を頼りに黙々と登る 元々足元が悪い道が多い ガスのお陰で集中して進む事が出来た 4時過ぎに太郎平に到着 ちょいと小雨気味に 小屋が暗いので雨宿りしながら静かに装備を調整し行動食も取る ザックカバー そしてスマホは防水ケースへ また去年と同じ様なシュチュエーションやなぁ 違うのは残雪あるくらいか と苦笑しながら木道を歩く 残雪ポイントでは先行者のトレース これは有り難い✨ 夏道は細かく残雪で隠れて少しルーファイが必要だが先行者がいると安心する ガスはまだ取れない 次第に空が明るみを増し期待しつつ進む 広く大きな残雪ポイントも登りであれば取り返しがつきやすい トレースをなぞっていると空が開けてきてテンションも上がる⤴ 展望ポイントに着くと黒部五郎岳が見えた!去年は山容さえ見えなかったんで喜びもひとしお また行動食を取りこれからの行程に備えた 雨も回復してまた装備を整える 先ずは北ノ俣岳へ!かなり広大な雪原で視界が悪いと危ないスペース 傾斜はそれ程でもないのでツボ足で登り上がった 北ノ俣岳の山頂には人影が 先行者と思われる あまり追いつきたくなようなw 夏道が現れたら北ノ俣岳へのビクトリーロード 去年より素晴らしいビクトリー✨ 見通しの良い北ノ俣岳からは錚々たる北アルプスの峰が顔を出し始めていた 雲ノ平は正に雲!沸き上がる雲がうごめき動きがダイナミック 一通り撮影会を終えていよいよ黒部五郎岳へと向かう ゲーゲー聞こえたので雷鳥の気配 すると雄の雷鳥が現れてくれた 近づくと逃げるので遠巻きに愛でる 雷鳥に会えると何だか嬉しい気持ちになるなぁ ボーナスステージからはいよいよ標高を下げ今度は赤木岳を目指す 夏道と残雪をミックスしたルートを先行者と付かず離れずいいペースで進んでいく ゴロンゴロンのアスレチックゾーンが正に赤木岳の直下 振り返っては来た道を 正面には黒部五郎岳を そして左には水晶岳 贅沢な景色にため息がもれる ハイマツの狭い小径を行き池塘スペースに 残雪が溶け夏道は沢状態 なかなかです💧 黒部五郎岳の肩に上がる道が凄い 近づいて行く程に九十九折道がよく分かる 残雪を乗り越えいよいよ核心 ゴロンゴロンを横目についに先行者に追いついてしまった 今までのトレースのお礼を伝えた 太郎小屋を4時に出発したらしい タイミングよかったナァ ここからは多分ルーファイも大丈夫だろうと登っていくも…3回は休んだ 富士山の登山もこんなんやろかと思うくらいなかなか肩に着けない💦 ついにまた夏道から残雪が現れて直登する 雪がグサグサだがアイゼン出さずともしっかり踏み込めばオッケイ 何と肩を通らず直登していた そのまま行こうとダックウォークで残雪を攻める 踏み跡も薄っすら ルートは間違いない そして夏道が現れてビクトリーロード ゴロンゴロンを乗り越えてついに黒部五郎岳の頂きへと!🙌 小さな黒部五郎岳標識を見つけて感動!真正面に槍ヶ岳を捉えて更に感動!見渡す限りの大パノラマには心を奪われた✨後続組が来ないうちに撮影会を終えてようやく一息つけた 山頂の先に特等席を見つけてそこで山飯とした 凝ったご飯は出来ないけど絶景の中での山飯は至極最高のものである 下部には黒部五郎小屋 そして雲ノ平小屋 水晶小屋は視認出来なかったが黒部の山賊と言うドキュメンタリー小説を読んだいたので感慨深いものがあった お二人の後には女性ソロの方も登場 景色を焼き付け帰りの準備 長くあるであろうと膝サポーターを装備 お先に失礼と山頂をあとにした ヤマップでは登頂ラインまで来てなかったのが後ろ髪引かれたけどね 距離も長いし先を急ぐ💨 先ずは残雪を踵キックで蹴り込みながら降りる 肩の標識は割愛して来た道と同じ様なルートで降りていく 骨をおった急登も足場に注意しながら降りていく 振り返れば女性ソロの方がもう降りてきていた 中俣乗越からはまた北ノ俣岳まで一山登る感じになる これも覚悟の上💪黒部五郎岳の真骨頂は帰りにあるのかもしれない 試される体力 脚力 気力 そして時間 予定では15時過ぎに下山だ 13時間以上の行程は久々 双六以来で年齢も加味するともうこれぐらいでいいんかな 何て思いながら登り返して行く 右手には水晶岳 雲ノ平 奥には薬師岳 雲が溶け広がる絶景を楽しめながらの帰り道 気温もそれ程でもなく心地よいヒンヤリとした風がまた嬉しく有り難い すれ違うハイカーもチラホラと 残雪状況を伝えておいた なかでも飛越新道から来た男性は足元の泥濘に苦戦したよう 私も飛越と迷ったが…環境のよい折立に落着いた 残雪の雪解け水もたっぷり夏道に溢れ出る 自前修理した登山靴に浸水するまでの有様 これが寒い時なら致命傷になりかねない 帰ったらまた修理しよう 残雪を何度も乗り越えアスレチックな岩場も越えてようやく最後の登り返し 太腿がジンジン痺れるなかやっとこさ北ノ俣岳2回目のビクトリーロードへ 穂高方面は雲隠れ 近場のアルプスのみが見えるようになった 北ノ俣岳をそそくさと通過 広い残雪ゾーンから神岡新道の分岐を確認 なるほど 先程の男性の足跡がある そしてまた北ノ俣岳を目指す男性達とスライド グサグサの雪を下るにはまだいいが登りだと踏ん張りが効きにくく地味に体力を削がれる感じだ 夏道にある雪は更に緩み朝方乗れたのに昼にはズボン!落ちる💧折角乾いたのにまた濡れた足元 庭園のような池塘郡を越えて太郎山へと寄り道 景色を味わい太郎小屋にて休憩 オニギリを頬張る🍙本当に今回食べてばかりだ プラティパスの水もいい感じで減っていく 小屋の水場はまだ調整中 さあーてここから8km 惰性で帰れるやろーと思ってもゴロゴロ石に気を取られなかなか💧朝方ガスってたから見通しがとても良いがそれがかえって長い距離感に感じる 補習されてる業者さん この長いロードを整備するには大変だろう 少しの登りでさえもこたえてきた😵 幸い膝はまだまだ大丈夫 肩に食い込んだザック そして足裏ジンジン ズボンのベルトでさえ擦れて痛い 長く歩くと毎回色々ガタが出てくる ま、何時ものことやし 黙々と歩くしかない🚶 ベンチで男性3名をパス その先のベンチで最後の休憩 非常用の茶碗蒸しを食べたが笠ヶ岳周回以来だった あの時もこたえたよナァ とシミジミ タンパク質を補充してさあ登山口迄の樹林帯 丸石による足グネに気をつけて 段差の高い木の根 改めて歩くと手強い登山道 しかし修繕や整備はされていて安心感はある アラレちゃんポイントからはもうゾンビモード ただただ歩くのみ…羽虫もたかられながら 草刈の音が近づいてキャンプ場が近いと分かる 歩く…歩く… 慰霊碑が見えた 登山口に着地!おっしゃあ!慰霊碑にお参りして無事駐車場 ここでも虫にたかられながらの始末 トイレで着替えて準備完了 さあーて帰りは高速で帰りましょ🚙💨 50前にしたかった黒部五郎岳の日帰りピストン お陰様で完遂 もうちょっとロングはしてみますが、ゆくゆくは身の丈にあった山行になっていくんだろうね 限界を作ったらそこで終わり と言う スポーツの世界ではそうだよねって頷ける 命がかかってる登山にそれが当てはまるか?山の楽しみ方はそれぞれ 私はもうちょっと頑張ってみますけどねん😁 長文長々と失礼しました 最後まで読んだ方お疲れ様(ΦωΦ)_旦""
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