甲武信ヶ岳~徳ちゃん新道より

2018.10.07(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 38
休憩時間
2 時間 21
距離
16.3 km
のぼり / くだり
1865 / 1870 m
1
14
5
10
4
47
2 53
1

活動詳細

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富士が美しかった。 甲武信ヶ岳には何度か来ているが、山頂から富士を見られたのは初めて。 しかもこんなにも美しく。 地図を見ると甲武信ヶ岳からは、富士はほぼ真南に位置する。 標高2500m近くあるので、両側に裾野まで綺麗に見られる所が本山の良い所。 今日は破風山避難小屋直下の水場から沢を下るバリエーションのメモをしたい。 まず水場の件で一言。 避難小屋を利用したい方は日が落ちる前に着き、早めの水を確保をお薦めしたい。 水場まではかなりの傾斜がある上、笹藪で足元がよく見えない。明るい時間帯でも注意が必要である。 また笹藪を越えた後は更に急勾配の岩場を50メートルほど下る。 水を汲む場所も足元が悪い。 帰りは四つん這いで登ることを考えると、ザックを小屋で空にして持って行った方が良さそうだ。 水場が枯れている場合は、更に下れば沢で汲めるが足元に十分注意が必要。 標高を考えると冬場は枯れているか、凍結していることも考えられる。 水分を確実に補給したければ、甲武信小屋または雁坂小屋で汲むことをお薦めする。 本日は水場の下の沢下り。この水場こそヌク沢の源流である。沢を下り続けると林道の橋に当たる。 橋まで辿りつけなかったら両サイドの斜面から林道を目指す予定。 橋まで辿りつけず、斜面も上がれなくなったら避難小屋まで引き返す予定。 何度も沢が合流するので最悪の事態を考えて戻るルートを把握することに努めた。 結論から言うと無事に林道には辿りつけたが、橋まで下ることはできなかった。 最後の最後で沢が7mほどの水量の多い滝になり、どちら側からも降りられず、少し引き返して沢の西側の斜面を稜線まで登った。 稜線を南下し、予想通り林道の終点に辿り着き、沢下り終了。 林道を南下し道の駅みとみ方面に走りだす。 地図上に再度登山者を誘惑する緩やかな尾根に目がとまる。 そこまで走ると、やはりピンクのリボンが待ち構えていた。 かつてのルートなのであろうか。 踏み跡は薄い上、最初は尾根が広いので道迷いに注意。 尾根を可能な限り真ん中を歩いて行くとヌク沢に近づく。 そして尾根の先は近丸新道の入口付近であることを認識する。 こちらはバリながらも正確に地図が読めれば比較的簡単に下れることができる。 初めてなので一応時間も確認。最悪の事態を想定して明るい内に林道に引き返せる時間がよいと思う。 勿論、ヘッデン、予備の電池も確認。 幸い無事近丸新道へ合流。日もまだ高い内に下山出来た。 しばらくちゃんとした登山道歩きたい・・

甲武信ヶ岳 30分ほど寝ていたら、既に明るくなっていた( ̄▽ ̄;)
30分ほど寝ていたら、既に明るくなっていた( ̄▽ ̄;)
甲武信ヶ岳 今日は徳ちゃんで。
今日は徳ちゃんで。
甲武信ヶ岳 おいぬさま?
おいぬさま?
甲武信ヶ岳 スズタケ。
スズタケ。
甲武信ヶ岳 石楠花ロード
石楠花ロード
甲武信ヶ岳 鶏冠山
鶏冠山
甲武信ヶ岳 クラゲが現れた( ̄▽ ̄;)
クラゲが現れた( ̄▽ ̄;)
甲武信ヶ岳 素敵な雲
素敵な雲
甲武信ヶ岳 近丸新道との分岐
近丸新道との分岐
甲武信ヶ岳 寒くなってきたので、ロングスリーブを重ね着。本日はテンクラC。標高を上げると物凄い強風。
寒くなってきたので、ロングスリーブを重ね着。本日はテンクラC。標高を上げると物凄い強風。
甲武信ヶ岳 石楠花も紅葉
石楠花も紅葉
甲武信ヶ岳 木賊山は原生林!
木賊山は原生林!
甲武信ヶ岳 木賊山の山頂手前の開けた岩場は富士見スポット。
木賊山の山頂手前の開けた岩場は富士見スポット。
甲武信ヶ岳 じゃ~ん
じゃ~ん
甲武信ヶ岳 乾徳山、黒金山
乾徳山、黒金山
甲武信ヶ岳 大菩薩嶺も
大菩薩嶺も
甲武信ヶ岳 もふもふ
もふもふ
甲武信ヶ岳 保湿性が高い
保湿性が高い
甲武信ヶ岳 苔生す道
苔生す道
甲武信ヶ岳 破風山と甲武信ガ岳への分岐
破風山と甲武信ガ岳への分岐
甲武信ヶ岳 鶏冠山へのルートかな。近年の地図では破線も消えた。
鶏冠山へのルートかな。近年の地図では破線も消えた。
甲武信ヶ岳 去年のゴールデンウィークに来た際は、この標識がもう少しで埋まるほど残雪があった
去年のゴールデンウィークに来た際は、この標識がもう少しで埋まるほど残雪があった
甲武信ヶ岳 三等
三等
甲武信ヶ岳 甲武信ガ岳
甲武信ガ岳
甲武信ヶ岳 甲武信小屋。小屋の主はご機嫌ナナメ?! 挨拶をしても無視された( ̄▽ ̄;) 本日通ってきたルートは、この方が開拓した。
甲武信小屋。小屋の主はご機嫌ナナメ?! 挨拶をしても無視された( ̄▽ ̄;) 本日通ってきたルートは、この方が開拓した。
甲武信ヶ岳 両神山
両神山
甲武信ヶ岳 三宝山、甲武信ガ岳から見ると結構下って登り返すなぁ。今日はやめておこう・・
三宝山、甲武信ガ岳から見ると結構下って登り返すなぁ。今日はやめておこう・・
甲武信ヶ岳 横から見ると三宝山まで楽そうな気がするが・・
横から見ると三宝山まで楽そうな気がするが・・
甲武信ヶ岳 石楠花ロード
石楠花ロード
甲武信ヶ岳 暑くなってきた
暑くなってきた
甲武信ヶ岳 破風山。なるほど、ここから見ると東西のピークは一つの山塊であることがわかる。
破風山。なるほど、ここから見ると東西のピークは一つの山塊であることがわかる。
甲武信ヶ岳 今日はどこからでも富士見の出血大サービス・デー。ここ賽ノ河原って言います。なんか嫌なネーミングですね。近隣の村で実際そういった儀式のようなことが行われていたのでしょうか。
今日はどこからでも富士見の出血大サービス・デー。ここ賽ノ河原って言います。なんか嫌なネーミングですね。近隣の村で実際そういった儀式のようなことが行われていたのでしょうか。
甲武信ヶ岳 滑りやすい
滑りやすい
甲武信ヶ岳 鹿の被害は甚大だ
鹿の被害は甚大だ
甲武信ヶ岳 破風山避難小屋前より(笹平避難小屋とも)
破風山避難小屋前より(笹平避難小屋とも)
甲武信ヶ岳 避難小屋は笹が生い茂る鞍部、ここ笹平にあります。
避難小屋は笹が生い茂る鞍部、ここ笹平にあります。
甲武信ヶ岳 20分って微妙な距離
20分って微妙な距離
甲武信ヶ岳 45分も寝てしまった。が・・
45分も寝てしまった。が・・
甲武信ヶ岳 そこにまだ富士はいた。
そこにまだ富士はいた。
甲武信ヶ岳 さて、水場視察。少し下っただけで避難小屋は既に見えなくなる
さて、水場視察。少し下っただけで避難小屋は既に見えなくなる
甲武信ヶ岳 わからん(-_-;) デコボコなので、足をヒネッタりしないように注意。
わからん(-_-;) デコボコなので、足をヒネッタりしないように注意。
甲武信ヶ岳 暗かった戻るの大変じゃ~。
暗かった戻るの大変じゃ~。
甲武信ヶ岳 斜面が・・だんだん
斜面が・・だんだん
甲武信ヶ岳 振り返って。なかなかの勾配。
振り返って。なかなかの勾配。
甲武信ヶ岳 水場。ちょろちょろ
水場。ちょろちょろ
甲武信ヶ岳 少し下がるとじゃーじゃー。スリップ注意
少し下がるとじゃーじゃー。スリップ注意
甲武信ヶ岳 では、ちょっくら探検
では、ちょっくら探検
甲武信ヶ岳 台風による倒木が激しい
台風による倒木が激しい
甲武信ヶ岳 振り返って。だんだん傾斜がきつくなっている
振り返って。だんだん傾斜がきつくなっている
甲武信ヶ岳 いくつもの沢が合流するので、最悪引き返すことも考え、引き返す方に目印の石や倒木を置く。写真も撮る。
いくつもの沢が合流するので、最悪引き返すことも考え、引き返す方に目印の石や倒木を置く。写真も撮る。
甲武信ヶ岳 本日は終始富士に見つめられながらの登山
本日は終始富士に見つめられながらの登山
甲武信ヶ岳 自然が作り上げたケルン。一つだけ上に載せました
自然が作り上げたケルン。一つだけ上に載せました
甲武信ヶ岳 雲などかかるもおかし。
雲などかかるもおかし。
甲武信ヶ岳 この辺りから急斜面に。どちら側を通るか、上から30mから50m先まで見極めていきます。
この辺りから急斜面に。どちら側を通るか、上から30mから50m先まで見極めていきます。
甲武信ヶ岳 先日の台風の時はスゴカッたんだろうな
先日の台風の時はスゴカッたんだろうな
甲武信ヶ岳 振り返って。避難小屋付近はもう見えない
振り返って。避難小屋付近はもう見えない
甲武信ヶ岳 4mほどの滝。難なく右側を通ります。滝を下りる際は、降りる前に登り返せるか確認。
4mほどの滝。難なく右側を通ります。滝を下りる際は、降りる前に登り返せるか確認。
甲武信ヶ岳 今度は5mほどの滝。写真左側より。
今度は5mほどの滝。写真左側より。
甲武信ヶ岳 更に急に
更に急に
甲武信ヶ岳 長い滝。勾配はありませんが。写真左手を難なく通過
長い滝。勾配はありませんが。写真左手を難なく通過
甲武信ヶ岳 なぜ細くなる・・
なぜ細くなる・・
甲武信ヶ岳 今この辺り。橋までまだまだあるな。最悪の場合、引き返すことになる。
今この辺り。橋までまだまだあるな。最悪の場合、引き返すことになる。
甲武信ヶ岳 ちょっと狭いが大丈夫。
ちょっと狭いが大丈夫。
甲武信ヶ岳 お風呂にはちょうど良い深さに緩やかな流れ。
お風呂にはちょうど良い深さに緩やかな流れ。
甲武信ヶ岳 どぼ~ん。誰もいないし。絶対誰も来ないし。水温5℃。冷たいなんてもんじゃない。沢がずーっと南向きなので両腕がかなり日に焼けました。冷すのには打ってつけの水温ですが・・
どぼ~ん。誰もいないし。絶対誰も来ないし。水温5℃。冷たいなんてもんじゃない。沢がずーっと南向きなので両腕がかなり日に焼けました。冷すのには打ってつけの水温ですが・・
甲武信ヶ岳 汗がひいたので再開
汗がひいたので再開
甲武信ヶ岳 山鳥兜、こんな小さな種は初めて。
山鳥兜、こんな小さな種は初めて。
甲武信ヶ岳 大文字草
大文字草
甲武信ヶ岳 V字。奥に林道にかかる橋が見えるも手前には7メートル程の滝。両サイドの岩はほぼ垂直( ̄▽ ̄;) 沢下り終了(T_T) 今更引き返せないは、遭難者の思考。最悪の場合戻ることも。ということで両斜面を視察。
V字。奥に林道にかかる橋が見えるも手前には7メートル程の滝。両サイドの岩はほぼ垂直( ̄▽ ̄;) 沢下り終了(T_T) 今更引き返せないは、遭難者の思考。最悪の場合戻ることも。ということで両斜面を視察。
甲武信ヶ岳 少し戻りまず左手(東側)の高台まで上がり、この滝の先を見る。右手の方から降り先に進めそうだが、その先に大きな滝がありそう。こちらの尾根をトラバースしようにも土が脆そうなので、再度沢に下り、少し戻って今度は右手(西側)を上がる。緩やかな斜面をジグザグに、時にケモノ道を稜線まで50メートル以上登る。
少し戻りまず左手(東側)の高台まで上がり、この滝の先を見る。右手の方から降り先に進めそうだが、その先に大きな滝がありそう。こちらの尾根をトラバースしようにも土が脆そうなので、再度沢に下り、少し戻って今度は右手(西側)を上がる。緩やかな斜面をジグザグに、時にケモノ道を稜線まで50メートル以上登る。
甲武信ヶ岳 写真がないのは斜面を登っていたので(^^ゞ と、尾根上にかつての登山道があるの?ピンクのリボンが見えた時の安堵感は忘れられない。林道の終点からこの登山道へ続いていると推測。山を管理している人の道?しかし上にはどこまで続いているのだろう。次回確認しよう。シャクナゲも綺麗そうだし。6月頃に再訪したい。
写真がないのは斜面を登っていたので(^^ゞ と、尾根上にかつての登山道があるの?ピンクのリボンが見えた時の安堵感は忘れられない。林道の終点からこの登山道へ続いていると推測。山を管理している人の道?しかし上にはどこまで続いているのだろう。次回確認しよう。シャクナゲも綺麗そうだし。6月頃に再訪したい。
甲武信ヶ岳 これが気になる林道終点から赤線の矢印へのルート
これが気になる林道終点から赤線の矢印へのルート
甲武信ヶ岳 富士に雲がかかり始めた。
富士に雲がかかり始めた。
甲武信ヶ岳 石楠花ロードを進む
石楠花ロードを進む
甲武信ヶ岳 やはり林道終点に出た!
やはり林道終点に出た!
甲武信ヶ岳 林道は数年単位で使用されていないことが分る。
林道は数年単位で使用されていないことが分る。
甲武信ヶ岳 目指していた橋。
目指していた橋。
甲武信ヶ岳 橋の上から答え合わせ。先程推測した大きな滝とは砂防壁( ̄▽ ̄;) ヤバかった。砂防ダムを越えられないので橋には近づけない。奥に見える滝も水量が多いし両サイドに通る隙間なし。沢を少し戻り、緩やかな右手の斜面を稜線まで上がって大正解。まさかこの砂防ダム建設のためだけに切り開かれた道なのであろうか。こんな上流に砂防ダムを作る意味あるのかな?
橋の上から答え合わせ。先程推測した大きな滝とは砂防壁( ̄▽ ̄;) ヤバかった。砂防ダムを越えられないので橋には近づけない。奥に見える滝も水量が多いし両サイドに通る隙間なし。沢を少し戻り、緩やかな右手の斜面を稜線まで上がって大正解。まさかこの砂防ダム建設のためだけに切り開かれた道なのであろうか。こんな上流に砂防ダムを作る意味あるのかな?
甲武信ヶ岳 林道の上を流れる湧水。
林道の上を流れる湧水。
甲武信ヶ岳 避難小屋方面。左からの斜面は木賊山。下り切って少し登り返し、下った先が避難小屋のある笹平。結構、下って来たなぁ!
避難小屋方面。左からの斜面は木賊山。下り切って少し登り返し、下った先が避難小屋のある笹平。結構、下って来たなぁ!
甲武信ヶ岳 ひどい荒れ様。全く管理されていない。
ひどい荒れ様。全く管理されていない。
甲武信ヶ岳 大雨のあとは林道が川となる
大雨のあとは林道が川となる
甲武信ヶ岳 緑が美しい
緑が美しい
甲武信ヶ岳 ここが誘惑の斜面の始まり。ピンクテープが呼んでいる。ここからもバリエーション。やはり山を管理する人がここを利用しているのか。かなりの近道である。ちなみに林道を下ると、歩行距離は3km以上長くなる
ここが誘惑の斜面の始まり。ピンクテープが呼んでいる。ここからもバリエーション。やはり山を管理する人がここを利用しているのか。かなりの近道である。ちなみに林道を下ると、歩行距離は3km以上長くなる
甲武信ヶ岳 最初は尾根が広いので注意
最初は尾根が広いので注意
甲武信ヶ岳 尾根が細くなったら問題なし
尾根が細くなったら問題なし
甲武信ヶ岳 この最後の二つのテープが近丸新道への合流サイン
この最後の二つのテープが近丸新道への合流サイン
甲武信ヶ岳 合流
合流
甲武信ヶ岳 等高線を見ると左手に行きたくなるが、右に行く。
等高線を見ると左手に行きたくなるが、右に行く。
甲武信ヶ岳 ゴール。近丸新道入口。
ゴール。近丸新道入口。
甲武信ヶ岳 駐車場まで近道。バリ(^^ゞ
駐車場まで近道。バリ(^^ゞ
甲武信ヶ岳 30mほどバリ
30mほどバリ
甲武信ヶ岳 明るい内に終了。
明るい内に終了。

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