活動データ
タイム
09:38
距離
16.3km
のぼり
1865m
くだり
1870m
活動詳細
すべて見る富士が美しかった。 甲武信ヶ岳には何度か来ているが、山頂から富士を見られたのは初めて。 しかもこんなにも美しく。 地図を見ると甲武信ヶ岳からは、富士はほぼ真南に位置する。 標高2500m近くあるので、両側に裾野まで綺麗に見られる所が本山の良い所。 今日は破風山避難小屋直下の水場から沢を下るバリエーションのメモをしたい。 まず水場の件で一言。 避難小屋を利用したい方は日が落ちる前に着き、早めの水を確保をお薦めしたい。 水場まではかなりの傾斜がある上、笹藪で足元がよく見えない。明るい時間帯でも注意が必要である。 また笹藪を越えた後は更に急勾配の岩場を50メートルほど下る。 水を汲む場所も足元が悪い。 帰りは四つん這いで登ることを考えると、ザックを小屋で空にして持って行った方が良さそうだ。 水場が枯れている場合は、更に下れば沢で汲めるが足元に十分注意が必要。 標高を考えると冬場は枯れているか、凍結していることも考えられる。 水分を確実に補給したければ、甲武信小屋または雁坂小屋で汲むことをお薦めする。 本日は水場の下の沢下り。この水場こそヌク沢の源流である。沢を下り続けると林道の橋に当たる。 橋まで辿りつけなかったら両サイドの斜面から林道を目指す予定。 橋まで辿りつけず、斜面も上がれなくなったら避難小屋まで引き返す予定。 何度も沢が合流するので最悪の事態を考えて戻るルートを把握することに努めた。 結論から言うと無事に林道には辿りつけたが、橋まで下ることはできなかった。 最後の最後で沢が7mほどの水量の多い滝になり、どちら側からも降りられず、少し引き返して沢の西側の斜面を稜線まで登った。 稜線を南下し、予想通り林道の終点に辿り着き、沢下り終了。 林道を南下し道の駅みとみ方面に走りだす。 地図上に再度登山者を誘惑する緩やかな尾根に目がとまる。 そこまで走ると、やはりピンクのリボンが待ち構えていた。 かつてのルートなのであろうか。 踏み跡は薄い上、最初は尾根が広いので道迷いに注意。 尾根を可能な限り真ん中を歩いて行くとヌク沢に近づく。 そして尾根の先は近丸新道の入口付近であることを認識する。 こちらはバリながらも正確に地図が読めれば比較的簡単に下れることができる。 初めてなので一応時間も確認。最悪の事態を想定して明るい内に林道に引き返せる時間がよいと思う。 勿論、ヘッデン、予備の電池も確認。 幸い無事近丸新道へ合流。日もまだ高い内に下山出来た。 しばらくちゃんとした登山道歩きたい・・
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