活動データ
タイム
05:39
距離
10.0km
のぼり
935m
くだり
937m
活動詳細
すべて見る池田山を初めて知ったのは、もう1年前か2年前か? その時の印象は展望がとてもよいということと、穏やかで優しいイメージの山だな、ということ。いつか登ってみたいと思ってはいたんですが、季節や他の山との兼ね合いもあって延び延びに… いくら車のアクセスがよいと言ったって、一応岐阜県ですからね。せっかく遠出するならできるだけいいコンディションの時に…なんて思っていたら、梅雨入り早々台風一過の晴れの日曜日がやってきた!*\(^o^)/* よし、池田山に行こう! 池田山は岐阜県揖斐郡池田町に位置し、伊吹山地に属する標高923mの山。伊吹山地の東の端です。 山頂近くまで車で行くことのできる山で、展望の良さから夜景のビューポイントとしても人気の山。池田の森公園や霞間ヶ渓公園など、整備された美しい森林公園もある。さらにはパラグライダー、ハンググライダーの離陸所もあり、スカイスポーツの拠点としても有名です。 今日は霞間ヶ渓公園を起点に、池田の森を通り山頂までをピストンしたいと思います(^^) 距離は遠いですが車のアクセスはすこぶる良い。名神高速関ヶ原ICを降りて一般道を20分ほど走る。駐車地は平地で山ではありませんので、クネクネの山道や細い道を走ることもありません。 5:05に霞間ヶ渓公園駐車場に到着。自宅からは2時間強。舗装されたとても広い駐車場です。 気温は14℃。風は穏やか。少し雲は多いですがいい天気になりそうです(^^) 5:30、出発! 駐車場のすぐ上が霞間ヶ渓公園の池田山登山口。この霞間ヶ渓公園はサクラで有名なんですね!春にまた訪れてみようかな? 駐車場の周辺はヒメジョオンやシロツメクサが咲き乱れています。いよいよ6月!ヒメジョオンが咲き始めました。この6月は咲き残りのハルジオンと咲き始めのヒメジョオンが混在する季節。そっくりなこの2つの花を見分けるため、今日は画像を交えてしっかりと解説してみたいと思います(^^) 霞間ヶ渓公園の森もめちゃくちゃキレイですね!登山道の脇にはタツナミソウがたくさん咲いています。 そのまま直進して、防獣ゲートを通過し山に入ります。 ここからおよそ1時間半は、ひたすら森の中を登り続ける…と言うとキツいかと思われがちですが、そんなことはありません。 とにかく登山道はよく整備されています。ベンチなども多い。そして山の傾斜に関係なく、登山道は常に一定の角度が保たれています。しかも穏やかな角度。 山の斜面がキツいところでは九十九折に山を巻き、斜面が緩やかな場所では真っ直ぐ道がつけられている。アップダウンも急坂もありません。ひたすら穏やかに登り続けます。疲れることもありません。 悪く言えば展望はあまりないしルートの変化も少ない。でも美しい森の新緑を仰ぎ、澄んだ空気を味わいながらのんびりと歩けば楽しいもんです。 出発してからおよそ1時間30分、車道沿いの東屋に到着(^^) ここからは少し状況が変わります。山頂近くへと続く車道に沿って山を登って行くので、何度か車道を渡ったり歩いたりもします。 ただ車道を歩くと言っても数十m。一番長いところでもほんの数分。車道歩きが苦になることもありません。 眺望の丘では南側を望むことができる。広大な濃尾平野と養老山地最高峰、笙ヶ岳を眺めることができました(^^) 東屋からおよそ30分で焼石神社に到着。小さなお社ですが、しっかり安全祈願をしておきましょう☆ 焼石神社からおよそ5分で池田の森に到着。とても美しく整備された森林公園です。広い駐車場とトイレがある。 そうそう、この山はトイレが多いです。しっかり数えたわけではないですが、登山口から山頂までの間に3〜4箇所のトイレがあります。ある意味安心(^^) 池田の森からは道が3つに分かれる。車道と登山道と砂利の遊歩道です。遊歩道沿いにパラグライダーの離陸所があるんですが下山時のお楽しみにとっておいて、上りは登山道を進むことにしましょう! この池田の森から先はさらに傾斜が穏やかになる…というかほぼフラット。明るく開けた稜線を真っ直ぐに歩く。野花も多い。いい天気!めっちゃ気持ちいい*\(^o^)/* 稜線を歩き切った先に、山頂下の駐車場があります。ここからの展望も素晴らしい! 養老山地の向こう側に鈴鹿山脈が見えています。藤原岳、御池岳…ということは御池岳の手前の山は4月に登った烏帽子岳かな? 西側には伊吹山地の主峰、日本百名山伊吹山がその勇姿を見せている! 東側から伊吹山を見たのはもしかしたら初めて見たかも?南側から見る伊吹山は巨大な船底型の山容で、いかにも堂々とした落ち着いた雰囲気。しかし東側から見る伊吹山は荒々しさと力強さを感じます!アルプスの山のようないでたちですね。 この駐車場からの登山口で入山料200円を払い山頂を目指す。 少しだけ急な坂道を登ったら、あとは針葉樹林帯のフラットな尾根をのんびりと進む。 出発してからおよそ3時間、8:30池田山山頂に到着です!*\(^o^)/* 山頂は小広場。東屋と巨大な展望台がありますが、展望台は現在老朽化のため使用禁止。 東側の展望が開けています。少し霞がちで遠望は厳しいですが、それでも御嶽山や恵那山を望むことができました☆ 展望台の裏側に山頂標示と二等三角点。山頂の東屋で休憩することにします。 休憩の合間に周囲を観察してみると、たくさんの花を見つけることができました。コナスビ、カタバミ、トキワハゼ、オニタビラコ…なんだか平地の花が多いですね(^_^;) その中に…発見!咲き残りのハルジオン! ではハルジオンとヒメジョオンの見分け方をご説明しましょう(^^) ※ハルジオン ・花期…3月〜6月 ・草丈…30cm〜1m ・花径…1.5cm〜3cm ※ヒメジョオン ・花期…6月〜10月 ・草丈…30cm〜1.5m ・花径…1cm〜2cm ハルジオンは背が低く花が大きい。ヒメジョオンは背が高く花が小さいことがわかります。ただ成長過程では草丈は当てにならず、花の大きさも個体差に左右されます。花はヒメジョオンの方が舌状花の幅が広いんですが、パッと見てわかるほどの違いはありません。要するに花の外観からこの2つの花を見分けるのは至難の業と言えるでしょう。 ではどこで見分けるか… まずは蕾に注目。ハルジオンの蕾は総じて下向きに垂れ下がります。ヒメジョオンの蕾はたまに下向きのものもありますが、基本的には上向きです。 あとは茎。ハルジオンの茎は中空なんですね。なので摘んでみるとグニっとして柔らかい。ヒメジョオンの茎は硬めです。 そして2つの花を見分ける決定的な違いは…2つの花の葉はよく似ているんですが、実は葉のつき方に明確な違いがあるんです。 ハルジオンの葉は基部の幅が少し広くなっていて、浅く茎を抱くようにつきます。ヒメジョオンの葉は基端が細くなって、そのままちょこんと茎につく。これはもうすぐにわかる!画像を見比べてみてください(^^) たっぷり1時間休憩して、9:30下山開始。 途中で砂利の遊歩道に入って、パラグライダーの離陸所に向かいます。 山頂からおよそ30分、離陸所に到着*\(^o^)/* いやー、まさに滑走台なんですが…これは怖い!ここから飛び出す人の気が知れん(~_~;)まさに街に飛び込むような感覚ですね。 そのかわり展望は抜群!濃尾平野が一望できます!それにしても広い平野やなー!もう大阪平野なんて猫の額ですよ。滋賀県の湖東平野も広いと思ったけど、全然足元にも及びませんね。 ギャラリー席も設えてあって、近くに駐車場もあるし、ここが夜景のベストビューポイントなんでしょう(^^) しかし下りが楽!傾斜が一定で穏やか。それによく整備されているでしょう?なんのストレスもなく駆け下りることができます(^^) 東屋を過ぎ長い森の下りに入ると、風が遮られ蒸し暑く感じます。もう止まることなんてできません。自ら風を切って涼をとります。 あっという間に登山口に到着*\(^o^)/*上りに3時間かかった道のりも、下りは1時間30分です(^_^;)それくらい歩きやすくて気持ちの良い下りだってことです☆ 山頂からおよそ1時間40分、11:10無事に駐車場まで戻ってきました(^^) まずは池田山の感想を… 穏やか、優しい、豊かな自然、雄大な展望…想像していた通りの素晴らしい山でした! 距離が10kmで累積標高が940m弱でしょ?先週登った比良山系の釈迦岳とほぼ同じような数字ですが、池田山の方が全然楽ちんですね! 登山道の傾斜が一定なのはすごくありがたい。無駄な緊張感もなく、豊かな自然を楽しみながらのんびりと歩くことができます。 天気にも恵まれましたが、これは思い描いていた通り…いや、想像以上にいい山でした。 次に訪れる機会があれば春ですね!サクラを目一杯楽しみたいと思います(^^) 池田山…またお会いしましょー!*\(^o^)/* さて、タイトルにもある「ちゃんぽんリベンジ」…これは一体何なのか? 名神高速黒丸PAに「黒丸ちゃんぽん」なるものがあって、これが凄く美味しいという情報をキャッチしたんですよ。4月の終わり、北鈴鹿の烏帽子岳に登った帰りに、ちゃんぽん目当てで黒丸PAに立ち寄ったわけです。 そこで目に入った「黒丸ブラック(ラーメン)」の文字! 実はラーメンは好きなんですが、ちゃんぽんはあまり好きではない… ちゃんぽんを食べに来たにも関わらず、誘惑に負けて思わず黒丸ブラックをオーダーしてしまったのです! んー…普通…美味しいですけど、取り立てて語るほどでもない普通のラーメンでした(ー ー;) 後悔先に立たず…ちゃんぽんにしとけばよかった! というわけで、黒丸PAにちゃんぽんリベンジにやって来ました! もう迷うことはない!ちゃんぽん一択! デフォの黒丸ちゃんぽん¥830の隣に、野菜たっぷりちゃんぽん¥990というのがある。やっぱ野菜摂らなきゃダメっしょ!?野菜たっぷりちゃんぽんをオーダー。 着丼! わー!こりゃすげー、野菜たっぷりだわ…というか具材たっぷりですね。 キャベツ、もやし、いんげん、きくらげ、たまねぎ、豚肉、あさり、えび、いか、かまぼこ…これらを中華鍋であおって炒める。 スープにも野菜の旨みと海鮮の風味が移って美味しい!麺はツルツル、モチモチの中太ちゃんぽん麺。途中でコショウを一振りすると、また味が引き締まって一層美味しい。 黒丸ちゃんぽん…クオリティはハイレベル。この味がPAで味わえるなんてラッキーです。これはリピートしそうやな…ご飯つけたのは内緒で(^_^;)
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