月見小屋 戻る 次へ

自然歩道ウォーカーの休日 阿蘇散歩 1日目の写真

2023.06.03(土) 14:01

月見小屋

この写真を含む活動日記

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06:09

15.5 km

1292 m

自然歩道ウォーカーの休日 阿蘇散歩 1日目

阿蘇山・高岳・根子岳 (熊本)

2023.06.03(土) 日帰り

 今週の土日の天気予報は晴れ。福岡の自宅を6時過ぎに出て、地下鉄、高速バス、列車と乗り継いで9:53に熊本県阿蘇市の宮地駅に到着した。  仙酔峡入り口の交差点を左折して、豊肥線を渡って真っ直ぐ進む。道路脇にはソバが白い花を咲かせている。  進むにつれて山が近づいてきた。周囲に家はなくなり、放牧場の草地から心地よい風が吹いてくる。  10:54に小堀牧を通過。阿蘇高岳が目の前に迫ってくる。振り向けば2週間前に登った久住連山が見える。外輪山の中を走る列車の音が聞こえてくる。  道路脇の改修中か解体中と思われるパゴタの横を通過して、11:31に仙酔峡ビジターセンターに到着。ここで小休止。  仙酔峡登山口からは尾根道の直登コースを選択。見上げるとすごい角度だ。  歩いてみてもすごい角度だが、溶岩の中に大きな石が凝結したような状態で、意外と歩いやすい。一見するとガレ場だが、ほとんどの石があたかもセメントで固められているかのようで、浮石がない。コースには丁寧に黄色いマーキングがしてあり、意外と優しいコースだった。  しかし、登山口からの標高差は1000m近く、たっぷりと汗をかいて13:21に高岳のテーブルの上にたどり着いた。  主峰の高岳にまず行こうかと思ったが、東峰にミヤマキリシマの群生が色付いているのが見えた。こちらから行ってみることにした。  東峰に近づくと女性のはしゃいだ声が響き渡る。ミヤマキリシマが咲き誇っていた。標高の低いところはすでに花は終わっていたが、高岳東峰あたりだけが盛りを迎えていた。美しい。間に合ってよかった。  13:36に高岳東峰に到着して昼ごはん。テーブルマウンテンに腰掛けて、満開のミヤマキリシマを眺めながらのランチだった。  行動再開後は、高岳のクレーターをぐるっと回り、月見小屋を経由して、14:22に阿蘇高岳(1592m)にようやく到着。  東峰で時間を使いすぎたので、すぐに次に折り返す。尾根を辿って、14:41に中岳(1506m)に到着。ここから火口にまっすぐ下る道があるが、誰も降りて行かない。気になって少し進んで、火口からの煙が届くところまで来て引き返した。  次は細い尾根筋をまっすぐ進む。平らな道で歩きやすい。ときどき強い硫黄の臭いが流れてくる。ほどなく南岳(1496m)に到着。  ここからは大きな岩が転がる急斜面をまっすぐ下る。次いで砂千里を歩く。ここは地球上ではないような感じ。猿の惑星のよう。  舗装された歩道をしばらく歩き、16:00に阿蘇山上ターミナルに到着して行動終了。  ソフトクリームを食べてから、16:30のバス に乗ってキャンプ場にチェックイン。