強風でした。旭岳・後旭岳

2023.06.01(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 5
休憩時間
1 時間 33
距離
7.4 km
のぼり / くだり
876 / 865 m
2
13
1 31
25
22
1 8
3

活動詳細

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姿見駅気温8℃風速7m、晴れ。ですが、風は上るにつれて強くなり9合目以降かな?かなり寒く感じました。なので、山頂では長居せず後旭岳に向かいました。ニセ金庫岩で休憩して下山しました。軽装の方も見受けられ、ちょっと心配しました。特に外国人観光客の方はネイチャーセンターで長靴を借りて登られている方が多いとお見受けしました。 私は旭岳に登っておきながら、十勝岳を中心とした山々の景色にずっと心を奪われていました。 反省としては、より一層、風や寒さを意識した対策が必要でした。カバー写真のバラクラバはほんの短時間使用しました。旭岳だけならアイゼンは不要です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以下、については長文・駄文につき、ご興味あればお読みください。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 先日、5/27雨と視界不良の悪天候でロープウェイ乗り場まで行ったものの旭岳は諦め、ネイチャーセンターでモンベルTだけ買って引き上げました。ついでに忠別湖や大雪山湧水地、東川道の駅などもみました。そんなことで、天気予報はよくチェックしてたのですが、予報では次週の週末も雨予報。ならばと、天候の良さそうな6/1に仕事を休んで山行き。13℃の札幌を5時20分発、(もうかなり明るい)高速代を少し節約するルートで深川ICから一般道で。16℃の麓の東神楽町あたりでは大雪から十勝の山々がパノラマで見え(これらは帰路に撮影しました)、テンションが上がります。 西風が強く、交通安全の旗が勢いよくなびいていました。まぁ、仕方ない。風が強いのは承知していたが、想像以上でした。ただし、視界は良好で雲は無い。風は旭岳山麓駅8:00着、気温12℃。あと10分くらい早く着きたかった。さて、旭岳ロープウェイについて少し触れると、6/1から料金が往復¥3200になります。また営業は8:00−17:00に変わります。さて、駐車場に車は無く、登山客らしき方の姿もなく、私が一番乗りでした。私は8:00到着、装備を整えてましたがロープウェイは無客では動かなかったようです。クレジットで支払い改札へ案内される。私一人だけのために8:15頃ロープウェイは動き出す。すぐさま進行方向右手に十勝連山がニペソツ山から富良野岳までよく見える。また、化雲岳はじめ、テーブル状の山肌と残雪、もう気分は上々です。所要時間約10分で姿見駅到着。姿見駅内に着くと、入山届記帳所がありましたので、利用させていただきました。気温8℃風速7m、晴れ(掲示板情報)との情報です。ロープウェイで一気に上ったため、駅舎を出てのまず感じたのは「思ったより寒い」でした。まぁ、ザックを背負って歩き始めるとちょうどいいかなという思いもありました。  服装について詳細を説明すると、頭部はランニングキャップ→ニット帽、サングラス、フェイスカバー(日焼け対策)、上半身はドライナミック、ジップアップロングT、フード付きランニングジャケット、ウインドブレイカーと保温性を重視した素材は予備のユニクロULダウンだけ。下半身はドライナミック、ランニングタイツ、ウインドブレイカー。靴はモンベル2300としっかり目のトレッキングシューズ。手袋は背抜き作業手袋、予備にモンベルウィックロン手袋、防水テムレス(薄手)、また、スティック(w/スノーバスケット)、クランポン(12本)を携行、スノーシューは車に残置。その他は雨具上下。全般に寒さ対策の意識は低く、運動して適度に汗をかくことを前提をしていましたが、ここは間違いだった。  姿見駅で7mの西風が、当初は心地いい程度でしたが、上るにつれて風は冷たく強くなり、(9合目以降かな?)瞬間的には体がよろけるような突風も混じってきて、体感的には冷えました。頂上付近は15mから20m近くあったのでしょうか?今後は風速計を携行してみようかと思います。登りの運動で発熱しているはずでしたが、それでも寒く感じました。風で体温を奪われていく感じです。今回の場合は植生もなく、岩場で風を避けられる場所が少なく、強風に対しては早めの対応が必要でした。風が強くなるとモノが吹き飛ばされる危険があるので、着替えや装備変更自体がリスクになってしまいます。登れば登るほど状況は悪化することを肝に銘じる必要があります。さて、そんなこんなで、ニセ金庫岩を横目に大きく登山路は左に折れて一気に山頂に向かいます。山頂では絶景ではありましたが、暴風で長居できる状況ではなく、早々に退散し雪の繋がっている後旭岳に向かいました。裏旭岳までは雪は適度の柔らかくクランポン(アイゼン)なしでも大丈夫でした。しかし、せっかく持って来たので裏斜面の風の少ないところでクランポンを装着しました。後旭岳の道中の雪上は乱暴に歩くと踏み抜いて片足持っていかれます。まあ、雪氷の層うも有り、怖さはありませんでした。後旭岳辺りは、旭岳の風下のため、少しは風が弱まるとはいえ、休憩を取れる程ではなく、十分に強い風でした。後旭岳から更に先の間宮岳などについては、行くことも可能でしょうが、周囲に登山客が一人も居ない事から、これ以上先に進むのは不安があり、下山することとしました。今振り返ると、ピークハント以上にあまり意義は無かったかな?後旭岳からの景観等については、旭岳で十分だと感じました。いずれにせよ、後旭岳に到着し、ここから下山ルートでは旭岳山頂までは登り返さず、ニセ金庫岩を目指したルートにしました。足跡、スキー跡があり安心して歩けました。さて、風が強いこの状況ので姿見駅まで休憩せずに下山するか、何処かで休憩するか迷いましたが、このニセ金庫岩の岩影が丁度いい風除けになることがわかり、昼食休憩をとりました。この場所は、ちょうど登山客の死角になる点も好都合でした。昼食はミスド(福袋得点の引き換え期限が昨日だったので、駆け込み購入)とインスタントコーヒー。美味しくいただきました。岩の上からは恐ろしい程の風切音が・・・。休憩を終えて下山へ、アイゼン外して風を受け止めたところ、体が一気に冷えました。特に顔、耳、手は保護が大事だと思っていて、念の為持ってきたバラクラバやテムレスをつけてみました。効果はありました。欲を言えばゴーグルですね。下りは向かい風を正面に受けます。サングラスをしてても目に風が当たり涙目となって、景色が滲んで目が見えにくく、目が辛かったのでゴーグルがあるといいなと思いました。話は戻って、流石にバラクラバは、すれ違う登りの方がドン引きしていたかもしれません。少し下るだけで風は勢いも冷たさも若干和らぎましたので、バラクラバは割とすぐに外しました。風向きにもよりますが、姿見駅での「風速7m」は、山頂付近ではどうなるか、想像力が必要だと思います。山を下りるほどに風も弱まり、気温も上がり快適でした。姿見駅付近ではまだ植物は目立った華やかさを見せてくれませんでした。もう少しだと思います。

大雪山系・旭岳・トムラウシ ロープウェイ乗り場から旭岳
ロープウェイ乗り場から旭岳
大雪山系・旭岳・トムラウシ 8:00に客なし、8:15出発の私が、今日の最初のお客でした。一人だけ。
8:00に客なし、8:15出発の私が、今日の最初のお客でした。一人だけ。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 一気に進むワクワク感と、怠けた罪悪感
一気に進むワクワク感と、怠けた罪悪感
大雪山系・旭岳・トムラウシ 気温8度、風速7m、晴れ
気温8度、風速7m、晴れ
大雪山系・旭岳・トムラウシ 日焼け防止にフェイスシールドを着けてみました。
日焼け防止にフェイスシールドを着けてみました。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 姿見付近の窪み、窪地が最も雪が深いと思います。
姿見付近の窪み、窪地が最も雪が深いと思います。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 登山道は概ね雪は無い。一部雪が被るものの、撮影した部分はむしろ例外的
登山道は概ね雪は無い。一部雪が被るものの、撮影した部分はむしろ例外的
大雪山系・旭岳・トムラウシ 右手に見える十勝連山
右手に見える十勝連山
大雪山系・旭岳・トムラウシ やや右前方の奥にはトムラウシ山(化雲岳など)
やや右前方の奥にはトムラウシ山(化雲岳など)
大雪山系・旭岳・トムラウシ 班模様の地獄谷
班模様の地獄谷
大雪山系・旭岳・トムラウシ この登山道は右側(岩場)だが、左かが(雪上)どっちも選べる。
この登山道は右側(岩場)だが、左かが(雪上)どっちも選べる。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 雪の量と標高がよくわかります。(強風は撮影には好都合だったのだろう。)
雪の量と標高がよくわかります。(強風は撮影には好都合だったのだろう。)
大雪山系・旭岳・トムラウシ 山頂右手の大きな岩、あれは金庫岩ですね。
山頂右手の大きな岩、あれは金庫岩ですね。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 山頂部、岩に氷が付いている(以前、十勝岳でも見た)
山頂部、岩に氷が付いている(以前、十勝岳でも見た)
大雪山系・旭岳・トムラウシ 雪の融け方は地熱を介しているとわかる
雪の融け方は地熱を介しているとわかる
大雪山系・旭岳・トムラウシ 日焼け防止のはずのフェイスシールド、防寒具になってます。
日焼け防止のはずのフェイスシールド、防寒具になってます。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 山頂
山頂
大雪山系・旭岳・トムラウシ 正面の裏旭岳に向かいます。雪は繋がっている。
正面の裏旭岳に向かいます。雪は繋がっている。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 夏の登山道は左手の稜線伝いに、左下部には野営場(雪中)
夏の登山道は左手の稜線伝いに、左下部には野営場(雪中)
大雪山系・旭岳・トムラウシ 裏旭岳からニセ金庫岩を目指す(雪でルートは自在なのがよいですね。)
裏旭岳からニセ金庫岩を目指す(雪でルートは自在なのがよいですね。)
大雪山系・旭岳・トムラウシ 氷柱
氷柱
大雪山系・旭岳・トムラウシ この強風では、一番大きな岩の陰しか風よけになりません。
この強風では、一番大きな岩の陰しか風よけになりません。
大雪山系・旭岳・トムラウシ こちらは、石狩岳~ニペソツ山などの連なる東大雪(詳しくはない、おそらく)
こちらは、石狩岳~ニペソツ山などの連なる東大雪(詳しくはない、おそらく)
大雪山系・旭岳・トムラウシ 裏旭岳方向
裏旭岳方向
大雪山系・旭岳・トムラウシ 風を凌ぐ為にニセ金庫岩辺りに身を寄せた。
昼ご飯はミスド。
風を凌ぐ為にニセ金庫岩辺りに身を寄せた。 昼ご飯はミスド。
大雪山系・旭岳・トムラウシ まさかのバラクラバ
まさかのバラクラバ
大雪山系・旭岳・トムラウシ 休憩位置から、山頂を目指す方々の死角です。
休憩位置から、山頂を目指す方々の死角です。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 風が辛そうに登っています。
(大変だよね、気を付けて)
風が辛そうに登っています。 (大変だよね、気を付けて)
大雪山系・旭岳・トムラウシ 外国からの観光客でしょう。NC(ネイチャーセンター)のマジック書きのある長靴を履いている方が多い。素手で、寒さのためポケットに手を突っ込んで歩いてます。(この先もっと寒いよ)
外国からの観光客でしょう。NC(ネイチャーセンター)のマジック書きのある長靴を履いている方が多い。素手で、寒さのためポケットに手を突っ込んで歩いてます。(この先もっと寒いよ)
大雪山系・旭岳・トムラウシ 噴煙口
噴煙口
大雪山系・旭岳・トムラウシ (参考にどうぞ)
(参考にどうぞ)
大雪山系・旭岳・トムラウシ 案内板と比較ください
案内板と比較ください
大雪山系・旭岳・トムラウシ (参考にどうぞ)
(参考にどうぞ)
大雪山系・旭岳・トムラウシ 下山後の散策①
下山後の散策①
大雪山系・旭岳・トムラウシ 池はまだ雪に埋もれています。
池はまだ雪に埋もれています。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 下山後の散策②
下山後の散策②
大雪山系・旭岳・トムラウシ 右奥には忠別湖
右奥には忠別湖
大雪山系・旭岳・トムラウシ これから上がる方々
これから上がる方々
大雪山系・旭岳・トムラウシ 十勝の山々も見納めです。
十勝の山々も見納めです。

動画

活動の装備

  • モンベル(mont-bell)
    リッジラインパック 40
  • モンベル(mont-bell)
    アルパインクルーザー 2300 Men's
  • ペンタックス(PENTAX)
    smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    セラック クリップ
  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    クランポンバッグ
  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    ウィメンズ トレイル

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