活動データ
タイム
03:09
距離
7.5km
のぼり
674m
くだり
687m
活動詳細
すべて見る高校1年の春、山岳部に入部すると4月のまだ寒い早々に新人歓迎登山と称して顧問の先生や先輩たちに連れられてこの山に来たと記憶している。その記憶はほとんどが名詞的な記憶でスナップショットとして辛うじて残っている部分は牛岳ヒュッテという小屋で先輩たちと囲炉裏を囲んで寒い夜に暖をとっていた前後だけだ。夜も更けると我々1年生は小屋を追い出されて傍に設営したテントで初めて家の暖かいベッドを離れての夜営を経験した。一年生どうしで「こんな寒くて辛い思いをするなら来るんじゃなかった」「山岳部はやめておこう」などと大いに愚痴を言い合っていたところまでが映像記憶だ。もちろん仲間は誰もやめなかったから今も友情は続いている。 もう牛岳ヒュッテは小屋としてのサービスを終了していると聞いていたが今日はあの頃の記憶を手繰り寄せたくてYAMAPを片手にそこに向かって建物を探してみた。でも結局もう朽ち果てたのか探し出すことは叶わなかった。記憶は点と点のままに結びつけることができなかった。 さて小牧口からの登りは相変わらず大量の汗と喘ぎ声の中での登坂となり、ここ何度か登山に行っていてもいっこうに登り体力がついてこないことを知り嘆いていた。 でも新調したスポルティヴァのトレランシューズの能力は下りで大いに発揮された。ハイカットではなかなか難しいと思うが、グイグイ駆け下りれる。下りは本当に気持ちのいい体験だった。ローカット最高! 帰りはもちろん牛岳温泉でスッキリと汗を流してきた。
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