氷ノ山 気持ちのよい周回縦走の写真

法事で実家に帰省していたので帰りにサクッと、行ったことのなかった氷ノ山を歩いてきました。 鳥取県側のキャンプ場に車を駐めて「氷ノ越コース」から登って「三ノ丸コース」で下山する周回ルートで歩きました。 この日はたまたま山開きと重なっていたようで、一般登山者に加えて、ガイドツアーのような団体が複数、高校生登山部らしきグループも複数トレーニング中、とにかく大賑わいでした。山頂などで休憩する場所が見当たらず写真撮ってそそくさと通過してしまいましたが、稜線歩きはとても快適でウキウキしながら歩くことができました。それほど太陽が照らずに涼しかったのも助かりました。 雲が多くてそれほど遠望はききませんでしたが、稜線に乗ってしまえば基本的に展望の良い山で人気があるのもうなずけます。 広島からはなかなか遠いのでこれまで機会に恵まれませんでしたが、冬にも一度来てみたいものです。 「氷ノ越コース」は、序盤の針葉樹林帯はけっこう急登があります。また旧伊勢道の石畳が所々残っていて歴史を感じられます。 頑張って氷ノ越あたりまで登ってくれば徐々に緩やかな稜線歩きに変わっていきます。 途中のこしき岩はなかなかの岩塊で途中までは道が付いていて登れました。もしかしたら岩頭まで登れるのかもしれませんがよく分かりませんでした。この辺りでイワカガミがよく咲いていました。 山頂は広い台地状でたくさんの登山者が休憩されていました。避難小屋やトイレもあり、よく整備されています。 下山で利用した「三ノ丸コース」は、山頂からしばらくは、開放感のある緩いアップダウンの稜線歩きを楽しめます。三ノ丸を過ぎてしばらくして、針葉樹林帯に入る頃から急坂になってきます。やがてスキー場に出ると視界が開け、更に急な階段を降りることになります。 スキー場から下山後は舗装路を30分くらい歩けばキャンプ場に戻れます。道中も山野草を眺めながら歩くことができました。