活動データ
タイム
11:51
距離
24.8km
のぼり
1999m
くだり
2054m
活動詳細
すべて見る※※先日の大雨で白滝丸太橋が一部崩壊、その他も状況に変化があるかもしれないので注意❗️ 三十七回目の山旅、八十五〜八十九座目 (天狗岩、藤原岳、銚子岳、静ヶ岳、竜ヶ岳 (孫太夫山は付近通過のみ、標識見つけられなかったので非カウント)) 名古屋への出張。気分が乗らず山⛰️から足遠のいていた日々だったが念願の鈴鹿へ行くチャンス❗️ 重い腰をあげ久しぶり八回目になる駅から駅への山旅とする事に。 桑名で前泊。☀️で陽射し強い中、観光の誘惑に魅入られるまま20km近くも歩かされ疲労チャージ💦 しかし木曽三川も見れて満足の散策だった。 当日、桑名→富田と乗り継ぎ、三岐鉄道で西藤原へ。三岐線はICカード非対応。乗務員さんが車内精算後、カード乗り越し証明書を書いてくれます。気づけば2-3人居た乗客も途中下車。終点に着く頃には一列車まるまる貸し切り。駅にはレトロな列車も停まってて🎶 着いてみるとこれから向かう山々がどんよりした雲をまとい無言で圧をかけてくる。所々岩肌も見えて何とも不気味な雰囲気😨 こういう時の山旅はきまって難儀する😮💨 【総評】 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ヒルはまだ居なかった😊 藤原岳~多志田山ー孫太夫山の尾根⇒写真で見てたより難所😅 ハイカー極少。時間巻けない。ヤバい所は岩場でなくとも三点支柱要。誰でも簡単に出来るけど、ふと気を抜いたり、まあいいかの1歩で100%持続させるのが難しい。 治田峠~銚子岳~静ヶ岳⇒ハイカー少 龍の道サイコー😍 リスは見れなかったけど鹿の群れに遭遇。撮影サービスもしてくれた😊 金山尾根の下りは結構キツイ💦 こんなに苦労した下山は初かも。。時間は巻けなかった。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------- <天候> 曇り時折☔️パラパラ。登山口で15℃ちょい、天狗岩で10℃くらい。 インナー+薄手のミドルウェアでは休憩時は少し肌寒。 銚子岳あたりから晴☀️。25℃くらい。展望が良くなるのは有難いが汗だくになる。 風速は藤原、天狗岩、竜ヶ岳山頂で5mくらい。 ★西藤原駅(表登山道)~藤原山荘〜天狗岩〜藤原岳★ <駅周辺・山頂付近の施設> 綺麗なトイレ、飲料水自販機あり。コンビニは近くに無さそう。 駅から表登山道の登山口までは歩いて5分くらい。 九合目の上に藤原山荘あり。泊まれます。水場は無かった気がする。バイオトイレあり。 <駐車場> 07時過ぎでほぼ満車。隣には立派な休憩所があります。 <ヒルや虫、動物達> 見かけず。何度か来ている方に聞いたところ、云われるほど居らんかもよ🤔との事。八合目でお話した山ガールからは、出現はも少し先かもね😉との事でした。 <人混み具合> 藤原岳(展望台)まではハイカー多。天狗岩方面は少。藤原山荘で泊まられている方もそこそこ居た模様。 <登山道コンディションや危険箇所等> 入口直後に神社⛩️あり。出発前に安全登山の祈願🙏出来ます。 出だしは綺麗な林道スタート。藤原山荘手前まではほぼ樹林帯の中を歩く。二合目からは徐々に石コロ、岩や木の根のせり出しが出現。八合目〜山頂手前は足元の状態が悪い。岩・木の根・スリッピーな土の複合技。特に下りは要注意。危険という程ではないが途中崩落箇所のトラバースが二箇所。 傾斜的には山頂まで1,000m弱ほぼ登り一辺倒。慣れてないと歩速が稼げるのは、たまにある平坦区間と藤原山荘~天狗岩くらい。藤原岳山頂(展望台)手前はかなりの急登💦 藤原山荘で分岐あり。天狗岩方面と藤原岳方面に分かれる。山荘から上には開けた広い稜線スペースがあります。満天の星空や夜景でも人気のスポット。天狗岩へは途中、低木の樹林帯を歩く。途中、御池岳方面への分岐があるので注意。 <眺望・景観> 見事なガス(笑) 天狗岩、藤原岳ともに晴れていれば眺望良しだと思います。藤原岳山頂付近~天狗岩手前の樹林帯にはバイケイソウが群生していた。有毒らしいがこんなに綺麗に群生しているのはあまり見たことがなかった。藤原岳山頂(展望台)手前ではアセビの紅い若葉🍁が見られる。 ★藤原岳~トラバースルート~多志田山ー孫太夫山の尾根~孫太夫山~迷い尾根~治田峠★ <ヒルや虫、動物達> コウガイビル?細っそいのが1匹足の上を這ってた。結構泥だらけになった事を考えるとほぼ居なかったでよさそう。虫や動物の遭遇無し。 <人混み具合> 貸し切り。誰ともすれ違わず。 <登山道コンディションや危険箇所等> 藤原岳から治田峠までは破線ルート。多志田山ー孫太夫山の尾根にとりつくまでの区間は今旅随一の難路。まずは藤原山頂ガレ場を抜けてからの激下り。 ・藤原岳から尾根伝いにガレ場を降りるか ・尾根下方をトラバースするか ここで時間を巻くのは上級者でないと厳しい印象。セブン1日縦走でヘッデンでここをクリアしていく猛者には脱帽するよりありません😳 かなりの急傾斜のうえ濃霧で先が見えない。かつウェットなコンディションという事故る要素満載の為ガレ下りはパス。トラバースルートを選択したが・・・開始5分で引き返すか迷った😅 こっちも負けじとキッツい急傾斜💦 ルート不明瞭な樹林帯の中、ぬかるんでなければもう少しマシなのかもだが、激スベリのコンディションでまともには降りれない。樹々にしがみついては降りる、を繰り返し進みます。写真を撮って歩く余裕が無い😓 この辺の写真があまりあがらないのはこれが理由か? 治田峠へ向かう次の分岐ポイント。 ・孫太尾根(難路)伝いに多志田山を経由するか ・尾根下方のトラバースか 分岐は束の間出た尾根上にあるのだが、遭難多しの対策?レスキューポイントの標識に不安を煽られる😨 ここまでの悪路に加え、ことさら「難路」と圧をかけられると足は自然とトラバースへ向かった(笑) トラバースは2ルートあり、谷に近いほう(下方)のルートを選択。ほぼ樹林帯を行きますが、これまた見事な急傾斜の激スベリコンディション。ルートもわかりづらい。おまけに藤原岳を背にして右側は崩落の谷。難〜路は続く〜よ〜ど~こま~でも~🎵・・・下ってはトラバース、登ってはトラバースして下って.....この辺、三点支柱を怠ると高確率で鉄槌が下ります💦 わかっててもふと気が抜けた1歩を踏み出して、滑り転げて斜面をズリ落ち止まらず、崩落谷まで行きかねない、と木に頭突きの荒業で何とか凌いだ箇所も🥶 この頃には気にしてたヒルなどはもうどうでもよくなっている(笑) 尾根に近いほうの(上方)ルートとの合流付近だったか、少し後くらいだったかにも別の崩落個所のトラバースがありますが、どこを通ればよいのかルートも見えないので一旦尾根まで登り返してトラバース⇒下る、が安全な気がします。 やがて多志田山ー孫太夫山の尾根に取りつければ一安心😮💨 何時また難路に入るのか😖❓とビクビクしながら進みましたが、以降は竜ヶ岳まで難路無し。ここから先も治田峠までは破線になっていますが、これまでの苦難からすると天国のような尾根筋歩きの快適区間。視界の開けた稜線ぽい道と樹林帯の中を歩く尾根道の複合。しかし尾根上には所々にレスキューポイントが設けられているので気は抜けない。さすが鈴鹿のお山。こんなにレスキューポイントがある山は初めての経験😳 ※迷い尾根の手前に孫太夫山がひっそりとあり、山頂標識もあるので抑えておきたいポイント。普通に通過していると気付きません💦 ちなみに自分、YAMAPを始めてからのデータ上では孫太夫山が100座目になっていたようで見事に通過しただけの1座になってしまいチト哀しい🥲 まあYAMAP以前の山や単に通過しただけでカウントしてないピークもあるので100座とはしませんがね😒 迷い尾根に関しては、それほど困難は無い印象。ルートロストはしやすいかもしれませんが、こまめにGPSをチェックすれば大丈夫。多少ロストしても、基本尾根筋に戻るを心がけていればあまり正確なルートにこだわらなくても問題ありません。もとより破線で不明瞭な個所も多いし。 <眺望・景観> 少しガスが晴れてきて、視界の開けた尾根筋からは竜ヶ岳や綺麗な山麓、伊勢湾に桑名、四日市市街が眺望できます。 ★治田峠~分岐⑨~銚子岳~分岐⑨~分岐⑦~静ヶ岳★ <ヒルや虫、動物達> ヒルは見かけず。銚子岳・静ヶ岳山頂にはアブ・ブヨ・蜂・蚊の四天王のお姿が。。それ程酷くないが結構居た。道中猿を1匹だけ見かけた。 <人混み具合> ほぼ貸し切り。すれ違ったのは2人のみ。 <登山道コンディションや危険箇所等> 治田峠から先は視界の開けた尾根から樹林帯の中に入っていくが、銚子岳山頂まで恐らくずっと尾根筋を歩いているのだと思う。地図上でも破線から一般向けの実線扱いになっており、危険や迷い箇所は無い。竜ヶ岳方面との分岐点⑨までは300m程登り返し。銚子岳手前の登りは結構キツイ💦 銚子岳山頂から分岐⑨までピストンで戻り、さらに次の分岐⑦への中間地点くらいまでは下りになる。この下りきるところの手前、視界が開け静ヶ岳が眼前に見える地点は結構急なザレ場の下りになるので注意が必要。ここ以外は危険や迷い箇所は無い。この先は分岐⑦⇒静ヶ岳へ再び登りになります。樹林帯歩きがメインだが、この区間も恐らくずっと尾根筋の道と思われる。 <眺望・景観> ヤマツツジが綺麗に咲いていた。新緑の中ポツンとアセビの紅葉🍁が見られる。山頂やそこに至るまでの道はいかにも山奥という雰囲気満載で新緑の樹々がつくる回廊や静けさが美しい🎶 銚子岳山頂からは登ってきた藤原岳が良く見える。 分岐⑨~⑦の下りの途中で急にドーンと眼前にくる静ヶ岳😲 写真では伝わりづらいけど黄緑と濃緑、日光と影が絶妙に絡み合って絶景。思わず足を止めて魅入ってしまう程。静ヶ岳山頂からはよく写真で見るのとは違う角度からの竜ヶ岳が眺望できる。 ★静ヶ岳~分岐⑦~治田峠分岐~竜ヶ岳★ <ヒルや虫達> 見かけず。 <人混み具合> 静ヶ岳~分岐⑦~治田峠分岐では誰とも会わず。竜ヶ岳山頂へ至る龍の道で1名。山頂で6名程。山頂到達が15時手前と遅いから少なかったのかな。天候良く早い時間帯であればもっと居ると思います。 <登山道コンディションや危険箇所等> 静ヶ岳山頂から分岐⑦へピストンで戻り、本日最後となる竜ヶ岳へ。200m程だろうか、下って竜まで登り返す。治田峠分岐までは樹林帯の尾根筋歩き。峠分岐の手前に道幅の狭いトラバースがあり、峠に向かって左側が崩落谷になっているので注意して歩行する。分岐の宇賀渓は登山口方面。峠分岐の先は危険や迷い箇所無し。天空へ昇る龍の道で山頂を目指すのみ。龍の道はザレ道。山頂手前のみやや急登。藤原岳~多志田山ー孫太夫山の尾根までの難路で膝に負担があったので珍しくそこからずっとストックを使い続けてしまったが、この龍の道から山頂までは万感の想いを込めストック無しでの登頂にした。 <眺望・景観> まず治田峠分岐までは新緑とヤマツツジの回廊や、綺麗な池、群生する濃緑の草などがあり飽きずに歩けます。 竜ヶ岳の山容を見ながら登る龍の道はちょっと言葉にならないくらい素晴らしい.....天候のせいもあり景観には全く期待せずの山旅だったが、道中の難路も今となってはスパイス。溜息まじりに感動した😲 遠目に見ると、一面に綺麗な黄緑色の開放的な笹の草原。所々にぽつぽつと濃緑のシロヤシオの樹々。丸みを帯びた特徴的な山容に天空へと続く龍の道。白羊や赤羊も見てみたいが、もうこれだけで十分。今日ココに来れて本当に良かった🥹 山頂からは360度のパノラマ。釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳などの行ってみたい鈴鹿セブン山脈。歩いてきた方角には藤原岳、御池岳、静ヶ岳に銚子岳。伊勢湾、四日市や桑名市街に名古屋方面。さらに琵琶湖まで眺望ができます。 ★竜ヶ岳~治田峠分岐~クラ~金山尾根登山道~魚止滝~宇賀渓(北谷)キャンプ場~丹生川駅★ <ヒルや虫、動物達> ヒル見かけず。樹林帯中のベンチ休憩時は羽虫が少し居た。河原でオオヤマカワゲラ発見。 龍の道で羊の群れ・・・ではなく鹿の群れに遭遇。動画も撮らせてくれてこれは嬉しかった😊 <人混み具合> 貸し切り。ただし天候良く早い時間帯であれば結構居ると思います。宇賀渓キャンプ場はそこそこ賑わってました。 <登山道コンディションや危険箇所等> 下山には結構時間がかかります。のほほん綺麗な山容から登山道は結構整備されているものと思い込んでました。が・・・歩きやすいのは展望台辺りまで。そこから先、中道登山道方面と登山口方面との分岐までの下山はキツかったぁ🫠 急な傾斜にくわえ、粘土質のような滑りやすい土、せり出す木の根、ガレ・ザレの手ごわい組み合わせ。2度ほどコケたかな。鈴鹿デビューの新人には最後まで楽はさせてくれなかった😅 分岐ポイントまでが異様に長く感じ、行けども行けども一向に近づかない。道中久しぶりに独り言で毒を吐いてしまった「この下りづらい道いつまで続くんよ!?もういい加減にしてくれ」と(笑) 中道登山道方面と登山口方面との分岐後は難路無し。途中に寄れる魚止滝は2~3分で行けて凄く綺麗。白滝丸太橋はシッカリしてます。ここ超えると宇賀渓キャンプ場までは舗装路。途中竜の雫あり。 宇賀渓キャンプ場から三岐鉄道 丹生川駅までは5~6km。国道421号で駅ちかまで行きますが全区間歩道があって安心。キャンプ場出発時に丹生川駅の時刻表調べておくと道中のペースを配分しやすくなります。まあ自分の場合はもう配分する程の走ったりする力は残ってませんでしたが😅 <眺望・景観> 竜ヶ岳山頂から展望台までの景観は素晴らしいの一言。開放的な天空の大草原を下っていく龍の道。ところどころで紅く彩るアセビの若葉。クラから見る竜ヶ岳も角度が少し変わり違った山容が見れて良し。うまく撮ればアセビの後ろにそびえる竜もおさめられそう。桑名、四日市の市街地と伊勢湾、藤原岳も良く眺望できます。展望台からは見納めの竜ヶ岳。 魚止滝は2~3分で寄れて凄く綺麗なのでオススメ。 <宇賀渓キャンプ場周辺の施設> 観光案内所 竜のコバあり。トイレ、飲料水自販機あり。涼風軒をはじめ食事処もあり。 <駐車場> 6、70台程止められる駐車場あり。この時間だとガラガラ。有料(500円)みたいです。 おしまい。 最後までお読み頂き有難うございました<(_ _)>
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