還暦からの百名山(3)  天城山

2023.05.28(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 44
休憩時間
0
距離
15.8 km
のぼり / くだり
864 / 1285 m
18
5
27
24
38
10

活動詳細

すべて見る

はじめて行く百名山は、岩木山以来で五年ぶり。霊峰でない山に興味のなかった私には、天城山は登りたい山ではありませんでした。 だけども、、、。 静岡県伊豆地方にあります天城山。石川さゆりさんの名曲「天城越え」の天城山と説明することが多い山でもあります。 天城山の名前の由来は、甘いお茶(甘茶)が採れる産地だったところから甘木山。雨が降ることが多いために 雨木山などがあります。 ツツジのきれいな山でもあることから 雨の日のツツジ散策を季節がら覚悟していたのですが、 あいにくの晴天となってしまいました。(笑) 朝早く出発して、伊東駅に到着(7:49)。その6分後に出発する伊豆高原ゴルフ場行きが、天城山登山口へ行く始発のバスになります。(3番バス停) 朝早くからたくさんの登山者たち。バスが大きめでしたから全員座れましたね! 最高のスタートが出来たと思います。 約一時間程で登山口に到着しますと、そこはゴルフ場の駐車場とクラブハウス。 気になる登山バッジは、クラブハウスにありますが、注意が必要です。 登山者は、入り口で靴を脱いでスリッパに履き替えなければいけません。 しかも三種類あります登山バッジは、¥770と高めです。 唯一の売店がゴルフ場のクラブハウスなんて? それでも、バス待ちなどで時間をもて余した時には、こちらで食事も可能。 なんだか、飴と鞭のように便利なのか、不便なのか? トイレもバスを降りた近くの駐車場の奥の方にあります。 天城山は、ゴルフ場と寄り添うような関係ですが。やっぱり、登山者にとっては、ゴルフは天敵なのかな? そう思ってしまいます。 登山口を入りますとすぐに 苔むした森林の世界がいきなり始まります。雨が多いので、滑りやすい道ではありますが、今日は晴れています。晴れていても滑りやすい道。 雨の日は、かなり苦労するかもしれませんね! いきなり拡がる異世界のような森林。太い樹木がなく、統一性がなく曲がっていたり斜めだったり。 これは、森林に手を入れていないため! 強い樹木は、育ちませんが、自然の姿に任せた状態になります。 つまり、原生林なのですね! 面白いのが、雨が多いために苔むした部分が多いこと。まるで、屋久島のような神秘的な世界が出来るのです。 東京から電車とバスで4時間程で屋久島のような世界が見られるなんて、素敵なことだと思いますね! 500年、1000年後には、本物になっているかもしれません。 今回天城山で、気になるポイントが山頂の名前です。万二郎岳と万三郎岳。いくつか説がありますが、万二郎と万三郎という兄弟の怪人(天狗)がいました。万二郎が、兄という説と万三郎が兄という説があります。 西伊豆にあります達磨山にいます万太郎とで、三兄弟とも言われ天城峠のある河津町にはいくつかの伝説があるようです。  面白いのが、八丁池で万三郎の妻が七首の大蛇に襲われた話しです。兄弟で協力して、酒を飲ませて。寝ている間に切り刻んで退治してしまいました。 出雲のスサノオウとヤマタノオロチ退治と良く似ていますね! もうひとつ。盤司盤三郎という二人の狩人が、マタギの元祖と言う云われ。 湯殿山から向かった盤三郎が 戦場が原での赤城山の神様退治をしたことから。 全国の猟の許可(山立御免)を貰った話しがあります。 (ただ、日光での伝承では。歌人の猿丸太夫が三本目の矢で射ぬいたことになっています。赤城山の神様の姿も違っているようですし。) 戦場が原の伝説は、手柄の取り合いみたいな 作り話の要素がありそうです。 いずれにしても 山に住んでいた豪の者。(天狗なのか、狩人なのか? 悪さもしているから鬼なのかも?) 万二郎と万三郎が住みかとしていたことから 名付けられた山の名前が今も残っているのですね!  日本の山で、生業としていた狩人なのか? 山賊なのか? 天狗なのか?  時代の文化につながる出来事なのだと思いますね! 今回は、定番?の周回コースで ゴルフ場に戻るつもりでしたが、八丁池だけは見ておくべきかな? そう思って予定を変更。天城峠までの縦走となりました。 道が悪いところは、百名山では珍しく 苦労します。 そんな中、突然現れる八丁池。川も勢いがあり 各所にあるらしい滝の存在も 大きな水の力があることになりますね! 伊東に修善寺。温泉街があることから地熱も豊かです。 大地の恵みがある街だからこそ、伊豆の踊り子などの名作が生まれたのでしょう!  気持ちの良い原生林の山 天城山。いままで なかったタイプの山は、とても魅力的な山でした。       おつかれ山でした。  

天城山・鉢ノ山・三筋山 天城山登山口へ行く始発のバス。たくさんの登山者もバスが大きめなので、みなさん座れました。
天城山登山口へ行く始発のバス。たくさんの登山者もバスが大きめなので、みなさん座れました。
天城山・鉢ノ山・三筋山 伊東駅。沼津や熱海など、海と温泉の街は散策したいものです。
伊東駅。沼津や熱海など、海と温泉の街は散策したいものです。
天城山・鉢ノ山・三筋山 ゴルフ場の駐車場前。目の前のクラブハウスが見える場所に到着。
ゴルフ場の駐車場前。目の前のクラブハウスが見える場所に到着。
天城山・鉢ノ山・三筋山 クラブハウス前の入り口で、登山靴からスリッパに履き替えます。登山バッジは、中に入ってから。カウンター横に三種類の天城山の登山バッジがありました。
クラブハウス前の入り口で、登山靴からスリッパに履き替えます。登山バッジは、中に入ってから。カウンター横に三種類の天城山の登山バッジがありました。
天城山・鉢ノ山・三筋山 なんだか、場違えなところに来た気がします。
なんだか、場違えなところに来た気がします。
天城山・鉢ノ山・三筋山 登山口は、こちらです。その前に トイレへ。
登山口は、こちらです。その前に トイレへ。
天城山・鉢ノ山・三筋山 今回は戻ってきませんが、帰りのバスの時間は大切ですね!
今回は戻ってきませんが、帰りのバスの時間は大切ですね!
天城山・鉢ノ山・三筋山 駐車場には、ここだけ警備員がいました。満車になると、対応に追われるのでしょう!
駐車場には、ここだけ警備員がいました。満車になると、対応に追われるのでしょう!
天城山・鉢ノ山・三筋山 トイレです。靴洗い場もあります。
トイレです。靴洗い場もあります。
天城山・鉢ノ山・三筋山 登山口を入るといきなり 別世界。
登山口を入るといきなり 別世界。
天城山・鉢ノ山・三筋山 緑と茶色の世界に苔があるだけで、幻想的になってしまいます。
緑と茶色の世界に苔があるだけで、幻想的になってしまいます。
天城山・鉢ノ山・三筋山 大小の木が倒れています。管理しなさすぎるのも どうなのでしょうか? 少なくとも 天城山への愛情は、登山道には感じられません。
大小の木が倒れています。管理しなさすぎるのも どうなのでしょうか? 少なくとも 天城山への愛情は、登山道には感じられません。
天城山・鉢ノ山・三筋山 生きている木と倒れている木。
生きている木と倒れている木。
天城山・鉢ノ山・三筋山 絵になる景色も多いのです。
絵になる景色も多いのです。
天城山・鉢ノ山・三筋山 四ヶ国語!
四ヶ国語!
天城山・鉢ノ山・三筋山 水のない川みたいなところが、基本的に登山道になります。 とても 歩きにくいですね!
水のない川みたいなところが、基本的に登山道になります。 とても 歩きにくいですね!
天城山・鉢ノ山・三筋山 ガレ場ばかり。雨で濡れていると苦労しそうです。
ガレ場ばかり。雨で濡れていると苦労しそうです。
天城山・鉢ノ山・三筋山 四辻
四辻
天城山・鉢ノ山・三筋山 万二郎岳、万三郎岳は、前半すぐに到着します。
万二郎岳、万三郎岳は、前半すぐに到着します。
天城山・鉢ノ山・三筋山 歩きやすい道を歩いていると、コースから外れていたりします。ロープの区画や 登山道の荒れた状態は、問題があると思いますね!
歩きやすい道を歩いていると、コースから外れていたりします。ロープの区画や 登山道の荒れた状態は、問題があると思いますね!
天城山・鉢ノ山・三筋山 たまに現れるツツジに驚かされます。
たまに現れるツツジに驚かされます。
天城山・鉢ノ山・三筋山 季節が先にずれていたのか? 散ってしまったのも多かったです。
季節が先にずれていたのか? 散ってしまったのも多かったです。
天城山・鉢ノ山・三筋山 複雑な根っこも よく見かけました。
複雑な根っこも よく見かけました。
天城山・鉢ノ山・三筋山 万二郎岳 山頂
万二郎岳 山頂
天城山・鉢ノ山・三筋山 壊れてしまった標識。
壊れてしまった標識。
天城山・鉢ノ山・三筋山 山頂の後は、下りですね!
山頂の後は、下りですね!
天城山・鉢ノ山・三筋山 ガスっています。展望の悪い山 天城山ですが、わずかな展望も全滅でした。
ガスっています。展望の悪い山 天城山ですが、わずかな展望も全滅でした。
天城山・鉢ノ山・三筋山 馬の背
馬の背
天城山・鉢ノ山・三筋山 唯一と言っていい展望の良い馬の背も ガスっていました。
唯一と言っていい展望の良い馬の背も ガスっていました。
天城山・鉢ノ山・三筋山 ツツジの出迎えがあると、うれしいものです。
ツツジの出迎えがあると、うれしいものです。
天城山・鉢ノ山・三筋山 アセビのトンネル?
アセビのトンネル?
天城山・鉢ノ山・三筋山 季節とタイミングが会えば、トトロの世界が見られたかもしれませんね!
季節とタイミングが会えば、トトロの世界が見られたかもしれませんね!
天城山・鉢ノ山・三筋山 残念! もう少し、早ければ。
残念! もう少し、早ければ。
天城山・鉢ノ山・三筋山 石楠立
石楠立
天城山・鉢ノ山・三筋山 植物の盗掘禁止。看板があるということは、盗掘されているのですね! 植物は、その場所でしか生きられなかったりします。 盗掘は、辞めましょう!
植物の盗掘禁止。看板があるということは、盗掘されているのですね! 植物は、その場所でしか生きられなかったりします。 盗掘は、辞めましょう!
天城山・鉢ノ山・三筋山 貫禄を感じたこの木。
貫禄を感じたこの木。
天城山・鉢ノ山・三筋山 見上げると 凄い姿でした。
見上げると 凄い姿でした。
天城山・鉢ノ山・三筋山 根っこの階段。
根っこの階段。
天城山・鉢ノ山・三筋山 こんな階段もおもしろいですね!
こんな階段もおもしろいですね!
天城山・鉢ノ山・三筋山 アマギシャクナゲの看板。 天城山は、花の名山のようです。
アマギシャクナゲの看板。 天城山は、花の名山のようです。
天城山・鉢ノ山・三筋山 万三郎岳 到着。天城山の最高峰になります。
万三郎岳 到着。天城山の最高峰になります。
天城山・鉢ノ山・三筋山 こちらの標識は、壊れていません。
こちらの標識は、壊れていません。
天城山・鉢ノ山・三筋山 案内図まで、万三郎岳。
案内図まで、万三郎岳。
天城山・鉢ノ山・三筋山 弥原の神?
弥原の神?
天城山・鉢ノ山・三筋山 ピンクのツツジは、遥か頭上に咲いていました。
ピンクのツツジは、遥か頭上に咲いていました。
天城山・鉢ノ山・三筋山 サラサドウダン? ツツジの仲間のようです。
サラサドウダン? ツツジの仲間のようです。
天城山・鉢ノ山・三筋山 ここで、周回コースと天城峠方面と分かれます。
ここで、周回コースと天城峠方面と分かれます。
天城山・鉢ノ山・三筋山 ブナの原生林。森の女王と呼ばれるブナの木。気持ちの良い森が続きます。
ブナの原生林。森の女王と呼ばれるブナの木。気持ちの良い森が続きます。
天城山・鉢ノ山・三筋山 贅沢な原生林ですね!
贅沢な原生林ですね!
天城山・鉢ノ山・三筋山 片瀬峠
片瀬峠
天城山・鉢ノ山・三筋山 立ち止まると、絵になる景色だったりします。
立ち止まると、絵になる景色だったりします。
天城山・鉢ノ山・三筋山 小岳 山頂。もう一座増えました。
小岳 山頂。もう一座増えました。
天城山・鉢ノ山・三筋山 ただの森林なのに、この違い。この美しさの違いは、何なのでしょうか?
ただの森林なのに、この違い。この美しさの違いは、何なのでしょうか?
天城山・鉢ノ山・三筋山 倒木や乱れた姿も原生林ならでは!
倒木や乱れた姿も原生林ならでは!
天城山・鉢ノ山・三筋山 崖と横に倒れる木。自由に拡がる枝。原生林のもうひとつの姿ですね!
崖と横に倒れる木。自由に拡がる枝。原生林のもうひとつの姿ですね!
天城山・鉢ノ山・三筋山 ロープで区画していますが、歩きやすい道を行くと。いつの間にか? 外に出ています。
ロープで区画していますが、歩きやすい道を行くと。いつの間にか? 外に出ています。
天城山・鉢ノ山・三筋山 根元から苔むした姿が多いのは、天城山の魅力ですね!
根元から苔むした姿が多いのは、天城山の魅力ですね!
天城山・鉢ノ山・三筋山 倒れた木が至るところにあります。どうなるのでしょうか? 風化するにしても 数が多い気がします。
倒れた木が至るところにあります。どうなるのでしょうか? 風化するにしても 数が多い気がします。
天城山・鉢ノ山・三筋山 戸塚峠
戸塚峠
天城山・鉢ノ山・三筋山 本当に 一瞬現れるツツジに驚かされます。
本当に 一瞬現れるツツジに驚かされます。
天城山・鉢ノ山・三筋山 倒木の山?
倒木の山?
天城山・鉢ノ山・三筋山 狭い道と崖も 油断できません。
狭い道と崖も 油断できません。
天城山・鉢ノ山・三筋山 白田峠
白田峠
天城山・鉢ノ山・三筋山 J-30 ? 救助用の記号のようです。
J-30 ? 救助用の記号のようです。
天城山・鉢ノ山・三筋山 こんだけ雑多だと?
こんだけ雑多だと?
天城山・鉢ノ山・三筋山 200m先にJ-31。必ず番号があるわけではありませんが、この後も ありました。
200m先にJ-31。必ず番号があるわけではありませんが、この後も ありました。
天城山・鉢ノ山・三筋山 歩く道が分かりにくくなっていきます。
歩く道が分かりにくくなっていきます。
天城山・鉢ノ山・三筋山 水のない川みたいなところが、登山道。それが続くと 歩きにくくなります。
水のない川みたいなところが、登山道。それが続くと 歩きにくくなります。
天城山・鉢ノ山・三筋山 突然現れる八丁池。
突然現れる八丁池。
天城山・鉢ノ山・三筋山 標識と八丁池。
標識と八丁池。
天城山・鉢ノ山・三筋山 八丁池の説明文。大蛇退治の伝説は、書かれていません。
八丁池の説明文。大蛇退治の伝説は、書かれていません。
天城山・鉢ノ山・三筋山 天城の瞳 ですか?
天城の瞳 ですか?
天城山・鉢ノ山・三筋山 地図で見ますと、瞳に見えるかな?
地図で見ますと、瞳に見えるかな?
天城山・鉢ノ山・三筋山 大蛇が現れそうな雰囲気はあります。
大蛇が現れそうな雰囲気はあります。
天城山・鉢ノ山・三筋山 洗濯する場所もあります。 大蛇に襲われそうな状況は、揃っていますね!
洗濯する場所もあります。 大蛇に襲われそうな状況は、揃っていますね!
天城山・鉢ノ山・三筋山 再び、森の中へ。 狭い道もあります。
再び、森の中へ。 狭い道もあります。
天城山・鉢ノ山・三筋山 トンネル?
トンネル?
天城山・鉢ノ山・三筋山 唯一のトイレです。
唯一のトイレです。
天城山・鉢ノ山・三筋山 天城峠への道は、幻想的では無くなります。
天城峠への道は、幻想的では無くなります。
天城山・鉢ノ山・三筋山 道が分かりにくいです。正直、何処でも歩けます。
道が分かりにくいです。正直、何処でも歩けます。
天城山・鉢ノ山・三筋山 林道にようやく出ました。
林道にようやく出ました。
天城山・鉢ノ山・三筋山 ゲートを潜って、バス停へ向かいます。
ゲートを潜って、バス停へ向かいます。
天城山・鉢ノ山・三筋山 守りましょう!
守りましょう!
天城山・鉢ノ山・三筋山 伊豆の踊り子。
伊豆の踊り子。
天城山・鉢ノ山・三筋山 川端康則
川端康則
天城山・鉢ノ山・三筋山 突然、モニュメントがありました。天城峠と天城山をつなぐ道という意味ですね!
突然、モニュメントがありました。天城峠と天城山をつなぐ道という意味ですね!
天城山・鉢ノ山・三筋山 天城峠バス停 到着です。
天城峠バス停 到着です。
天城山・鉢ノ山・三筋山 これを逃すと一時間後。自販機もありませんし、トイレもありません。せっかくのゴールも たいへんです。
これを逃すと一時間後。自販機もありませんし、トイレもありません。せっかくのゴールも たいへんです。
天城山・鉢ノ山・三筋山 修善寺駅近くの神社を探しました。
修善寺駅近くの神社を探しました。
天城山・鉢ノ山・三筋山 一宮神社。
一宮神社。
天城山・鉢ノ山・三筋山 地元の歴史の中であった出来事が、お祀りされている神社でわかります。
地元の歴史の中であった出来事が、お祀りされている神社でわかります。
天城山・鉢ノ山・三筋山 祠がありました。
祠がありました。
天城山・鉢ノ山・三筋山 五年ぶりに購入した登山バッジ。
五年ぶりに購入した登山バッジ。
天城山・鉢ノ山・三筋山 おすすめの山 (東海) ゲットしました。 日本百名山と花の百名山も一座ずつ増えました。
おすすめの山 (東海) ゲットしました。 日本百名山と花の百名山も一座ずつ増えました。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。