伊豆山稜線歩道トレイル

2023.05.27(土) 2 DAYS

活動データ

タイム

14:04

距離

36.9km

のぼり

2283m

くだり

2293m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 53
休憩時間
36
距離
16.2 km
のぼり / くだり
993 / 882 m
25
55
25
24
23
56
8
6
38
24
DAY 2
合計時間
8 時間 10
休憩時間
59
距離
20.6 km
のぼり / くだり
1281 / 1411 m
21
55
27
43
6
25
57
19
18
20
16
11
27

活動詳細

すべて見る

ずっと気になっていた伊豆山稜線歩道を二日掛かりで歩いてきました。 数年前、だるま高原レストハウスから達磨山目指して歩いた時には、ガスガスで景色も見えず挙句雨もパラパラと降りだしたので小達磨山で撤退。それ以来今度は天気の良い日にと思っていたのですが、それが、どうせまた歩くなら山稜線歩道を縦走したいとなり、それならば天城峠から歩き通したいとなっていました。ですがこのルートは二日掛かりになるルートで、ルート上にもテント場もなくビバークと称した闇テンをすることになります。ルート途中にはトイレも水場も無いので、テン泊するには難易度が上がります。 色々調べていると、少しルートから外れたところに西天城高原 牧場の家といった施設があり、そこでコテージを借りられることが分かりました。山稜線歩道から2kmほど外れるものの、天城峠からだるま山高原レストハウスまでの行程の凡そ半分くらいの良い位置にあります。 ということで、宿泊手段を得たので宿泊予約をして実行となりました。 〇ルート 前述のように天城峠を起点としてだるま山高原レストハウスまで縦走します。正式には、天城峠から修善寺虹の郷までが伊豆山稜線歩道とされているそうです。だるま山高原から虹の郷間は歩道はなくバスも走る県道18号を歩くことになるので、だるま山高原をゴールとしました。 このルートは、前半の天城峠から仁科峠までと、後半の仁科峠からだるま高原までとは景色が一変します。 天城峠からはブナの自然林を中心とした展望のない樹林帯のルート、仁科峠からは樹林帯の展望のない部分もありますが、笹原のいわゆる多くの人が想像される山稜線歩道の景色となります。 前半はアップダウンも少なく歩きやすく、後半は何度も小さく登ったり下ったりの地味にキツイ稜線歩きと、そういう意味でも一変します。 前半部分で一部崩落しかけている箇所もありましたが、概ね危険は感じませんでした。なだらかで斜度も緩い箇所で踏み跡がばらけて道を見失いそうなところは何か所かあったのでGPSとピンクリボンをよく見て進むところはあります。前半は土曜日なのに2組しか登山者に会いませんでした。 仁科峠からは、歩道は西伊豆スカイラインに沿っていますので絶えずバイクや車の気配を感じながらの歩行となります。歩道も明確です。 ・ルートの方向 天城峠とだるま高原レストハウスのどちらをスタートとするか? これは二日間の天気予報と、縦走後に何もない天城峠のバス停で待つかレストハウスで待つか、 によってくるかと思います。 天城峠ー仁科峠間は樹林帯なのでガスっていても良いですが、仁科峠からだるま高原までは展望が開けていますのでガスっているときのガッカリ加減は大ですし、強風時は直撃するので苦行になってしまいます。そもそもこの山稜線区間は地形的にいつも風が強いみたいです。 天気が良い時、だるま山高原に向かって歩けば、富士山に向かって歩くことができます。 ルート上、トイレは旧天城トンネルとだるま山高原レストハウスしかありませんでした。 〇登山口へのアクセス 天城峠へ: 天城峠までは修善寺から河津行バスで50分ほどです。始発は8:15と遅めです。コースタイムから考えるとこの時間のバス一択になると思います。土曜日で席に対して8割くらいの乗車でした。 天城峠へは伊豆急の河津駅からバスの選択肢もあります。 だるま高原レストハウスから: 修善寺行きのバスがあります。今回は14:50のバスに乗りました。この時(日曜日)も席に対して8割ほどの乗車。 東海バス:<<https://www.tokaibus.jp/>> 自分の車は修善寺駅すぐ近くのJA駐車場に停めておきました。1日500円(休日) トイレは修善寺駅構内にあります。(改札外) 〇西天城高原 牧場の家 今回この山行をする決め手になった宿泊地です。 <<https://ikoyo-nishiizu.jp/makiba/>> 仁科高原から宇久須地区方面へ2kmほど牧場を抜けて下ったとても景色の良いところにあります。レストランですが、その裏に数棟コテージが立っています。 小さいコテージでも5人用ですが、一棟1泊2万円でした。キッチン、バス、トイレ、布団なんでも揃っています。ガスコンロ、電子レンジなど調理器具は揃っていますが、食材は自分で持ち込みが必要です。今回は、カレーなら作り置きしてくれるということで、チーズ焼きカレーをお願いしていました。 レストラン内でペットボトルの飲料水とノンアルコールビールを販売しています。 ただし、レストランの営業時間は16:00までなので、チェックインと買い物もその時間に済ませる必要があります。自動販売機もありませんでしたので、翌日の飲料水も買っておく必要があります。 夜間も管理されている方が駐在されています。到着が遅くなりそうなら事前に相談するのが良いかもしれません。 景色が良く、西伊豆なので夕日も見えます。また泊まりに来たくなりそうなコテージでした。 この伊豆山稜線歩道は距離36kmあります。累積の標高差は2,200mくらいなので距離は長いが楽々歩けるだろうと踏んでいましたが、特に二日目の仁科峠から達磨山間の小刻みなアップダウンにはかなり体力が削がれ、また天気も良く暑く、到着時はヘロヘロでした。 道中、給水できるところも無いので、十分な水分をもって歩くことをおススメします。 memo: 三蓋山・水呑頭・猫越岳・後藤山・魂の山・棚場山・伽藍山・古稀山・達磨山・小達磨山・金冠山

金冠山・達磨山・葛城山 修善寺駅のバス乗り場
5番です
修善寺駅のバス乗り場 5番です
金冠山・達磨山・葛城山 天城峠バス停で降りて
天城峠バス停で降りて
金冠山・達磨山・葛城山 有名な旧天城トンネル
この脇に水洗トイレあり
有名な旧天城トンネル この脇に水洗トイレあり
金冠山・達磨山・葛城山 天城峠まで登って
天城峠まで登って
金冠山・達磨山・葛城山 本日は仁科峠を目指します
14.7km
本日は仁科峠を目指します 14.7km
金冠山・達磨山・葛城山 途中、数えきれないほどの峠を通ります
途中、数えきれないほどの峠を通ります
金冠山・達磨山・葛城山 ここが昔の天城峠だったらしい
旧々天城峠ってことでしょうか
ここが昔の天城峠だったらしい 旧々天城峠ってことでしょうか
金冠山・達磨山・葛城山 二本杉
二本杉
金冠山・達磨山・葛城山 また峠
また峠
金冠山・達磨山・葛城山 花はあまり咲いてませんでした
花はあまり咲いてませんでした
金冠山・達磨山・葛城山 最初の休憩ポイント
最初の休憩ポイント
金冠山・達磨山・葛城山 なにやら稜線の上に人工的な感じがあったので、登山道から外れてちょっと登ってみると
なにやら稜線の上に人工的な感じがあったので、登山道から外れてちょっと登ってみると
金冠山・達磨山・葛城山 保護区だったようです
保護区だったようです
金冠山・達磨山・葛城山 新緑と相まってきれいですね
新緑と相まってきれいですね
金冠山・達磨山・葛城山 こちらも休憩ポイント
こちらも休憩ポイント
金冠山・達磨山・葛城山 数少ない展望が開けたポイント
数少ない展望が開けたポイント
金冠山・達磨山・葛城山 つつじがまだ残っていました
つつじがまだ残っていました
金冠山・達磨山・葛城山 時折、登山道にはこんな赤色が
時折、登山道にはこんな赤色が
金冠山・達磨山・葛城山 立派なブナの原生林です。
立派なブナの原生林です。
金冠山・達磨山・葛城山 写真でみるよりもっと大きいブナ
写真でみるよりもっと大きいブナ
金冠山・達磨山・葛城山 初日は展望ないので撮るものなくてつまんないと思っていましたが、なかなか楽しめました
初日は展望ないので撮るものなくてつまんないと思っていましたが、なかなか楽しめました
金冠山・達磨山・葛城山 こんなのも
こんなのも
金冠山・達磨山・葛城山 新芽がきれいです
新芽がきれいです
金冠山・達磨山・葛城山 後半になると樹木の背が低くなり、だんだんと空が開けてきます
後半になると樹木の背が低くなり、だんだんと空が開けてきます
金冠山・達磨山・葛城山 またまた峠
またまた峠
金冠山・達磨山・葛城山 こういう地形のところは踏み跡がバラけてルートを見落としがちです
こういう地形のところは踏み跡がバラけてルートを見落としがちです
金冠山・達磨山・葛城山 猫越岳
猫越岳
金冠山・達磨山・葛城山 池があるようです
池があるようです
金冠山・達磨山・葛城山 少しルートから外れたところにある猫岳山頂の池
ベンチあり
少しルートから外れたところにある猫岳山頂の池 ベンチあり
金冠山・達磨山・葛城山 新緑がキレイ
杉ですが、、。
新緑がキレイ 杉ですが、、。
金冠山・達磨山・葛城山 庭園の様な感じ
庭園の様な感じ
金冠山・達磨山・葛城山 展望台があります
ここは寄った方が絶対イイ
展望台があります ここは寄った方が絶対イイ
金冠山・達磨山・葛城山 展望台から
明日目指す達磨山
遥か彼方に見えます
展望台から 明日目指す達磨山 遥か彼方に見えます
金冠山・達磨山・葛城山 よく見ると富士山が覗いていました
よく見ると富士山が覗いていました
金冠山・達磨山・葛城山 望遠で
望遠で
金冠山・達磨山・葛城山 あれは宇久須地区
あれは宇久須地区
金冠山・達磨山・葛城山 つつじが鮮やか
つつじが鮮やか
金冠山・達磨山・葛城山 仁科峠はもうすぐ
仁科峠はもうすぐ
金冠山・達磨山・葛城山 途中、牧場を抜けて
途中、牧場を抜けて
金冠山・達磨山・葛城山 仁科峠の展望地につきました
仁科峠の展望地につきました
金冠山・達磨山・葛城山 仁科峠
駿河湾の向こうに富士市あたりかな
仁科峠 駿河湾の向こうに富士市あたりかな
金冠山・達磨山・葛城山 大きな石は鍋石
大きな石は鍋石
金冠山・達磨山・葛城山 牧場の家へ下っていきます
赤い屋根が宿泊するコテージ
標高差で200mくらい降りたかな。30分くらい車道歩き
明日の朝、これを登り返すことに
牧場の家へ下っていきます 赤い屋根が宿泊するコテージ 標高差で200mくらい降りたかな。30分くらい車道歩き 明日の朝、これを登り返すことに
金冠山・達磨山・葛城山 歩いている人間が珍しいのか、皆こっちをみています。
歩いている人間が珍しいのか、皆こっちをみています。
金冠山・達磨山・葛城山 牧場の家へ到着
オアシスへ到着したかの感
牧場の家へ到着 オアシスへ到着したかの感
金冠山・達磨山・葛城山 真ん中の家が止まるところ
真ん中の家が止まるところ
金冠山・達磨山・葛城山 中はこんな感じ
中はこんな感じ
金冠山・達磨山・葛城山 縦走中なのに、こんな部屋で寝られます
当然シーツもあり
縦走中なのに、こんな部屋で寝られます 当然シーツもあり
金冠山・達磨山・葛城山 夕日タイム
夕日タイム
金冠山・達磨山・葛城山 雲が多めでしたが
雲が多めでしたが
金冠山・達磨山・葛城山 夕日のリフレクション
夕日のリフレクション
金冠山・達磨山・葛城山 駿河湾越しの静岡の夜景も見えていました
駿河湾越しの静岡の夜景も見えていました
金冠山・達磨山・葛城山 翌朝、仁科峠まで登り返して
翌朝、仁科峠まで登り返して
金冠山・達磨山・葛城山 今日も富士山が見えていました
今日も富士山が見えていました
金冠山・達磨山・葛城山 ここは風が抜けるとこのようです
ここは風が抜けるとこのようです
金冠山・達磨山・葛城山 宇久須峠
ここでテント泊する方が多いそうです
トイレはありません
宇久須峠 ここでテント泊する方が多いそうです トイレはありません
金冠山・達磨山・葛城山 こんな樹林帯も歩きます
こんな樹林帯も歩きます
金冠山・達磨山・葛城山 二日目のルートは登ったり下ったり
二日目のルートは登ったり下ったり
金冠山・達磨山・葛城山 最後まで富士山は見えているでしょうか
右のピークが達磨山
最後まで富士山は見えているでしょうか 右のピークが達磨山
金冠山・達磨山・葛城山 西伊豆スカイラインに沿って歩道があります
西伊豆スカイラインに沿って歩道があります
金冠山・達磨山・葛城山 またまた峠
またまた峠
金冠山・達磨山・葛城山 さらにまた峠
さらにまた峠
金冠山・達磨山・葛城山 棚場山
ここで昼食
棚場山 ここで昼食
金冠山・達磨山・葛城山 一旦車道を横切ります
一旦車道を横切ります
金冠山・達磨山・葛城山 こんな登りが地味につらい
こんな登りが地味につらい
金冠山・達磨山・葛城山 でも絶景です
でも絶景です
金冠山・達磨山・葛城山 ようやく達磨山が目の前に
ようやく達磨山が目の前に
金冠山・達磨山・葛城山 念願?!の達磨山
山頂は狭いです
この後、ツアー団体10名×3くらいが達磨山へ向かっていましたが山頂はどうなったのでしょうか。。。
念願?!の達磨山 山頂は狭いです この後、ツアー団体10名×3くらいが達磨山へ向かっていましたが山頂はどうなったのでしょうか。。。
金冠山・達磨山・葛城山 達磨山から富士山
達磨山から富士山
金冠山・達磨山・葛城山 取ってつけたかのような富士山の景色
取ってつけたかのような富士山の景色
金冠山・達磨山・葛城山 この辺りの景色がクライマックス
この辺りの景色がクライマックス
金冠山・達磨山・葛城山 小達磨山
前回はここまで来ました
小達磨山 前回はここまで来ました
金冠山・達磨山・葛城山 つつじのトンネル
つつじのトンネル
金冠山・達磨山・葛城山 最後の山の金冠山
最後の山の金冠山
金冠山・達磨山・葛城山 富士山と沼津アルプス
金冠山からの景色
富士山と沼津アルプス 金冠山からの景色
金冠山・達磨山・葛城山 ゴールのだるま山高原レストハウス
ゴールのだるま山高原レストハウス
金冠山・達磨山・葛城山 登山時にだけ食べられるソフトクリーム
おしまい
登山時にだけ食べられるソフトクリーム おしまい

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。