活動データ
タイム
01:43
距離
6.9km
のぼり
152m
くだり
465m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る四阿山登山の後は、せっかく長野まで来て日帰りでは勿体無いという事で現地に泊まる事にしました。しかしちょっとまだ二日連続登山は万一の事を考え自粛し、翌日は旧信越本線(現しなの鉄道)を高崎まで踏破するローカル列車乗り鉄旅を楽しむ事に。そして、鉄道がない県境の碓氷峠は、かねてから歩いてみたかったかつての峠越えアプト式鉄道の跡地を利用して作られている遊歩道「アプトの道」を歩いてみる事にしました。 碓氷峠横軽区間の鉄道路線開通は1893年4月だそうです。初めからアプト式鉄道として設計建設され、それから1963年の粘着式新線に切り替わるまでの約70年間、今回歩いた道にあった鉄道路線は使われていたようです。新線と違って明治時代末期に造られた建造物は、トンネル、橋、変電所と、どれをとっても明治時代の建造物の象徴とも言える重厚な赤煉瓦造りのもので、歴史的遺産と言える貴重なものだと思います。そう言えば横浜の名所赤煉瓦倉庫も、ここと同じ時期くらいに造られたもののようですね… 1997年の北陸新幹線開業により、すっかり変わってしまった碓氷峠。利用者を見込めない峠越え区間の廃止は致し方ない事だったとは思いますが、それでもこうやって昔の建造物を廃墟のままにせず整備保全し、鉄道ファンならずとも利用し、楽しめる施設にしているのはとても素晴らしい事だと思います。いつまでも古き良き時代を感じる事ができる素晴らしい場所であって欲しいですね…
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。