活動データ
タイム
12:18
距離
20.9km
のぼり
2150m
くだり
2151m
活動詳細
すべて見るこの時期、銚子ヶ峰や三ノ峰から臨む別山(標高2,399m)は新緑と残雪に彩られ、本当に美しい。雪が消える前に是非ともこの目で拝みたく、自己の日帰り限界ギリッギリの美濃禅定道に挑んだ。 前夜、石徹白登山口で車中泊。翌4時半に出発のつもりが起きたら5時。朝から盛大にやらかす。慌てて出発するも、あたりはヤマテンの予報通り一面のガス。もっと良い日に来たかったが、来週は梅雨入り&台風2号でクチャクチャになりそうなので、ガスが切れるワンチャンに全てを賭ける。 美濃禅定道には4つのピークがあるが、最初の銚子ヶ峰までは緩やかで、これ楽勝じゃね?と舐めてかかるも、ほんの序の口に過ぎなかった。果てしなく続くアップダウンに心折れ、何度も引き返そうとするが、その度にガスが切れ、別山が「おいでおいで」する。 三ノ峰手前の雪渓でこの日唯一、ピッケルとアイゼンを付け、無事に三ノ峰避難小屋に到着。別山はまだ見えており、急いで頂上に向かうが、別山平でガスに追いつかれ、白山はおろか別山すら見えなくなる。頂上に行ってみるもやっぱり真っ白でなんにも見えず、膝から崩れ落ちる。 未練たらたらで頂上を後にするが、帰りも激しいアップダウンが続き、オマケに晴れてきて灼熱地獄。遂に銚子ヶ峰の登りで足の限界&飲み水が尽きる。這うようにして神鳩ノ宮避難小屋まで辿り着き、足にムチ打って100m下の水場まで下りて水を汲む。しかし以降は傾斜も緩んで足も復調、1時間ほどで登山口に着いてしまい、汲まんで済んだじゃん!と地団駄を踏む。お陰で美味しい白山の天然水をガブ飲みしながら名古屋まで帰った。
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