最難関の100名山 皇海山に行ってみた😳

栃木の最難関【皇海山（すかいさん）】クラッシックルート鎖、ロープの連続です。めちゃくちゃ楽しみにしてました！ただ行程が長いんです…。 いやはや、色々反省させられる山行となりました…。まず経験値！これが不足（過信）してやらかしてしまいました🥺 大変な山なので、今後行く方の為に、恥ずかしさをしのんで告白します。熱中症にかかりました。かかった事位あるのですが、距離が半端無い行程だという事が問題でした。普段からあまり水分を必要としない方なので、水１Ｌをハイドレーションに（無くなるのが見えずに終了がわからない💦）熱中症になりたく無い為の電解質ドリンク500ｍｌ（苦手で飲んだら水も飲まないとなりません）お湯（500ml）と計２Ｌ！私にしては、めちゃくちゃ多い水分量を持ってました。 天気は曇り→雨予報　 なのでこれで大丈夫と思ってましたが不足してしまいました😢　 六林班峠あたりが暑くて…。行程が長いので、小休憩で行動食を食べつつだったのですが、食べ物が欲しく無くなり水分頼みになり歩き続けてしまいました。 ちょうどお姉様方の会話が『この前の登山後、「食べれない！食べて下さい」と弁当渡され２人前食べた』という話を聞いたすぐ後に休憩。「それ、私もです。私も食べれ無い。今も水分しか口に出来ない。」と言うつぶやきを捉え、ガイドさん、お姉様方が調子の悪さに気付いて下さいました。「まだ大丈夫」の返事に『シャリバテ違うか？何か食べ！』と言われ「食べたら吐きます。ムリそう。」と言うと、どう具合悪いのか聞かれ熱中症かもと伝えると、ガイドさんが荷物を持つというので断りましたが『本当に調子が悪くなると動けなくなるので、早い内に対処したいから』と言われ、荷物を託し身軽になり、１番若いという理由で最後尾歩いていたのを、ガイドさんのすぐ後を歩かせて貰う事になりました。歩き進めると足元がフワフワし、頭痛も出て来て、判断力が鈍っている感じがしだしました…。狭い道、渡渉も数え切れない位あり、ひたすら とにかく歩けば着くから！ケガしたらいけない慎重に！もう 庚申山荘で休みたい！かじか荘の豪華食事は身体が受け付けない 風呂なんか入らなくて良いから鎮痛剤飲んで寝たい…。と考え始めました。 ３時〜雨予報通り２時４５分〜雨が降り出しました。ガイドさんが私達の食料の残を確認し判断「私だけ庚申山荘に泊まり、お姉様方はかじか荘へ」庚申山荘から かじか荘まで２時間半程かかるのです。「お願いします！」と即決！ なんとか庚申山荘に付き、ここにも荷物デポしていたので着替えて薬飲んでガイドさんに水１Ｌ頂き寝ました。 本来ガイドさんは かじか荘に私達を送り届けたら任務終了の予定でした。 一の鳥居までお姉様を送り、土砂降り、雷も鳴りだした中、庚申山荘まで戻って来て下さり体調を気に掛けて、一緒に泊まってくれる事に…。 本当に、足を向けて眠れない程お世話になりました😢 翌朝５時に出たら朝風呂と朝ご飯間に合うと言われ、とにかく寝て無事に復活💪😤 雨の中、ガイドさんと２時間で歩ききり、朝風呂と朝ご飯にありつけました！ かじか荘に着きお姉様に電話したら待ち構えてとんで出て来てくれ『風呂行っといで！』と雨で濡れた荷物を全て部屋に運び込んで下さり、バスタオルで拭きとってからドライヤーでレインもザックも乾かしてくれたそうです。帰える時には全て乾いていました😳感謝にたえません！ 私が１番若いんだから頑張らないと！と意気込んで来ましたが、経験値の違いを思い知りました😰お姉様方は予定通り、かじか荘まで最後まで歩ききり、疲れて寝る訳でなく、風呂に入り、酒盛りし、私の夕食まで平らげて下さったそうです。そのパワー素晴しい✨見習わなくてはなりません！ 今回、皇海山と庚申山荘、鳥、花をこよなく愛し知識豊富で質問に、ほぼ何でも答えてくれるオウレットの桂田ガイド。素晴しい方でした。ガイドの鏡です！ 皇海山に行きたいけど、体力、技術が心配な方はオススメします。 拙い文章を最後まで読んで頂きありがとうございました。 ※詳しい山行はキャプションにて！