伏状台杉群生地散策

2023.05.20(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 10
休憩時間
32
距離
4.2 km
のぼり / くだり
408 / 413 m
2 1
31

活動詳細

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伏状台杉を見に行こうと、花脊と京北・片波川の2個所の散策を計画した。花背・原地中の町の桂川沿い消防団建屋脇に駐車して、南西のサスナベ山に向けて、急斜面を登り始めた。この尾根は何度も台杉を見ながら下降をしたのだが、登るのは初めてだ。どこの尾根も末端は急傾斜で、ズルズルしながら必死で距離で100m、標高で40mも上がれば傾斜は落ちついて足だけで立って歩けるようになった。少し進むと、左に伏状台杉が現われた。こんな下にあったっけと思っていると、すぐ上にもあって驚いた。下降時には見飽きているので気にもしていなかったのかもしれない。それを登り始めて直ぐなので、びっくりなのだ。 下草もない樹林帯は斜面以外は何の問題もなく歩けるので、伏状台杉を見ながら頂上を目指せばいいのだ。そんな時に少し急斜面で木の根に足を滑らせて転倒し、5~6mころげ落ちた。落下時に地面の木の根などで頭と額を傷つけたらしく出血した。止血と絆創膏で傷口を抑えたので、取りあえず収まった。 登り始めると伏条台杉は次々と現れる。最も大きいと思われる台杉に手を添えてもらって、木の大きさを判るように写真を撮った。すぐ上がサスナベ山756mだが、この山頂は地理院地図に山名はないのが残念である。すぐ西には林道を隔てて、湯槽(片波)山763mがあるが。 その林道迄下降して、湯槽山へは行かずに林道を北へ向けてナベタニ峠へ向かった。林道の法面にはエニシダの黄色の花が鮮やかに咲いていて、谷間には朴ノ木が沢山で、花が無数に咲いていて、こんなに近くに朴の花を見られるのには驚いた。東に峰床山や桑谷山が見えるはずなのであるが、ガスと雲が真っ白で何も見えないのが残念である。 本来であれば、ナベタニ峠から西の谷を下降して片波川東谷に下った後、東谷を上流に進んで伏条台杉群生地を散策するつもりであったのだ。しかしながら、転倒・出血というトラブルを鑑みて、峠で昼食後東の谷を下って、原地中の町の駐車地点に戻ることにしたのだった。 片波川源流域の伏状台杉は京都・滋賀周辺では最も多く大きな群生地であるので残念至極であるが、またの機会にしようと諦めたのである。 ごく普通の少し急斜面ではるが、不注意で転倒したのだからやむを得ないだろう。やはり、年齢の影響が高いのかもしれないと、少しだけ沈んだ気持ちでナベタニ峠の斜面を下るのだった。 ”八”、”竹む”、”竹な”、”上”、”嶋”

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