初の単独行deテン泊!!涸沢〜奥穂〜岳沢

2018.09.22(土) 3 DAYS

活動データ

タイム

17:56

距離

26.3km

のぼり

2174m

くだり

2174m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 50
休憩時間
10
距離
15.8 km
のぼり / くだり
998 / 206 m
DAY 2
合計時間
6 時間 55
休憩時間
3 時間 32
距離
2.9 km
のぼり / くだり
914 / 218 m
DAY 3
合計時間
6 時間 9
休憩時間
1 時間 14
距離
7.5 km
のぼり / くだり
259 / 1733 m

活動詳細

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【youtube】 https://youtu.be/GFZy88QC35o 元々ジャンダルム行く予定でしたが、天候が微妙で雨の岩場は危ないと学んだので、急遽、涸沢の紅葉見に行こう!!となりました。(今考えると雨だと紅葉も楽しめないな…) 1日目 前日の22時起床。最終準備を済ませ23時に出発! 1時間半毎ぐらいで休憩を挟みつつ6時間かけて平湯バスターミナル着。予報通り天気は雨。 レインウェア等を着て5時半にバスに乗り込みました。 上高地に到着したものの、雨…… 実は雨の中の登山は初めてで、初めての事に対する不安と楽しみが混ざりながら登山開始。 雨の中立ち止まって休憩するという概念がなく、どうしてもコースタイム(以下CT)が早くなる。まぁ、早く着く分にはいいか。と楽観視してました。 横尾過ぎた頃から本格的な登山道に。 さすがにCTの二倍の速さで行動したら疲れる。 半分過ぎた頃、右足に異変が… 足が吊りそうな感じがする。。。 そう感じた瞬間に来ました。 痛さで思わず道の真ん中にある岩に座り込み、 治まるまで休憩してると、どんどんネガティブな気分になっていきました。 明日奥穂まで行けるかな…涸沢からの往復だけにしとこうかな… なんて思いつつ足を進めてました。 そんなこんなでやっとの思いで11時頃涸沢ヒュッテ着。もうこの頃はテンション落ちきっており、 「あ-、これが涸沢カールか、なんか伯耆大山の南壁に似てるなぁ」なんて言いながら、テント設営します。 下に敷く板は借りることができてテントの中は割と快適でした。 設営しようとした途端また小雨が…なんか今日はダメだ。。。とさらに落ちます… その後、一気に雲がなくなり晴れてきました(´∀`) よし!とりあえず干そう!!と濡れた衣類、ザック、その他装備をおもむろに広げて乾かします。 ………あれ、これから何するんだっけ… テント着いてから本来なら写真撮ったり散策したり…って思ってたんですが、カメラは半分壊れてるし散策できる体力は今日は残ってないし。 ということで、ぼーっと時間が流れるのを岩の上で眺めていました。さすがにそれだけではアレなのでヒュッテでおでんとビール頂いたりフラフラしたり… 夜になり、本来なら星景写真を撮りまくる時間です。この為に128GBのマイクロSD買ったぐらいですから、、、 ピントは無限遠に合わせて…構図はiPhoneと繋ぎアプリで確認。シャッタースピード、露出、感度、は勘!!!RAWで撮っときゃ後でなんとでもなるしな… この時は撮って出しで「おお、僕にしてはまぁまぁじゃん…」とか思ってました。 程よく眠くなってきて、寝袋の中に転がり込む。気付いたら寝てました。 2日目 前日設定してたアラームより早く起床。周りの撤収してる音で目が覚めました。 まだ暗いな……あっ!モルゲンロート!! と、ちょっとテンション上がりつつ外に出ると、、、 まだですよね…はい。とりあえずご飯食べよう… アルファ米とブレンディで身体を温めます。「昨日は散々だったなぁ…今日は切り替えて思う存分楽しもう。」そんなことを思いながら。 片付けしつつ、モルゲンロートを待ちます。テントの中で寝袋詰めてると、なにやら周りがちょっと騒がしい…あっ!モルゲンロート!!!(二回目) 外に出ると朝日で真っ赤に燃えた穂高連峰が… かっけぇ……不意にそんな言葉が出ました。 そっから残ったブレンディを飲みながら、数分間黄昏れます…今思い返すと至福のひとときでした。 次第に周りも明るくなってきました。よし。撤収撤収!! 撤収完了した頃には日も完全に昇り、周りのテントは夜に比べると少なくなってました。 待ってろ奥穂!!!! 意気揚々と出発!今日は1日目の反省を含めてかなりゆっくりめで歩きます。それも後ろから人が来たら十中八九先に行ってもらう勢いで。 ゆっくり歩くと本当に楽!!そして必要以上に休憩を取ります。でもやっぱり重いな…そりゃそうだ。この日、荷物の重量は20kg弱はあろうかと言う感じでした。宿泊地の穂高岳山荘は水がお金かかるとのことだったので、ケチって水を5.5L持って上がってます。 しかし不思議なことに昨日より全然重さを感じない。 上手く加重が分かれてたんでしょうか。。。 お恥ずかしい事ながら、上がるまでどれがザイテングラードか理解してませんでした。分かった時には楽しそうでテンション上がりましたw そしてもう一つ。昨日のダメだった所の1つ。誰とも喋らなかったこと。実は結構これ重要だと思ってます。 ということで、積極的に話しかけました。 抜き抜かされの元気なお姉さん。() カメラをザイテンに置いてきてしまって取りに行ったお兄さん。 お喋りさせていただき、ありがとうございました。 という感じで難なくザイテンも登りきり、無事 穂高岳山荘12時前到着! 受付を済ませテント設営しにいきます。この頃にはテン場の下の方は既に埋まりつつありました。 ヘリポート下の隅っこにテント設営しました。 微妙に風を防げない感じの所になってしまったのと、インナーテントをピンと張ってなかったのを、あとで後悔することに… 荷物をあらかた詰めたら奥穂アタックです!! (正直行くか結構迷ってました) これ登るのか…と思うほどの壁。 どうなるだろう…と不安を感じながら登り始めるとすぐに渋滞が。。。そこで、会ったお姉さんと一緒に登ることに。 でも登ってしまえば何のその。落石事故を目の当たりにしたり、渋滞でピリピリした雰囲気になったりでそっちの方が恐かったです…w 岩を掴んで登るのは最初の方だけで、中盤から最後の方は稜線で景色が最高でした!!(但し爆風) もうちょっとあるよな… ということはこの景色をまだ楽しめる… とか考えてる内に、山頂に着いてしまいちょっと呆気ない感じになりました…w 山頂からの景色はなんともいえない絶景そのもので。 新しく夏山の目標になったジャンダルムがすぐそこに見えたり、富士山がうっすらと見えたり、出発地である上高地が見えたりと風さえなければずっと留まりたかったです。 そこからお姉さんと色々話ながら楽しく下山。 その下山途中、今回立てたルートでは奥穂を越えて下山しないといけないということに気付いて、テントに到着し次第、早速一人で作戦会議。 結局翌日の体調によって決めることに。 よし、飲もう!ということで早速生ビールを買いに行きます。誰か喋ってくれる人居ないかなぁ…(こういう時単独行はちょっと寂しかったり…) そんなこんなで景色眺めてると、ハイパーおじいちゃんが喋りかけてきてくれました。 今回は上高地〜涸沢〜北穂高〜奥穂高だそう。 (昔は上高地〜槍〜北穂高〜奥穂高〜前穂高を一日で巡ったとかなんとか…) 今回、北穂高〜奥穂高で足が攣ったそう。僕と同じ箇所で話が弾みました。お話していただき、ありがとうございました! その後、マジックアワーを見に、小屋の裏手へ… 4人ぐらい居て、色々お話させていただきました。 曇り気味だったんですが、その合間から覗かせる綺麗な宙にみとれてました。 そんなこんなで、日も沈み、寒くなってきたので寝ることに。テント内に入ってからというもの、インナーテントを張ってなかったのが原因でばたつきが酷かった… そのせいで2時間に1度目が覚めるような感じでした。。 3日目 朝起きて早々、ご飯を食べて撤収の用意を。 この時、どっちのルートにするかはまだ決めてませんでした。 とりあえず撤収!稜線ということもあり、風でテントが畳みにくくて、しょうがなかったですw 全て撤収出来た頃にはもう日が昇ってきつつありました。 よし。岳沢から下ろう! ということで、奥穂に向けて足を進めました。 前日一度アタックしてた事もあり、重い荷物背負いながらもなんとか奥穂クリア。 岳沢の方に目をやると、ココを下るのか…とちょっと息を呑んだのを覚えてます。 そこからはただ淡々と慎重に足を進めました。 キツかったのをよく覚えてます。 やっとここが前穂か!と3回ほど間違えました。 前穂に着いたら、登り切る元気があるならアタックする気でしたが、本当の前穂に着いた頃にはそんな元気どこにも残ってませんでした。 そこから重太郎新道を着々と下り、岳沢小屋に到着。 この時既に、テンション低くお湯を沸かすのでさえ、こぼしたりして一苦労でした。 お昼を食べたら後は歩くだけ!と意気揚々と足を進めだし、道を間違えていました。 沢の方を下っていたのです。 今考えると引き返すのが最善でしたが、その時は合流出来そうな場所まで進みました。その後、なんとか合流できましたが、正規ルート進んでたおじちゃんにびっくりされましたw そこからは、ぼーっとしながら重力に身を任せて下ります。やっと登山口に着いた頃には体の筋肉はボロボロです… そこからバス停まで歩き、無事下山。 まとめ 今回辛い形で始まった初縦走でしたが、中は楽しく、終わりは辛くで終了しました。 次行くときは逆走で行ってみたいですね(*´∀`*)

活動の装備

  • モンベル(mont-bell)
    ジェットボイル マイクロモ
  • スポルティバ(LA SPORTIVA)
    トランゴタワーGTX
  • モンベル(mont-bell)
    モンベル大山店限定Tシャツ
  • その他(Other)
    BINOCULARSYSTEM コットンキャリア双眼鏡ホルスター
  • モンベル(mont-bell)
    クリフライトパンツ Men's
  • モンベル(mont-bell)
    トレントフライヤー ジャケット Men's
  • ペンタックス(PENTAX)
    デジタル一眼レフK-70DA18-135mmWRレンズキット【シルキーシルバー】K-7018-135WRKITSILKYSILVER16996
  • エイアンドエフ(A&F)
    MYSTERY RANCH ミステリーランチ X-40 バックパック ブラック /myb041505101

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