長野県 後立山連峰 白馬縦走

2018.09.24(月) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 54
休憩時間
1 時間 20
距離
6.9 km
のぼり / くだり
1714 / 119 m
56
2 19
1 24
10
7
DAY 2
合計時間
5 時間 30
休憩時間
26
距離
9.3 km
のぼり / くだり
333 / 1320 m

活動詳細

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昨年の双六岳に続き、2度目となる北アルプスへの挑戦。 今回の山旅は、長野県の後立山連峰、白馬岳。 コースは、猿倉から白馬大雪渓を越えて白馬岳山頂へ。 翌日は小蓮華山から白馬大池を経由して、栂池自然園へ至る縦走ルート。 [1日目] 大阪を朝4時半に出発。 昼12時、長野県の栂池駐車場に到着。 ここにクルマをデポして、バスを乗り継ぎ、この日の宿、猿倉荘に到着。 [2日目] いよいよ白馬岳への登山が始まる。 朝6時10分、猿倉をスタート。 白馬尻小屋を7時10分に通過。 ここから白馬大雪渓が始まるのだが、季節は既に秋。 大雪渓も大半が溶けて崩落し、大雪渓の左の巻き道を歩くことになる。 たがこの巻き道、足場が悪くスリップしやすい。 猿倉から白馬山頂までは、標高差約1,700m。 稜線までは5時間近く急登が続く。 すれ違うハイカーに気を配り、踏み込んでは滑るを繰り返し、かなりの消耗。 途中600mほど雪渓のトラバースがあるが、固い雪をアイゼンで歩くほうが、余程ストレスが無い。 それが終われば、今度は葱平(ねぶかっぴら)の急登を越えねばならない。 11時半頃、やっとの思いで稜線に出る。 ここからは、白馬三山の杓子岳と白馬鑓ケ岳。 そして、剱岳や立山も見える。 11時40分、白馬山荘に到着。 昼食後、白馬岳山頂へ。 快晴とはいかないが、遠く穂高や槍ヶ岳も望める。 宿に戻ってからは、明日の縦走に備えて、ゆっくり休養を取る。 [3日目] この日は小雨混じりの天気。 朝6時半出発。 まずは小蓮華山を目指すが、ガスが濃い。 晴れていれば、絶景の稜線歩きが楽しめるのだが、この日はそれは望めない。 だが、悪いことばかりでもない。 ガスが濃い為、頻繁に雷鳥が姿を見せてくれる。 しかも、足元約2mほどの距離。 こんな至近距離で雷鳥を見るのは初めて。 愛らしい姿に、心が癒される。 8時、小蓮華山を通過したあたりから、雨が強くなり始める。 9時20分、白馬大池に到着するが、雨の為スマホの操作が難しくなり始め、投稿用の写真も現在地確認もままならなくなる。 また、白馬大池から天狗原までは、大きな石や岩がゴロゴロしたルート。 そして、視界を遮る濃いガス。 晴れていれば、それなりに楽しめると思われるが、雨に濡れた岩と、深い水溜まり。 滑る足場と、くるぶしまで水に浸かるルート。 ストレスはピークを迎えるが、前に進まなくてはゴール出来ない。 2時間半ほど悪路と格闘し、12時、ようやくゴールの栂池自然園に到着。 ここからロープウェイとゴンドラで、栂池駐車場へ。 厳しい気象条件となった白馬縦走。 台風と秋雨前線の影響で中止も考えたが、何とか登頂に成功出来た。 自然が作り出す雄大な絶景。 自然が起こす破壊的な災害。 2018年9月は、色々と考えさせられる事が多かった時期だった。

白馬岳・小蓮華山 1日目の宿、猿倉荘に到着。
1日目の宿、猿倉荘に到着。
白馬岳・小蓮華山 おでんとビールで前祝い。
おでんとビールで前祝い。
白馬岳・小蓮華山 出発します。
出発します。
白馬岳・小蓮華山 登山道から白馬が見えます。
登山道から白馬が見えます。
白馬岳・小蓮華山 大雪渓を源流とする沢。
大雪渓を源流とする沢。
白馬岳・小蓮華山 テレビなどでよく見る、白馬尻小屋を通過。
テレビなどでよく見る、白馬尻小屋を通過。
白馬岳・小蓮華山 いよいよ大雪渓が始まります。
いよいよ大雪渓が始まります。
白馬岳・小蓮華山 大雪渓の下の方は、雪が溶けて崩落してます。
大雪渓の下の方は、雪が溶けて崩落してます。
白馬岳・小蓮華山 崩落した雪渓の下は、沢になってます。
轟音をたてて流れてます。
崩落した雪渓の下は、沢になってます。 轟音をたてて流れてます。
白馬岳・小蓮華山 大雪渓の向こうに、杓子岳が姿を現しました。
大雪渓の向こうに、杓子岳が姿を現しました。
白馬岳・小蓮華山 振り返れば、既に雲の高さです。
振り返れば、既に雲の高さです。
白馬岳・小蓮華山 大雪渓を上から見るとこんな感じ。
大雪渓を上から見るとこんな感じ。
白馬岳・小蓮華山 避難小屋を通過。
避難小屋を通過。
白馬岳・小蓮華山 杓子岳。
切れ落ちた北壁は大迫力です。
杓子岳。 切れ落ちた北壁は大迫力です。
白馬岳・小蓮華山 白馬頂上宿舎が見えました。
稜線はもうすぐです。
白馬頂上宿舎が見えました。 稜線はもうすぐです。
白馬岳・小蓮華山 稜線に出れば、今日の宿、白馬山荘が見えます。
稜線に出れば、今日の宿、白馬山荘が見えます。
白馬岳・小蓮華山 振り返れば、剱岳と立山を捉えることが出来ます。
振り返れば、剱岳と立山を捉えることが出来ます。
白馬岳・小蓮華山 白馬三山の杓子岳と白馬鑓ケ岳。
絶景が目の前に迫って来ます。
白馬三山の杓子岳と白馬鑓ケ岳。 絶景が目の前に迫って来ます。
白馬岳・小蓮華山 白馬鑓ケ岳の遥か向こうに、元祖槍ヶ岳も見えます。
白馬鑓ケ岳の遥か向こうに、元祖槍ヶ岳も見えます。
白馬岳・小蓮華山 白馬山荘に到着。
白馬山荘に到着。
白馬岳・小蓮華山 白馬岳山頂に到着。
白馬岳山頂に到着。
白馬岳・小蓮華山 近くにいた人に撮ってもらいました。
風で帽子が飛ばされそうです。
近くにいた人に撮ってもらいました。 風で帽子が飛ばされそうです。
白馬岳・小蓮華山 明日歩く、小蓮華山への稜線。
見てるだけでワクワクする絶景です。
明日歩く、小蓮華山への稜線。 見てるだけでワクワクする絶景です。
白馬岳・小蓮華山 白馬山荘には古い歴史があるそうです。
白馬山荘には古い歴史があるそうです。
白馬岳・小蓮華山 剱岳を見ながら、のんびりおやつタイム。
至福のひとときです。
剱岳を見ながら、のんびりおやつタイム。 至福のひとときです。
白馬岳・小蓮華山 翌日は小雨混じりの天気。
翌日は小雨混じりの天気。
白馬岳・小蓮華山 昨日見た小蓮華山への稜線も、今日はガスで見れません。
昨日見た小蓮華山への稜線も、今日はガスで見れません。
白馬岳・小蓮華山 切れ落ちた稜線もあります。
特に長野県側は、高度感があります。
切れ落ちた稜線もあります。 特に長野県側は、高度感があります。
白馬岳・小蓮華山 ガスが濃いと、こんなお出迎えも。
雷鳥が姿を現しました。
ガスが濃いと、こんなお出迎えも。 雷鳥が姿を現しました。
白馬岳・小蓮華山 どうやらカップルのようです。
どうやらカップルのようです。
白馬岳・小蓮華山 別の場所でも。
なかなか退かないので、しばし撮影タイム。
別の場所でも。 なかなか退かないので、しばし撮影タイム。
白馬岳・小蓮華山 三国境を通過。
三国境を通過。
白馬岳・小蓮華山 小蓮華山の山肌は、少しずつ色付き始めてます。
小蓮華山の山肌は、少しずつ色付き始めてます。
白馬岳・小蓮華山 小蓮華山山頂に到着。
小蓮華山山頂に到着。
白馬岳・小蓮華山 また現れました。
今日は雷鳥の当たり日ですね。
また現れました。 今日は雷鳥の当たり日ですね。
白馬岳・小蓮華山 この辺から雨足が強くなりスマホが濡れて、写真が撮れません。
白馬大池の絶景も撮影出来ず。
この辺から雨足が強くなりスマホが濡れて、写真が撮れません。 白馬大池の絶景も撮影出来ず。
白馬岳・小蓮華山 天狗原は紅葉の足音。
天狗原は紅葉の足音。
白馬岳・小蓮華山 ゴールの栂池ビジターセンターに到着です。
ゴールの栂池ビジターセンターに到着です。

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