活動データ
タイム
12:24
距離
16.4km
のぼり
2048m
くだり
1445m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る昨年の双六岳に続き、2度目となる北アルプスへの挑戦。 今回の山旅は、長野県の後立山連峰、白馬岳。 コースは、猿倉から白馬大雪渓を越えて白馬岳山頂へ。 翌日は小蓮華山から白馬大池を経由して、栂池自然園へ至る縦走ルート。 [1日目] 大阪を朝4時半に出発。 昼12時、長野県の栂池駐車場に到着。 ここにクルマをデポして、バスを乗り継ぎ、この日の宿、猿倉荘に到着。 [2日目] いよいよ白馬岳への登山が始まる。 朝6時10分、猿倉をスタート。 白馬尻小屋を7時10分に通過。 ここから白馬大雪渓が始まるのだが、季節は既に秋。 大雪渓も大半が溶けて崩落し、大雪渓の左の巻き道を歩くことになる。 たがこの巻き道、足場が悪くスリップしやすい。 猿倉から白馬山頂までは、標高差約1,700m。 稜線までは5時間近く急登が続く。 すれ違うハイカーに気を配り、踏み込んでは滑るを繰り返し、かなりの消耗。 途中600mほど雪渓のトラバースがあるが、固い雪をアイゼンで歩くほうが、余程ストレスが無い。 それが終われば、今度は葱平(ねぶかっぴら)の急登を越えねばならない。 11時半頃、やっとの思いで稜線に出る。 ここからは、白馬三山の杓子岳と白馬鑓ケ岳。 そして、剱岳や立山も見える。 11時40分、白馬山荘に到着。 昼食後、白馬岳山頂へ。 快晴とはいかないが、遠く穂高や槍ヶ岳も望める。 宿に戻ってからは、明日の縦走に備えて、ゆっくり休養を取る。 [3日目] この日は小雨混じりの天気。 朝6時半出発。 まずは小蓮華山を目指すが、ガスが濃い。 晴れていれば、絶景の稜線歩きが楽しめるのだが、この日はそれは望めない。 だが、悪いことばかりでもない。 ガスが濃い為、頻繁に雷鳥が姿を見せてくれる。 しかも、足元約2mほどの距離。 こんな至近距離で雷鳥を見るのは初めて。 愛らしい姿に、心が癒される。 8時、小蓮華山を通過したあたりから、雨が強くなり始める。 9時20分、白馬大池に到着するが、雨の為スマホの操作が難しくなり始め、投稿用の写真も現在地確認もままならなくなる。 また、白馬大池から天狗原までは、大きな石や岩がゴロゴロしたルート。 そして、視界を遮る濃いガス。 晴れていれば、それなりに楽しめると思われるが、雨に濡れた岩と、深い水溜まり。 滑る足場と、くるぶしまで水に浸かるルート。 ストレスはピークを迎えるが、前に進まなくてはゴール出来ない。 2時間半ほど悪路と格闘し、12時、ようやくゴールの栂池自然園に到着。 ここからロープウェイとゴンドラで、栂池駐車場へ。 厳しい気象条件となった白馬縦走。 台風と秋雨前線の影響で中止も考えたが、何とか登頂に成功出来た。 自然が作り出す雄大な絶景。 自然が起こす破壊的な災害。 2018年9月は、色々と考えさせられる事が多かった時期だった。
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