[放生池・地蔵堂]
山門近くの放生池に浮かぶ地蔵堂. 戻る 次へ

谷汲山 華厳寺 (西国三十三所満願結願)の写真

2018.09.24(月) 15:24

[放生池・地蔵堂] 山門近くの放生池に浮かぶ地蔵堂.

この写真を含む活動日記

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5.0 km

364 m

谷汲山 華厳寺 (西国三十三所満願結願)

妙法ヶ岳・華厳寺 (岐阜)

2018.09.24(月) 日帰り

[アクセス] 往路: 京都-[自家用車]-華厳寺駐車場 復路: 往路と逆順で帰宅 [コース状況/危険個所] 満願堂から奥之院への道はしっかりとした山道でした.台風の影響なのか新しい倒木が多く、道も荒れている状況でした. [感想] この度谷汲山 華厳寺にお参りし、西国三十三所巡礼を無事満願結願することが出来ました. 西国三十三所は巡礼ものの中で最も歴史が古く、主に関西の観音様をお祀りするお寺を巡る巡礼です.今年(2018年)は丁度草創1300年を迎える節目の年ということです. 巡礼は2017年春 京都の街中にある六角堂頂法寺から始めました.大きな祈願などもなく漠然と色々な観音様にお会いしてみたいという、かなり漠然とした感じでのスタートでした 笑 最初は巡礼の作法もろくに知らず、お堂で戸惑っていたところ、タイミングよくバスツアーで巡礼されている方が沢山おみえになり、皆さんでお勤めをされているのを拝見し、『なるほど、こういう風にお参りしたらええのか』と見よう見まねで勉強させて頂きました. 三十三の札所と三ヶ所の番外札所を巡礼しながら、自分の知らない素晴らしい御寺が沢山あるのに驚き、また観音様の前に立つと、同じ観音様でも霊場によって感じる雰囲気が全然違うのに驚きました. 途中からお勤めで唱えるお経も意味が気になり、お坊さんの記された本などを読んでみましたが、短い中に本当に素晴らしい意味が込められていることを知り、感動しました.また、お勤めの最後に『回向文』という偈文をお唱えするのですが、「仏様に頂いた功徳が自分だけでなく、全ての人々、さらには行けとし生ける全ての生物に回向しますよう」にという内容で、何と素晴らしい心の在り方だろうと読むたびに感動を覚えます. 前日は夜勤だったのですが、勤務を終えて家まで車を走らせていると、東寺の前でお遍路さんの装束をした男性をお見かけしました.男性の着込まれた白衣には巡礼の道程を物語るように美しいしわが入り、それが朝の光に柔らかい陰影を引き、気が付くと思わず目でその姿を追っていました. 菅笠を被り白衣に身を包んで巡礼されている方は京都ではほぼ見かけませんので、目に珍しかったということもあります.(恐らくその方は四国お遍路のお礼参りに来られていたのではないかと思います) 同時にまさに満願の日に普段お会いすることのない様な姿をされた方をお見かけして、これは『一度と言わずまた巡礼しなさい』ということなのかなと感じ、嬉しくなりました. 早速、二巡目はどういうふうにまわろうかと考えながら楽しんでいます 笑 なかなか大変そうですが、徒歩巡礼もいつかしてみたいです. 坂東三十三観音や秩父三十四観音もいつか是非お参りしてみたいです.