めでたさも中ぐらいなり五波越え

2023.05.16(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 27
休憩時間
3
距離
10.0 km
のぼり / くだり
532 / 540 m
2 9
1 13

活動詳細

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 若狭越小浜街道の最後の峠越えです。  忘れもしない昭和43年の秋、山登りを始めて最初に越えた五波谷峠越え(今は五波峠といっていますか・・・)で、それも自分の企画だったので思い入れも一入なのです。田歌から五波谷峠を越えて染ヶ谷へ降りたのははっきりしていますが、が、今となってはどのルートだったのか?山登りの最終章を迎えて、これだけはやっておきたいことなんです。 昔の五波谷峠越え:https://dokodoko-walkin.blogspot.com/2022/08/blog-post_49.html 現在、田歌から五波峠までは登っていますが、峠から染ヶ谷までは未踏になっていました。2022年五波谷峠越:https://yamap.com/activities/17537598  しかし、五波谷峠越えのルートには「謎」があります。それは明治の陸測図と昭和の地理院地図(それを元にしたエアリアマップ)に大きな違いがあるのです。https://yamap.com/moments/573109 この謎解明と明治陸測図ルートの探索に行って、明治古道を元にした林道発見までは昨年に行いましたが謎は謎のまま。 https://yamap.com/activities/20847114  今回はその謎解明までできたのでしょうか?道中の記録はキャプションを参照ください。 ■結果  染ヶ谷側の明治陸測図の古道はしっかり残っていました、谷筋までは。その谷筋はゆったりとしていて、まことに古道らしい雰囲気醸し出していました。取付きの小瀧が連続する部分はゆったりとした「ゆり道」で、林道に吸収されてはいるものの、古道らしいうまい道作りで、古道の雰囲気は十分に感じられました。めでたいことです。これにて、田歌からの五波谷峠越えは(半分は順行ではないものの)完了できてめでたい!  しかし、めでたさも中くらいの理由は、1)尾根道が林道によって無頓着に分断されていたこと。っこの林道はそう古くはないので比較的近年までは立派に残っていたのでしょう。残念なことです。2)さらに、https://yamap.com/moments/573109 にある昭和の地理院地図5万図小浜:S6測量、S40補足調査、S45資料修正 の破線路の確認ができていないことです。しかも、明治の古道がしっかりあるのに、小滝が連続する箇所の谷筋を通るのか?その意味が分からないことです。  中途半端さは残りますが、これにて五波谷(五波)峠越えの旅は終了とします。 ■山旅ロガーデータ:2023-05-16 12:35:56 2023-05-16 12:35:56~2023-05-16 16:18:50 合計時間: 3時間42分 平面距離: 10.88km 沿面距離: 11.43km 最高点の標高: 605m 最低点の標高: 239m 累積標高 (上り): 1155m 累積標高 (下り): 1156m 標高データの種類: 地理院標高

八ヶ峰 まずはベースキャンプ設営。日陰を選んだが、夕方、西陽があたってエライことに!
バイク移動で綾部市西端の自宅から2時間半だった。今回は2泊3日の予定で、要りそうなのなんでもホイホイと詰め込んだので宿替えの荷物にみたいになった。1/3は使わなかったけど。さらに1泊に変更したので半分は使わなかった。
まずはベースキャンプ設営。日陰を選んだが、夕方、西陽があたってエライことに! バイク移動で綾部市西端の自宅から2時間半だった。今回は2泊3日の予定で、要りそうなのなんでもホイホイと詰め込んだので宿替えの荷物にみたいになった。1/3は使わなかったけど。さらに1泊に変更したので半分は使わなかった。
八ヶ峰 さて探索に行きます。ビレッジライン(この名前はもう使わないのか?)対岸の植林が切れたあたり、この辺から古道が登っているんじゃなかと予想。あとで調べてみよう
さて探索に行きます。ビレッジライン(この名前はもう使わないのか?)対岸の植林が切れたあたり、この辺から古道が登っているんじゃなかと予想。あとで調べてみよう
八ヶ峰 おとなしく林道を登ります。渡渉はちょっと増水していただけで難なくできました。
林道の緑もキレイ。
今日は「午後から登山」なので適当なところで切りあげます(予定)。
おとなしく林道を登ります。渡渉はちょっと増水していただけで難なくできました。 林道の緑もキレイ。 今日は「午後から登山」なので適当なところで切りあげます(予定)。
八ヶ峰 コンター340あたり、この辺から降れそうやけどなあ(古道があるならば)。あとで降りてみる。
コンター340あたり、この辺から降れそうやけどなあ(古道があるならば)。あとで降りてみる。
八ヶ峰 あ!手袋。昨年秋に亡くしたものだが、こんな所にあった。メデタシその1
あ!手袋。昨年秋に亡くしたものだが、こんな所にあった。メデタシその1
八ヶ峰 林道はコンターの目の広い所を巻いて登っていきます。楽です。
コンター380付近で林道終点。その先にも道があります。明治陸測図の古道です。実にうまい道作りです。
林道はコンターの目の広い所を巻いて登っていきます。楽です。 コンター380付近で林道終点。その先にも道があります。明治陸測図の古道です。実にうまい道作りです。
八ヶ峰 すぐにロープ場。
右手は20mほどのガレ崩落。
すぐにロープ場。 右手は20mほどのガレ崩落。
八ヶ峰 この谷を覗いてみるけどほとんど崖です。こんな所に道つくるかなあ?昭和地理院地図ではこの下、谷筋に破線路がありますが・・・
この谷を覗いてみるけどほとんど崖です。こんな所に道つくるかなあ?昭和地理院地図ではこの下、谷筋に破線路がありますが・・・
八ヶ峰 明治古道は快適です。
明治古道は快適です。
八ヶ峰 谷筋に降りてきました。巨大な樹!
谷筋に降りてきました。巨大な樹!
八ヶ峰 そのお姿を。まるで沢の主のような!トチノキかなあ?
そのお姿を。まるで沢の主のような!トチノキかなあ?
八ヶ峰 谷は広く緩やか
谷は広く緩やか
八ヶ峰 ほほう、石組もある。
ほほう、石組もある。
八ヶ峰 谷筋はゆったりと歩けます。
こういう道が埋もれていくのはモッタイナイと思う。
谷筋はゆったりと歩けます。 こういう道が埋もれていくのはモッタイナイと思う。
八ヶ峰 谷の真ん中の道
谷の真ん中の道
八ヶ峰 岩から生えた樹?
岩から生えた樹?
八ヶ峰 また巨木遭遇
また巨木遭遇
八ヶ峰 見上げる。カツラかなあ。
見上げる。カツラかなあ。
八ヶ峰 最奥の谷分岐が見えてきました。あの尾根を登ることになります、多分。
最奥の谷分岐が見えてきました。あの尾根を登ることになります、多分。
八ヶ峰 さて、どうやって登るか思案休憩。ここは伐採、植林の基地でもあったんでしょう、いつ頃のものかサビたドラム缶が転がっていました。
さて、どうやって登るか思案休憩。ここは伐採、植林の基地でもあったんでしょう、いつ頃のものかサビたドラム缶が転がっていました。
八ヶ峰 尾根先を見ていると、ほほう、石垣。
尾根先を見ていると、ほほう、石垣。
八ヶ峰 この上から右に巻き道があるみたい。
この上から右に巻き道があるみたい。
八ヶ峰 登ってみて振り返る。
登ってみて振り返る。
八ヶ峰 道の痕跡はあります。
道の痕跡はあります。
八ヶ峰 杉倒木を乗り越えて・・・
杉倒木を乗り越えて・・・
八ヶ峰 写真ポイントの位置がずれていますが、右手谷です。ジグザグに道作りがされているようです。
写真ポイントの位置がずれていますが、右手谷です。ジグザグに道作りがされているようです。
八ヶ峰 ターンして、え!?道はどこ?
ターンして、え!?道はどこ?
八ヶ峰 これか?
これか?
八ヶ峰 現れました。
現れました。
八ヶ峰 この窪みは炭焼き場跡かなあ?
この窪みは炭焼き場跡かなあ?
八ヶ峰 古道の風格を感じます。
古道の風格を感じます。
八ヶ峰 さっきの炭焼き場風窪みの辺りを見下ろす。
さっきの炭焼き場風窪みの辺りを見下ろす。
八ヶ峰 この仕打ちは多分上が林道じゃ。権蔵坂の登りでも同じような仕打ちに合いました。山仕事する人、もっと山の歴史、古道に注意を払ってほしいけどなあ。
この仕打ちは多分上が林道じゃ。権蔵坂の登りでも同じような仕打ちに合いました。山仕事する人、もっと山の歴史、古道に注意を払ってほしいけどなあ。
八ヶ峰 林道です。ここから上がってきました。流石にホッとして休憩です。
ただいま2時半、約2時間で登ってこられました。これが分かっているなら、この谷道を登って五波峠。そこから稜線伝いに八ヶ峰、登山道を降って直接染ヶ谷に降るというルートが取れたのになあ。
五波峠まではあと60m強登ります。
林道です。ここから上がってきました。流石にホッとして休憩です。 ただいま2時半、約2時間で登ってこられました。これが分かっているなら、この谷道を登って五波峠。そこから稜線伝いに八ヶ峰、登山道を降って直接染ヶ谷に降るというルートが取れたのになあ。 五波峠まではあと60m強登ります。
八ヶ峰 林道を少し降ってみると、すぐに終点でした。
林道を少し降ってみると、すぐに終点でした。
八ヶ峰 ふと左手谷側をみると、ここに古道が上がってきているように見えました。
ふと左手谷側をみると、ここに古道が上がってきているように見えました。
八ヶ峰 林道伝いに登りますが、所々に古道の残欠が見えます。ちょっと登ってみますと・・・
林道伝いに登りますが、所々に古道の残欠が見えます。ちょっと登ってみますと・・・
八ヶ峰 ここに出ました。この赤リボンは古道入り口を示しているのか?
ここに出ました。この赤リボンは古道入り口を示しているのか?
八ヶ峰 ここにも残欠古道
ここにも残欠古道
八ヶ峰 古道残欠ですが、実によい道のようです。
古道残欠ですが、実によい道のようです。
八ヶ峰 ここにも残欠
ここにも残欠
八ヶ峰 林道から下を見てみる。林道もジグザグに、古道もジグザグに登りますが、多くの地点で古道がぶった切られているようです。メデタシも中ぐらいその1
林道から下を見てみる。林道もジグザグに、古道もジグザグに登りますが、多くの地点で古道がぶった切られているようです。メデタシも中ぐらいその1
八ヶ峰 残欠
残欠
八ヶ峰 その反対側の尾根。ほほう、これは昨年下見で覗いてみた尾根です。
その反対側の尾根。ほほう、これは昨年下見で覗いてみた尾根です。
八ヶ峰 五波峠着14.51
八ヶ峰まで行こうかと思いましたが、ちょっと時間切れです。明日もありますから。
五波峠着14.51 八ヶ峰まで行こうかと思いましたが、ちょっと時間切れです。明日もありますから。
八ヶ峰 ブナも秋までお預け
ブナも秋までお預け
八ヶ峰 タニウツギの季節
タニウツギの季節
八ヶ峰 ガマズミかなにか。よく似た花もるので・・・
ガマズミかなにか。よく似た花もるので・・・
八ヶ峰 性懲りもなくタニウツギ
性懲りもなくタニウツギ

活動の装備

  • ソニー(SONY)
    Xperia XZ2 Premium SOV38
  • キヤノン(Canon)
    パワーショット SX720 HS
  • その他(Other)
    TCL10Pro
  • その他(Other)
    Zenfone3 MAX
  • その他(Other)
    京セラ Urvano V03
  • その他(Other)
    浅野木工所 熊よけベル
  • その他(Other)
    冒険倶楽部 熊ベル AY-12
  • その他(Other)
    ワークマン エアロ ストレッチ クライミングパンツ
  • キャラバン(caravan)
    グランドキング GK68
  • その他(Other)
    アライツエルト スーパーライト・ツェルト1

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