活動データ
タイム
08:36
距離
25.4km
のぼり
716m
くだり
719m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今日は35,36番の2カ寺を打ったが、どちらも荷物をデポしてサブバッグで打ち戻りできる上、2つの峠を越えるとはいえ歩行距離も約25kmと短めなので昨日までの1週間に比べて楽な1日だった。 朝食を済ませて宿に荷物を残し、朝一番に35番に向かう。 町中を抜ける遍路道はいくつかあるので行きと帰りで違う道を選択する。 高台にある35番からは仁淀川の先にかすかに太平洋を望むことができた。 宿に戻って荷物を回収し塚地峠に向かう。 トンネルルートもあるが、開発を免れた昔ながらの風景を保ち国史跡にもなっている峠越えの青龍寺道は陽射しを遮り風が通って気持ちよく歩ける良い道だ。 歩き遍路には会わなかったが、途中で散歩中の地元の方から道中に点在する磨崖仏を案内してもらった。 3年前の遍路の時にどこかで「磨崖仏は見たか?」と聞かれた記憶がよみがえり、『ここだったのか、同じおじさんではないか』と不思議な縁を感じた。 36番からは横波半島を縦断するスカイラインを歩くルートと北側の浦ノ内湾沿いのルートがあるが、後者を選択したので橋の手前のコンビニに荷物を置かせてもらい参拝用品だけ持って打ち戻りした。 歩き遍路中に熱心に(しつこく)宗教勧誘されたという話をよく聞くが、横波スカイラインは頻発地点のようだ。 そういう私も今朝、35番に向かう途中でバイクのおじさんから「将来必ず役に立つから」と言われて渡されたのが新興宗教の勧誘リーフレットだった。 そんなことは無いのに悩んでいるような顔に見えたんだろうか? いや、遍路と見れば誰彼となく渡しているのだと思いたい。 今日の宿は、昨日は満室で賑やかだったそうだが今日は一人だけで貸し切り状態。 話し相手がいなくて残念だったが、たまには盛りだくさんの料理を堪能しながらゆったりした時間を過ごすのも良いと思った。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。