活動データ
タイム
05:17
距離
22.4km
のぼり
482m
くだり
479m
活動詳細
すべて見る「YAMAPのお陰で、人生が楽しくなりました」 内申点を稼げそうな作文を書くのは苦手な天邪鬼・石垣市民がそう書くのだから、余程のことなのである。 YAMAPに出合ったのは、ちょうど3年前の2000年5月。covid-19で地球放浪を中断し、国内旅行に切り替えた頃、くじゅうの宿泊先の女将に教えてもらった(プチ転機①)。 それまでの地球放浪では、街歩きや名所巡り、ハイキングが中心。グーグルマップで事足り、登山アプリというのを知らなかった。 でも、YAMAPのお陰で山登りが身近になっただけでなく、2022年5月に再開した地球放浪の幅が劇的に広がった。 例えば、フィリピン最高峰のアポ山(標高2954m)のジャングル登山道を歩くなんていう発想は、2019年まではあり得なかった。 もう一つ、YAMAPは「友達の輪」も広げてくれた。 「地球放浪アプリ」「地球放浪家が集うSNS」って、あるのだろうか? ブログは散見されるが、いかんせん同志が少な過ぎる。 これに対し、YAMAPのコミュニティーは人口が多い。しかも、山登りという活動を通じて、同じ趣味嗜好のリアル友達を作りやすいのがミソだ。 実際、YAMAPのお陰で、副業「天使ガイド」を立ち上げるに至った(プチ転機②)。 この展開も、2019年まではあり得なかった。最近では、島ガイドに加えて「地球放浪アドバイザリー業務」も手掛けている。 そして、弊社は今回、山口県のヒデさんをお迎えした。 昨年4月に続くご来島。創業のきっかけを作って下さったお得意様である。 📌天使ガイド——— 「美ら島ヘタレ天使のガイド㈱」の通称。石垣島在住の主が2022年、YAMAP㈱に寄生する形でバーチャル創業した。実体はない。 YAMAPER限定のサービスで、普通の観光客が見向きもしない山系の穴場を得意とする。無料という革新性も相まって、一部マニアの評価は高い。 主が地球放浪を本業とし、在宅中も酷暑・曇天だと外出したがらないため、不定休が多い。スクーターしかないので、送迎不可。 —————————————————— 弊社は「石垣島フルコース」として、 1⃣ぶざま岳「テラス」:川平湾のスーパービューは、他の追随を許さない。観光客は来ない 2⃣野底マーペー:魅惑の360度パノラマ 3⃣屋良部岳:奇岩からの絶景 4⃣平久保半島エコロード:非居住エリアのダート(市道)で、原生石垣島を味わえる。観光客は来ない を推している。 ヒデさんは昨年、1⃣3⃣をクリア済み。 今年は、日本最西端・与那国島と有人島最南端・波照間(はてるま)島をソロで歩き尽くした後で、残る2⃣4⃣のガイドを頼みますというオファーだった。「はい、喜んで❗」 🌴 🌴 🌴 🌴 🌴 週明けの石垣島は、季節外れ(?)の北風を伴いつつ天気がよくなり、冷房要らずの爽やかさ。10日の最低19.4℃、最高27.0℃。 例年、GWの喧騒と前後して梅雨入りのムードが漂い始めるが、週内は持ち堪えそうだ。 ヒデさんの予算(あざす!)で予約しておいたポンコツレンタカーでホテルまでお迎えにあがり、島の北端・平久保半島を目指した。 📌平久保半島エコロード─── 石垣島の北東に突き出た平久保半島の東岸(非居住エリア)を通る未舗装の市道。 観光客の普通車でも通れるように、市が平野ー明石10kmを(一応)整えた。明石ー伊原間3.6kmは未整備だが、歩ける。 西表石垣国立公園の指定区域。原生っぽい山々と美ら海に挟まれたダートは終始、眺めがいい。 —————————————————— 石垣島の北部、特に平久保半島は比較的マイナーだが、景勝地・平久保崎灯台の駐車場は満車。見たことのない混雑ぶりだ。 伊原間(いばるま)の集落にある「新垣食堂」には長蛇の列が出来ていて、これまた衝撃を受けた。GW明けの平日なのに。 他方、同じ半島の東岸に沿ったエコロードは、安定の静寂ぶりと景観だった。 平久保崎灯台まで来ておいてエコロードをスルーするのは、ローリング・ストーンズのライヴで"Brown Sugar"を観ずに帰るようなものだと思う。 でも、観光客にバレると魅力が激減するので、これでよろしいとも思う。 🌴 🌴 🌴 🌴 🌴 エコロードから野底マーペーに移動した。 車で林道を上れば10分で登頂できる低山だが、ヒデさんは当然の如く、ふもとからの登山道をチョイス。駐車スペースは、すっからかんだった。 ホテルにお迎えにあがってから絶え間なくおしゃべりしていたので、喉に軽い痛みを感じつつ、ジャングルを登っていく。 林道経由の3組を見かけたものの、山頂は喧騒とは程遠く、好天のお陰で美ら海の輝きも完璧。ご満足いただけただろう。 道中「Keithさんに出会っていなかったら、登ることはなかったですよ」とヒデさんに感謝されたのが、心に沁みる。 マーペーに登るのは何回目になるのか、もはや思い出せないが、この日のマーペーは格別だった。 石垣島随一の寿司屋「あけぼの」での打ち上げでは、昨年入荷なしだった島産の本マグロと邂逅。テンションが上がったところに泡盛を飲み過ぎ、まっすぐ歩けない状態で帰宅した。 「ガイドは趣味。対価は要りません」と豪語していたのに、ほとんど奢っていただくというご厚意に甘えたヘタレ石垣市民...... あ、ありがとうございます。よろしかったら、またお越し下さい。
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