東海自然歩道33日目(通算248日) 愛知県新城市四谷仏坂トンネル〜新城市三河大野駅

2023.05.06(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 48
休憩時間
1 時間 51
距離
21.0 km
のぼり / くだり
1474 / 1876 m
3
10
2 14
34
57
34
35
1 25
1 12
38
2 17

活動詳細

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 本日は外が明るくなり始めた4:20に起床。カフェオレとクラッカーの朝食の後に撤収作業を開始し、5:42に行動開始。昼から天気が下り坂という天気予報を見て、いつもより早目に行動開始を考えていたが、朝はダラダラしてしまう。  県道を歩いて、四谷トンネルを通過した後、5:51に仏坂トンネル手前の登山口から取り付く。かなりの急坂。汗をかきかき6:07に仏坂峠に到着。  峠からは針路を南に変えて、丁寧に間伐された見事なスギの中を登って行く。どのスギも60〜70年生は越えていようかという美品。その先は稜線を歩く。快適な稜線歩きなのだが、昨日から50m上ってまた下るといったアップダウンが連続し、かなり身体にこたえてきた。今日は眺望も霧雨で隠されて楽しめない。  7:23に838mピーク、7:55に788mピークと、雲の中でインターバル練習をしているよう。コースそのものは、快適な稜線なので残念。8:23に宇連山頂上への分岐に到着。  雨が本降りになってきた。山頂まで寄り道しようか迷ったが、10分ほど上って宇連山(929m)の頂上に立ち寄った。本来は三河湾まで望めるらしいが、雲で眺望はなかった。  分岐に戻り、ザックの中身を拡げて雨対策仕様にパッキングし直していると、男女が東から歩いてきた。2人のザックはともに15kgは越えている。尋ねてみると、思ったとおり東海自然歩道を高尾山から歩いているという。  2人はオランダからの旅行者で、東京に住んでいる叔父のところにお世話になっているときに、東海自然歩道の話を聞いて、それは面白そうと機材を揃えて歩き始めて2週間だという。  日本語を読むことも話すこともできないという。どうやって東海自然歩道を歩いているかと尋ねると、Google Mapのみで来ているという。さっそくYAMAPを教えてあげた。日本語がわからないと操作が難しそう。自分のブログにこの先の情報があるからと、そちらも教えてあげておいた。  日本に来る前は、オランダからイランまで自転車で旅行し、そこから陸路で旅ができなかったため、日本まで飛行機で来たとのこと。すごい2人だった。 いつまでも話していたかったが、連絡先を教えて、お互いの旅の安全を祈って9:07に行動再開。次の棚山高原に向かう。  並行して立派な林道が整備してある。どちらでもOKというようなことが書いてある。まずはオリジナルの東海自然歩道を歩く。9:50にふたたび林道と合流した。今度は林道を選択してみた。どうも方向が違うが、いずれ東海自然歩道に合流するだろうと思い込んで歩いたら10:11にゲートとあり、西向きの舗装路につながってしまった。どうやら方向を間違えたよう。おそらく2つ目の合流地点の林道でもOKの表示は、西に向けて歩く人のみに向けたメッセージのようだ。この辺りの標識はそういうパターンがよくある。  地図を見ながら前後策を検討。ゲート周囲を探すと、南方向に30mほどの山を越えて復帰する道がありそう。踏み跡のほとんどない道を若干後悔しつつ歩き始める。ほんの少しの藪漕ぎを経て、10:34に棚山高原で東海自然歩道に復帰できた。よかった。雨が強くなって、心細くきた。  10:56に棚山高原の休憩所の四阿にたどり着いて小休止。ここはかつてのキャンプ場だが、いまは廃屋のみが残る。  雨が弱くなってきたのを見計らって稜線の道を進む。11:33に玖老勢峠を通過。最後に急坂を力を振り絞って進み、12:24に鳳来寺山の山系の592mの肩にたどり着いた。  ここからは樹木の少ない岩綾帯。眺めが良い。しかも雨が小降りになってくれた。岩に掛けられた階段を何度か上り下りして、13:07に鳳来寺山山頂(684m)に到着した。  ここから先は人の足跡が多い。奥の院を通過して、13:56に鳳来寺山本堂にお参り。本堂正面に大きな休憩所があるので、しばらく休憩して山コーヒー。  14:21に行動を再開して、14:30に東照宮、15:03に行者越え、15:12に湯谷峠と順調に進む。危惧されていた天候も、鳳来寺山から先は持ち直してくれている。  15:54に引地でJR飯田線の踏切を渡り、その先の桐谷の吊り橋を渡って大野の町に入る。  大野は古くから秋葉街道の宿場町や木材の集積地として栄えたところ、家並みを眺めながらこの町で東海自然歩道を離脱。町並みを一通り眺めてJR飯田線三河大野駅で17:37に行動終了とした。  休みは明日までだが、天候の悪化が懸念されるため、今回の東海自然歩道トレッキングはここで一区切り。

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