朝里岳・余市岳

2023.05.05(金) 日帰り

活動データ

タイム

04:08

距離

11.2km

のぼり

590m

くだり

591m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 8
休憩時間
33
距離
11.2 km
のぼり / くだり
590 / 591 m
35
1 26
1 12
20

活動詳細

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追記:国際スキー場ゴンドラは5/7まで運行予定 3月山頂に雲の傘がありホワイトアウトが予想され諦める 4月爆風で急登チャレンジ中飛ばされそうになり断念 と過去二度撤退していたので 確実に登頂したく天気予報とてんくらを見て本日決行 前日やり取りをしたら山友・ボード友達のクリスさん(年齢は私の半分)が来るというので今日は2人 札幌国際スキー場に朝9時に着き ゴンドラに乗って朝里岳中腹で降りる 他にも登山客が複数いるようで安心する 晴れているが、少し遠くの方が霞んでいるよう 登山開始 クリスさんはツボ足、私はチェーンスパイク まず朝里岳山頂を目指す 雪が解けて木が露出しており 前回来た時より山頂が近く見える 近く見えていても30分以上登り続け やっと山頂 かなり暑くなり クリスさんは半袖になっている まだまだ途中、山頂で写真撮ることも忘れ、見えている余市岳に向かう 飛行場と呼ばれる大雪原を渡り 一度大きく降りたら余市岳山頂への急登が壁のようにそびえる 前回断念した登り 風はないがいつまで続くのかと不安になるくらい長い道 頻繁に膝に両手を置き、息を整える やはり頻繁にGPSで残りの距離を確認 スキーで登っている先行の方に近づき 「キツいですね」と漏らす そして待望の余市岳山頂 何度もズボり ハイマツを避けながら山頂標識に着く 登頂してこんなに嬉しいことがあっただろうか 写真を撮り、昼ご飯を食べる あとから続々と人がやってきて挨拶を交わす 下山開始、まもなく慎重に急登をくだる 急登が終わると、緊張がほどけて、気持ちがゆるまっていく クリスさんは私の活動日記を熱心に読んでくれているようで「今日は何を書くか決めていますか」とふいに聞いてくる 「三度目のリベンジ、とか書くのかな、他に何も考えてないなあ、今日は一人じゃないし、考えてもすぐ忘れるんだよね」 「私もニュージーランドで一人で登っていた時、やはりいろいろ考えて、それをブログに書いたりしてました」 「へえ、これからYAMAPにも書けば?」 「それは恥ずかしいです」 「僕も恥ずかしくて自分の読み返せないけど、意外に読んでくれるよ、反応あると嬉しいし、時々ダイレクトメッセージ来たり」 「それはいいですね、でも知り合いに読まれたくないので、アカウント変えて書こうかな」 そんな会話をしながら、みんな恥ずかしがりなのか、書いている人は私のように恥のかき捨て的な心情なのか、それとも多くの人は内面はさらす必要がないと感じているのか…とぼんやり考える 確かにYAMAPでは山の情報さえあれば充分かもしれない でも私のように何か付け加えたい人は理解されたい・認めてほしいという承認欲求があったりするのだろうか 日頃あまり自己主張は強くないと自分では思っているが、山のハイテンションで自制心が吹き飛ばされ、自分を解放したくなっているのだろうか… いや単純に他の人と「違い」を出したいだけかもしれない 今度一人の時その辺を考えてみよう 少なくとも欲求不満はないと思うけれどよくわからない なんて思いながら 飛行場のだだっ広い雪の上で二人無言で歩く まもなく朝里岳山頂を通り過ぎ しばらく歩くと臙脂色のゴンドラの建物が目に入る そして下山完了 満足感に包まれたまま ゴンドラに乗り 駐車場に着いて解散

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