熊野古道を行く(11)大辺路(串本〜補陀洛山寺)

先月4/9〜4/12迄4日間掛けて踏破した、熊野古道大辺路の紀伊田辺〜串本間。 早く続きが歩きたい衝動が抑えられず、帰宅後すぐに次の計画を立てる。 不定期企画「熊野古道を行く」。 前回に引き続き、今回は大辺路の後半、串本から補陀洛山寺までのコースを歩く。 [1日目、串本〜紀伊浦神] 始発の各駅停車で和歌山駅へ。 そこから更に電車を乗り継ぎ、9時15分に串本駅着。 1日目のルートは全般的に舗装路。 特に古座川から先の国道42号線は歩道の狭い所も多数。 クルマには充分な注意が必要だ。 [2日目、紀伊浦神〜補陀洛山寺] 最終日のこの日は4ヶ所の峠越えがある。 といっても高低差はあまり無く、1日目の舗装路歩きとは対照的に、石畳が残るハイキングコース。 各所にある地蔵や田植えを終えたばかりの里山の原風景を横目に見ながらのルートは、日頃の気忙しさを忘れさせる。 4つの峠越えを終えて、昼12時、ゴールの補陀洛山寺に到着。 のべ6日間に及んだ大辺路完全踏破。 だが、頭の中は達成感よりも、次の計画がぼんやりと浮かび始めている。